昨年8月に宝塚歌劇団を退団した俳優の珠城りょう(34)が29日、都内で行われたミュージカル『天翔ける風に』ゲネプロ前囲み取材に参加し、初日を迎える意気込みを語った。
珠城は「けいこ初日からきょうまであっという間で、情熱を注いでまいりました。今はお客様が入られたら、どんな空気感になるのかとても楽しみです。ソワソワするのですが、ワクワクしてます」と心境を明かした。「役者一人ひとりに愛情を注いでくださり、舞台を作るのを楽しんでらっしゃる方。けいこ場も明るい空気に満ちていて、人間パワースポットと呼んでいるのですが。そんな先生と一緒にやることができてうれしいです」と演出を手掛けた謝珠栄氏に感謝を伝えた。
そして「演劇的な要素が強くて、せりふの量も膨大。せりふと歌のバランスを調整するのに苦戦しました。幕開け冒頭からことが起きていくので、ずっと苦悩し続けているのが大変でした。殺陣の基礎的なトレーニングをしたのですが、次の日とんでもない筋肉痛になって」と苦労があったことを告白。「皆さんが、本当にすばらしいボールを投げてくださる。自然に心が動いていったので、そんな皆さんと作れることが非常にうれしかったです。大変でしたが、やりがいを感じてました」と達成感をにじませた。
月組の先輩にあたる剣幸(69)は「宝塚時代のものも拝見させていただいたのですが、ノーマルな宝塚らしい男役。お芝居が自然。気負ったり、背負ったり、みたいな感覚が一切ないのに組のカラーが出ている。温かさの中に力強さを感じられる。人の良さや真面目さを下級生が見習っていたのかな」と月組トップスターとしての姿を絶賛。今回の舞台を経ても「やっぱりち密にお芝居を計算して表現するだけではなく、心があるんだなと」と感心した様子で、珠城は顔を手で覆いながら照れていた。
同作は、ドストエフスキーの小説『罪と罰』をもとに野田秀樹氏が幕末の日本を舞台に描いた『贋作・罪と罰』を、謝氏がミュージカル化し、2001 年に初演、03 年、09 年、13 年と上演を重ねてきた。イマジネーションを駆使した空間演出で魅せ、スタイリッシュに音楽の美しさを際立たせ、高い評価を受けてきた。10 年ぶりとなる今回、謝氏自らの手でリニューアル上演される。
主人公・三条英(珠城)は江戸開成所に通う塾生。彼女以外はすべて男性という社会で孤軍奮闘している。英は、生活が苦しい人から法外な利息を取る高利貸しの老婆の殺害を計画するが、偶然そこに居合わせた老婆の妹までも殺してしまう。英と同じ志を持つ、才谷梅太郎(屋良)は、動揺する英の様子に気付き、彼女を心配するが、才谷もまた時代の大きな流れの中心にいる。
囲み取材には、屋良朝幸、謝氏も参加した。
珠城は「けいこ初日からきょうまであっという間で、情熱を注いでまいりました。今はお客様が入られたら、どんな空気感になるのかとても楽しみです。ソワソワするのですが、ワクワクしてます」と心境を明かした。「役者一人ひとりに愛情を注いでくださり、舞台を作るのを楽しんでらっしゃる方。けいこ場も明るい空気に満ちていて、人間パワースポットと呼んでいるのですが。そんな先生と一緒にやることができてうれしいです」と演出を手掛けた謝珠栄氏に感謝を伝えた。
そして「演劇的な要素が強くて、せりふの量も膨大。せりふと歌のバランスを調整するのに苦戦しました。幕開け冒頭からことが起きていくので、ずっと苦悩し続けているのが大変でした。殺陣の基礎的なトレーニングをしたのですが、次の日とんでもない筋肉痛になって」と苦労があったことを告白。「皆さんが、本当にすばらしいボールを投げてくださる。自然に心が動いていったので、そんな皆さんと作れることが非常にうれしかったです。大変でしたが、やりがいを感じてました」と達成感をにじませた。
月組の先輩にあたる剣幸(69)は「宝塚時代のものも拝見させていただいたのですが、ノーマルな宝塚らしい男役。お芝居が自然。気負ったり、背負ったり、みたいな感覚が一切ないのに組のカラーが出ている。温かさの中に力強さを感じられる。人の良さや真面目さを下級生が見習っていたのかな」と月組トップスターとしての姿を絶賛。今回の舞台を経ても「やっぱりち密にお芝居を計算して表現するだけではなく、心があるんだなと」と感心した様子で、珠城は顔を手で覆いながら照れていた。
同作は、ドストエフスキーの小説『罪と罰』をもとに野田秀樹氏が幕末の日本を舞台に描いた『贋作・罪と罰』を、謝氏がミュージカル化し、2001 年に初演、03 年、09 年、13 年と上演を重ねてきた。イマジネーションを駆使した空間演出で魅せ、スタイリッシュに音楽の美しさを際立たせ、高い評価を受けてきた。10 年ぶりとなる今回、謝氏自らの手でリニューアル上演される。
囲み取材には、屋良朝幸、謝氏も参加した。
2023/09/29