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映画『スラダン』興収157億円で終映 歴代興収13位で幕…上映最終日は国内興行1位で有終の美

 昨年12月3日に公開されたアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』(スラムダンク)の最終興収が1日、発表された。終映したきのう8月31日までの公開272日間で観客動員数1088万2776人、興行収入157億3371万5060円を記録した。なお、歴代興収ランキングは12位の『アバター』(2009年)の興収159億円に続いて、13位にランクインしている。(※14位は『崖の上のポニョ』の興収155億円)

映画『THE FIRST SLAM DUNK』のポスタービジュアル(C) I.T.PLANNING,INC.(C)2022 SLAM DUNK Film Partners

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 作品の公式SNSでは「『THE FIRST SLAM DUNK』は、昨日国内最終日を迎えました。最終日のデイリー興行ランキングで1位でした。約9か月間にわたって映画館に足を運んでくださった全ての方々、本当にありがとうございます!皆さまからのコメントがこのロングランの原動力でした」とファンに感謝した。

 同作は、『週刊少年ジャンプ』で1990年42号から1996年27号まで連載していたバスケットボール漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』が原作。湘北高校バスケ部に入部したバスケ初心者の主人公・桜木花道が、チームメイトの流川との衝突や強豪校との試合の中で才能を急速に開花させていく姿が描かれている。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』のポスタービジュアル

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 手に汗握る試合の描写やバスケに青春を懸ける登場人物たちが、読者の共感を呼び圧倒的な支持を受け、国内におけるシリーズ累計発行部数は1億2000万部を突破。1993年〜1996年にテレビアニメが全101話放送された。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』のポスタービジュアル

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 新作映画では、監督・脚本を原作者の井上雄彦氏、アニメーション制作は東映アニメーション/ダンデライオンアニメーションスタジオが担当。湘北メンバー5人のボイスキャストは、テレビアニメ版から一新され、宮城リョータ役を仲村宗悟、三井寿役を笠間淳、流川楓役を神尾晋一郎、桜木花道役を木村昴、赤木憲役を三宅健太が務めた。

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  • 朝日新聞に掲載された映画『THE FIRST SLAM DUNK』の全面広告(写真は東映が提供)
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