将棋の第71期「王座戦」五番勝負第4局が11日に行われ、挑戦者の藤井聡太七冠（21）が永瀬拓矢王座（31）を下し、史上初となる全八冠独占を達成した。将棋ファンとして知られるお笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄がコメントを寄せた。

　高橋は「藤井八冠誕生は本当に歴史的な偉業で、それを目撃できたことが将棋ファンとして幸せです。藤井八冠にとっては通過点だと思うので、これからも将棋ファンが驚くような、そしてさらにすごい姿を見せて欲しいなと思います」と祝福した。

　この日ちょうど午後9時ごろ、138手で先手の永瀬王座が投了。3勝1敗とし、藤井王座が誕生した。王座のタイトルを獲得したことで、前人未到となる八冠すべてを手にした。

　「ここ１年のタイトル戦の結果は良かったんですけど、それに見合った力があるかというと、まだまだだと思う。引き続き実力を付けていくことが必要だなと思っています」と謙虚に語った。