元HKT48の兒玉遥が、9月29日放送のテレビ朝日系『しくじり先生 俺みたいになるな!!』（毎月第4金曜　深0：50※一部地域を除く）に出演した。過剰な反省で自分を追い込みすぎてアイドルを引退してしまった真相を初告白し、HKT48時代につづっていた“反省ノート”の衝撃内容も初公開した。

【写真】その他の写真を見る

　兒玉は、HKT48第一期生であり、初期の中心メンバーとして活躍。しかし、その華々しい活動のウラで、ストレスにより20キロ激太り＆うつ状態で2年間休養していたことを打ち明けた。ストレスの原因は“過剰な反省で自分を追い込みすぎた”からだと話し、「反省して頑張っている自分が大好きで、反省することに酔いしれる“反省ーズハイ”になっていたんです」と告白。

　その背景には「プライドが高いからほかのメンバーには負けたくないけど、自信がないから常に負けていると思い込んでしまう…」という自身の性格があったと話した。さらには、アイドル時代の8年間で36冊にもなる反省ノートを作成していたことも明かし、教室からは「えーー！」「それはスゴイ！」と驚きの声が上がった。

　兒玉は、2011年の中学3年のときに、HKT48の第一期生オーデイションに合格。直後は「私、合格できてバリイケてるじゃん！」と舞い上がったものの、レッスンが始まると歌もダンスも未経験だった兒玉はメンバーとのレベルの差にがく然。「一瞬でもイケてると思ったことを大反省」したと振り返った。

　ここから、過酷な反省人生がスタート。2011年11月の劇場デビューでまさかのセンターに抜てきされるも「私がセンターなんて周りからの不満が出るに決まってる！喜んじゃいけない！」とまったく喜ぶことができなかったと吐露。そのとき反省ノートにつづっていたのが、「人は、頑張ってる人しか応援してくれないんだよ。今、頑張ってる？」という自分を責めたてるような内容であったという。

　ノートの写真を見たオードリー・若林正恭は「山ちゃん（＝南海キャンディーズ・山里亮太）に似てるな…。ノートで自分を叱るんだよね」と分析。その言葉に、兒玉は、「（限界に追い込まれると）急にもう一人の自分、小さい“リトルはるか”が出てきて自分を追い込んでいくんです」と当時の葛藤を激白していた。

　その後、日々、リトルはるかに追い込まれ、反省がさらに過剰になっていったという兒玉は、HKT48のシングルデビュー曲でセンターから降板したとき、どん底の精神状態で反省ノートに書きなぐった内容も打ち明ける。

　今回の授業は『ABEMA』で見逃し配信中。そしてあす6日は、兒玉の授業後半戦を放送。激太り＆休養の真相や、ネットをザワつかせた“あの事件”の真実を初告白する。