俳優の沢村一樹が13日、都内で行われたカンテレ・フジテレビ系の新月10ドラマ『トクメイ！警視庁特別会計係』（16日スタート、毎週月曜　後10：00）の製作発表会見に出席した。放送を前に、ドラマ考察班に忠告した。

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　経費削減の特命（トクメイ）のため奮闘する特別会計係の目線を通じ、事件を解決へと導く新しい警察エンターテインメント。緊縮財政を強いられた警察組織が、警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署にメスを入れ、“経費削減”テストを行うことを決めた。その特別命令を背負い、本庁から特別会計係の女性警察官・一円（はじめ・まどか＝橋本）が派遣される。

　そこで待ち受けていたのは無駄な器物破損や、いかがわしい情報屋との交流、使途不明な経費などがまかり通ってきた所轄署のひと癖もふた癖もある個性豊かな刑事たち。「捜査に金は必要だ！」と話す刑事たちと、時にぶつかり合い時に協力して、事件に向き合っていく。

　沢村は、理不尽な捜査も必要悪として突き進む刑事課強行犯係の係長・湯川哲郎役を演じる。自身の役柄について「昭和のおじさん刑事です」と説明し、「乱暴なシーンがあったりするので、SNSでバズったとしても役なので」と忠告。「でも、ちょっとバズって宣伝になればいいなと思っています」と呼びかけた。

　そして「お金にフォーカスをしているのは、もちろん、脚本がすごく面白くて」と絶賛。「伏線の張り方がすごく上手。最近、SNSでもいろんなことをチェックしてくれる人がいますが、楽しめると思います。3話ぐらいまたいで回収されるところもあると思います」と期待を高めた。