藤井流星（WEST.）と矢吹奈子がこのほど、ABCテレビ制作・テレビ朝日系ドラマL枠『18歳、新妻、不倫します。』の取材会に参加した。作品への意気込みを語り、藤井は作中で登場する“キュンキュンワード”を披露した。

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　今作は、わたなべ志穂氏の同名コミック（小学館「プチコミックフラワーコミックスα」刊）を実写化。大富豪で絶対的な権力を持ち、帝国とも称される「三条グループ」本家の一人娘で“お姫様（おひいさま）”の明花（矢吹）がお見合い結婚から逃れるべく、自身のボディーガードで“超ハイスペック”な藤宮煌（藤井）と偽装結婚することから始まるラブストーリー。

　藤井は、自身が演じる役について「めちゃくちゃかっこいいです。ここまで決めぜりふが出てきて、クールでカッコいい役はやったことないので、原作を読んで『あれ、これ、俺がやるのか』というのはありました」と苦笑い。「とにかくかっこいい役。それをどこまでできるか。頑張ろうかな」と力を込めた。そして「関西感が出ないように。煌は、まとったオーラがあるので、かっこ良さを体現できたら」と意気込んだ。

　矢吹は、“お姫様”という役柄について「最初はイメージしがたかった」と率直な思いを明かし、「憧れの存在かもしれないけれど、おひいさまだからこその悩みもあったり、お付きの煌に対して、わがまままを言ったりするところもあるのですが、よく笑って、よく泣いて、よく怒る子」と表現した。そして「私は自分の気持ちを抑えてしまうことが多いので、憧れの存在でもあるなって思っています。そんな明花を演じられるのがうれしいです」とにっこり。「いろんな衣装が着られるのが楽しみです。衣装合わせも3時間くらいかかりました。いろんなメイクも見せられるようにしたいし、楽しみです」と語った。

　藤井は、煌による “キュンキュンワード”が「1話に3回ぐらい出てくる」と予告。取材会でその内の1つを実演することに。藤井は「ちょっとこの雰囲気でやるのは難しいなあ。（お客さんのいる）コンサート中ならレスポンスあるかもしれんけど、この空間やったら絶対に反応がないので」と恥ずかしがりつつ、矢吹が選択した「俺は好きな女を傷つけられたから怒ってるんだけど」を披露。「俺が実演したら、矢吹さんが『フー！』って言ってください。それがないと、心折れそう」という約束通り、矢吹の「フー！」と報道陣からの拍手で、場は盛り上がった。

　テレビ朝日では、毎週土曜日深夜2時30分〜、ABCテレビ（関西）では毎週日曜日午後11時55分〜放送される。きょう21日と22日は第2話の放送となる。