料理研究家・平野レミ（76）をモデルに開発したChatGPTを利用したタレントロボット『AI平野レミロイド』および『クラフトフレッシュバジルモッツァレラ』発表会が20日、東京・森永乳業本社で開催。平野本人と、AI平野レミロイドが登場した。

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　少子高齢化が進む日本において、人材不足というキーワードは社会課題として重要なテーマとなっている。一方で、AIやメタバースに代表されるようにテクノロジーは急速なスピードで進化しており、新しい日常を実現するためには、さまざまな選択肢とチャレンジが必要となっており、同社では営業や商談をロボットが行う時代を見据え、日本初となるChatGPTを利用したタレントロボット『AI平野レミロイド』を開発した。

　コンセプトは「商談・販売活動ができるロボット」。ChatGPTを利用した商品紹介だけにとどまらない機能を搭載し、AIにより、顔と話し方までリアルに再現した。披露を前に、平野は「楽しみ！おっかなくて、どんな人が出てくるのか、これでしょ？これでしょ？」とおなじみのマシンガントークで期待をふくらませた。

　いざ対面となると、平野レミロイドの隣に寄り添いながら「うわっ、しゃべった！すごい時代になりましたよね、アンドロイドでなんだってできちゃう。この人、私なんですよ。全然シワがない（笑）。でも、夜中出てきたらおっかないですよね」と大喜びだった。

　この日もパワフルな話しぶりで、会場を盛り上げた平野だったが、元気の秘けつについて「よく寝ること。嫌いな人とは付き合わない！嫌な人って、ずっと嫌な人でね、ずっと経ってからまた会っても、やっぱり嫌な人でした（笑）。健康によくないから、いい人とお付き合いした方がいいですよね」ときっぱりと明かし、笑いを誘っていた。

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