動画配信サービス「Netflix」で11日より独占配信がスタートした、映画『ハート・オブ・ストーン』。ワンダーウーマン役で知られるガル・ガドットが、敏腕スパイ“レイチェル・ストーン”にふんし、怒とうのアクションを繰り広げるスパイムービーだ。これまで多くのアクション映画に出演してきた彼女にとっても、「今までで一番大変でした」と振り返る過去一過酷だった撮影の裏側について紹介する。※記事内のガル・ガドットのコメントは2023年6月に収録されたもの。

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　レイチェルは高い身体能力と天才的頭脳を誇り、“有能すぎて”イギリスの諜報機
関MI6 と、世界平和のために活動する秘密組織チャーターの2つの組織に所属する超一流エージェント。あるとき武装組織に仲間を殺された彼女は、組織の目的は世界中のシステムを操作できるテクノロジー［ハート］を手に入れることだと知る。スマートフォンから飛行機の操作まで、あらゆる機械にアクセスできる［ハート］が悪用されると世界は崩壊の危機を免れない…。奪われた［ハート］を奪還するためレイチェルは敵組織の足取りを追うが、その背景には予想を超えた事態と驚愕の黒幕が…。

　極寒の雪山を生身で滑走するシーンや、砂漠での肉弾戦など、ロケーションとしての過酷さに加え、上空で爆発する飛行船から飛び降り、滑空しながら肉弾戦を繰り広げるなど規格外の戦闘シーンも盛りだくさんな本作。ガルは「今作で一番の挑戦だった部分、乗り越えなければいけなかった部分はフィジカル面です」と振り返る。

　撮影地は、「アイスランド、イタリア、イギリス、ロサンゼルス、ポルトガル、モロッコの6ヶ所で撮影をしました」と明かし、それぞれの場所で「極寒の雪山や砂漠でのアクションシーン、海辺でぬれた状態、砂まみれの状態、風が吹いている状態、早朝の撮影、暑い環境など諸々の条件の中で撮影をするというのは、今までで一番大変でした」と打ち明ける。

　これに全身全霊で挑んだガルは本作について「すごく興味深いストーリーが本作にはあって、私にとっても最高の旅でした。観客にとっても素晴らしい体験になると思います」と、自信たっぷりに視聴をすすめている。