俳優のトム・ホランドが主演を務める「スパイダーマン」シリーズの『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』（2019）と『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』（2021）が、11月3日・10日に日本テレビ系『金曜ロードショー』枠で放送されることが2日、発表された。両作品の放送は、地上波初となる。

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　「スパイダーマン」は、アーティストのジャック・カービーとスタン・リーが1962年に発表したスーパーヒーロー。ごく普通の若者でありながら、偶然手に入れた超人的能力のために、ヒーローとなる宿命を背負った。

　2002年からは、トビー・マグワイア主演の3部作（サム・ライミ監督）、12年からはアンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ（マーク・ウェブ監督）、17年からトム・ホランド主演のシリーズ（ジョン・ワッツ監督）が公開された。いずれも世界中で大ヒットを記録し、誕生から60年を超える現在でも世界中で愛され続けている。

　3日午後9時から午後11時9分までの放送枠15分拡大で送る『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』は、前作『スパイダーマン：ホームカミング』でスパイダーマンとしてヒーロー・デビューし、ご近所ヒーローとして一躍人気者になった高校生ピーター・パーカーが新たな事件に巻き込まれる。今回は、スパイダーマンことピーター・パーカーが、地元ニューヨークを飛び出し、ヨーロッパ修学旅行に出発。ヴェネツィア、プラハ、ロンドンと観光名所を舞台に新たな強敵・エレメンタルと壮絶バトルを繰り広げる。

　本格ヨーロッパ・ロケを敢行した美しい風景、巨大モンスターに戦いを挑むアクション、新たに登場するスパイダー・スーツ、ピーターとMJ（ミシェル・ジョーンズ）の初々しい恋愛模様など、見どころ満載となっている。

　10日午後9時から午後11時24分までの放送枠30分拡大で送る『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』は、全世界で19億ドルを超える興行収入を記録したシリーズ最終章にして最大ヒット作。前週放送の『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』の衝撃的なラストで、その正体を世間に知られてしまったスパイダーマン。親愛なる隣人ヒーロー最大の危機に、“至高の魔術師”のドクター・ストレンジが、新たなるピーターの指導者として登場する。

　ストレンジは、人々からスパイダーマンの正体に関する記憶を消すために、禁じられた魔法の呪文を唱える。しかし、呪文は思いもよらない効果をもたらしてしまう。クライマックスには、歴代のスパイダーマンが集合するサプライズもある。