お笑い芸人の明石家さんまが、14日放送のMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』（毎週土曜　後10：00）に出演。今月4日に東京・渋谷区で接触物損事故を起こし、11日に芸能活動を自粛することを発表したFUJIWARAの藤本敏史について言及した。

　さんまは「フジモンがちょっと、ああいうことがあって、落ち込んで連絡あったんですけど」と切り出すと「本人からいうとね、もうパニクっている状態なんやって。人に言うときは、冷静にわかる。降りて謝って、警察に連絡して、保険屋さんに…っていうのは普通の段取りはわかっている。いざ、その時になると、自分の気持ちが弱かったっていう話は、いろいろ迷惑かけますっていう連絡をいただいたんですけど」と振り返った。

　村上ショージから「『さんまのお笑い向上委員会』もね、どうするかっていう話が出ていましたけど」と向けられると、さんまは「編集とか大騒動でやっていると思います」とコメント。ショージが「穴を埋めにいきます」と意気込むも、さんまは「キャラが違う。アイツは、オフでチラチラっていうのがうまいから」と分析していた。

　藤本本人は、11日に吉本興業の公式サイトを通じて「この度は事故を起こしてしまい、また、事故直後に適切な対応ができておらず、浅はかな行動をとってしまい、被害者の方に対して大変申し訳ない思いです。被害者の方には、ご多忙の中で直接謝罪させていただく機会を設けていただきました」と謝罪した。

　藤本は1970年12月18日生まれ、大阪府寝屋川市出身。NSC大阪校8期生。89年に相方の原西孝幸とFUJIWARAを結成。東京に進出後、バラエティー番組などで活躍し、2010年8月に木下優樹菜と結婚、19年12月に離婚を発表した。木下との間に2人の娘がいる。今年8月には年下の一般女性との交際が報じられた。

　番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。