「レゴランド・ジャパン・リゾート」を運営するレゴランド・ジャパンは17日、従業員の働きやすい環境づくりの一環として、9月1日より選択的週休3日制を導入することを発表した。

　サイトでは「このたび導入する選択的週休3日制は、育児・介護を目的として希望する従業員を対象に、年間休日数を156日（通常120日）とし、毎月所定分の休日を付与する制度です」と説明。

　「同じ月内において、週40時間の労働時間を維持しながら週休3日を取得することで給与を減額しない『総労働時間維持型』での働き方と、勤務実態に応じて給与等が減額される『報酬削減型』での働き方を自由に選択することができ、育児や介護により時間を使いたい従業員をサポートします」とした。

　多様な働き方の実現に向け“働き方改革”を推進しているという同社は、昨年4月、従業員・アルバイトの身だしなみ基準を撤廃。身だしなみを個人の判断にゆだねることで、スタッフ一人ひとりの強みを生かし、個性を表現できる職場づくりを行なってきた。今回は、育児・介護を行う社員に、より働きやすい環境を提供することで、従業員の働きがい向上と、それによる顧客満足度向上を目指します。。

　同社は「チームでまたひとつ、通例にとらわれずに改革を実現できました。家族の時間を大切にできる環境をゲストと同じく、従業員にも増やせることをうれしく思います」とコメントしている。