King ＆ Princeの永瀬廉が3日、都内で行われた映画『法廷遊戯』（11月10日公開）完成披露試写会イベントに登壇した。この日は、共演の杉咲花、北村匠海、大森南朋、戸塚純貴 深川栄洋監督が参加するなか、劇中の“無辜ゲーム”をイメージした壮大な演出で現れると「すいません、ライブなんすよ…」と恐縮にしながら大歓声を浴びた。

【写真】その他の写真を見る

　スモークがたかれた階段を降りると「俺らダンスボーカルユニットみたい。踊りかけたもん」というと北村が「踊る？」と悪ノリすると「やらないって！」と早くも息ぴったり。戸塚が「盛り上がってるか〜い！」と歌手さながらに呼びかけ永瀬は「あなたその職業やったことないでしょ、どっちかというとここなのよ」とツッコミを入れて盛り上がった。

　2階まで埋まった観客に向け永瀬が会場の規模感に驚くと、北村も「なんか楽屋がおかしいと思った。フェスに来てくれるかのような…」と感心。「お客さんが2階まで来てくれて」と眺める永瀬に、北村も「ほら、（永瀬が）『2階』って言っただけでキャーッって」と盛り上がり具合を指摘。あまりの大興奮具合に永瀬が「聞いてください、僕の話（笑）」と観客をなだめていた。

　今作は、五十嵐律人氏が現役司法修習生時代に刊行し、「ミステリが読みたい！」2021年版新人賞受賞など、ミステリー界の新星として話題になった本格法廷ミステリーの同名小説の実写化。『神様のカルテ』『白夜行』の深川栄洋氏が監督、『総理の夫』『流星ワゴン』の松田沙也氏が脚本を手がける。

　ロースクールに通い、弁護士となる主人公・セイギこと久我清義と、その同級生の織本美鈴（杉咲）と結城馨（北村）。裁判ゲーム“無辜ゲーム”で実際に起こった殺人事件をきっかけに、3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆくノンストップ・トライアングル・ミステリー。