バレー男子の石川祐希選手、西田有志選手、高橋藍選手(※高=はしごだか)が3日、都内で行われた『FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023』まもなく開幕!スペシャルイベントに登場した。野外でのイベントとなったが、3選手を一目見ようと、700人を超える観客が訪れた。 冒頭では、2日に22歳の誕生日を迎えた高橋選手に、石川選手と西田選手からプレゼントも。気になる中身について向けられた西田選手は「内緒です(笑)」と茶目っ気たっぷりに答えた。 石川選手が「チーム力もどんどん上がってきているんじゃないかな」と手応えをにじませると、西田選手も「アジア選手権でやっと自分のパフォーマンスが戻ってきた。あと1ヶ月ちょっとで始まるので、いいパフォーマンスを出せるように練習に励んでいけたら」と言葉に力を込めた。 バスケ男子日本代表のW杯最終戦が2日に行われ、パリ五輪への出場を決めたが、富樫勇樹選手と親交のある西田選手は「バスケットボール見るのがすごく好きで、知り合いの方が試合に出て、ものすごく緊張感がある中でああやって結果を残す、すごく感動しました。次は自分たちの番だと引き締まりましたし、まずは本当におめでとうございますという気持ちです」と感慨深げにコメント。 河村勇輝選手と同い年の高橋選手も「バスケの試合がある度に『頑張って』と(連絡を取っていた)。お互いに刺激を受けながらやっています。刺激をしあって、いい関係性でできているのかな」と笑顔。石川選手は、渡邊雄太選手が見せた涙に触れ「あれだけ涙を流して喜んでいる姿を見ると、結果に現れて、僕自身もうれしく思いましたし、それだけかけなければ、オリンピックの切符を取るのは難しいと思いました。僕たちも同じ気持ちでやっているので、次は僕たちの番だなと感じています」と宣言していた。 バレーボール世界三大大会の一つの『ワールドカップ』は、オリンピックの前年に行われる4年に一度の大会。男女ともにFIVB(国際バレーボール連盟)世界ランキング上位24ヶ国(五輪開催国フランスを除く)のうち8ヶ国が参加して総当たり戦を行い、上位2ヶ国が『パリ2024オリンピック』の出場権を獲得する。 フジテレビ系では、日本戦全14試合を午後7時〜8時54分まで生中継する(延長対応あり)。女子は16日から24日、男子は9月30日から10月8日まで開催される。この日のイベントの進行は、フジテレビの堤礼実アナが担当した。