活動休止中のダンス＆ボーカルグループ・AAAの宇野実彩子が25日、楽天モバイルパーク宮城で開催された「東北楽天ゴールデンイーグルス×福岡ソフトバンクホークス」で始球式を務めた。

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　宇野が始球式を行うのは、2018年6月以来、5年ぶり。楽天のユニフォームに、ホワイトのショートパンツをスタイリッシュに合わせ、背番号は「335」。名前「実彩子（みさこ）」からとったという。

　笑顔を見せつつソワソワした様子の中マウンドへ上がると、丁寧にお辞儀をし、捕手を務めた伊藤裕季也選手を目がけ、左足を真っ直ぐ上げ、右足一本でしっかりと直立するダイナミックな投球フォームを披露。ボールはホームベース手前で2バウンドも、ミットに届くと、スタンドから大きな拍手と歓声が贈られた。

　宇野は「ホームベースまで遠かったです。始球式の前に、球団の方とキャッチボール練習をさせていただいたときは届いていたので、悔しいです」としながらも、「スタジアムはとても気持ちよかったです。楽天ゴールデンイーグルスのファンの方もソフトバンクホークスのファンの方もみんな温かくて楽しくできました」と充実の表情。

　自己採点は「85点。前回5年前の始球式は自己採点で60点だったのでそれよりはうまくできたと思います。15点足りなかったのは、（ホームベースまでノーバウンドで）届かなかったからです」と笑顔を浮かべた。

　また、この日は、Rakuten.FMのラジオ出演やトークイベントにも出演し、「今日（きょう）はスタジアムでお祭り（六県祭り）も行なわれていたので高揚感のある雰囲気で一緒に盛り上がれました」とコメント。

　宇野は今年でソロ活動5周年を迎えた。来月6日には、ソロ活動5周年記念アルバム「PEARL LOVE」をリリースする。16日からは、新アルバムを引っ提げ、全国8都市を回るライブツアーも行う予定。「秋から始まるツアーは、ソロ活動5周年の集大成なので、駆け抜けていきます。最高のツアーにして、皆さんと最高の思い出を作りたいので頑張ります！」と引き締まった表情で語った。