俳優の大竹しのぶが7日、都内で行われた2023年9月新橋演舞場『ふるあめりかに袖はぬらさじ』製作発表記者会見に登壇した。共演者から「普段はダラダラしているのに…いざとなったら力を出す」「台本を持ってこない」「記憶力がすごい」とそのセリフ覚えの良さに驚きの声があがった。
今作は1970年に発表された有吉佐和子氏著の短編小説『亀遊の死』をもとに、1972年に作者自身によって戯曲化。開港間もない横浜で1人の遊女の死をめぐりウソと真実が工作する模様を個性的な登場人物とともに描く。
大竹とは共演歴もあり、プライベートでも親交の深い風間杜夫は「しのぶちゃんも普段はだらだらしてるのにセリフがもう入ってた。普段はだらだらしてるのに…(笑)いざとなったら力を出す」「台本をもって現場にも現れない、どこで覚えているのか今も不思議」と感心しきり。
初共演の薮宏太(Hey! Say! JUMP)も「最初は緊張していたのですが、しのぶさんもこの作品は初めてとのことで、薮くんも初めてなんだよね、と大後輩の僕にも同じ目線でいてくださることが助かる」と感謝しつつ「稽古になると台本も持たず…。でも一言一言に芯がある。すべてのセリフが耳に入ってくる。ちゃんと勉強させてもらいたい」と尊敬を表した。
さらに美村里江は「記憶力がすごい。お仕事で関わっている人の人数が数え切れないはずなのに、以前、ちょっと1日もかからないくらいの映像のお仕事でご一緒したときの会話を覚えてくださっていた。特殊能力。いろんな人に対して同じ質量でちゃんと頭に入っている。求心力がさすが」と絶賛した。
大竹は「風間さんはもっとだらだらしてる(笑)」と反撃しつつ「2人でだらだらしてる。切り替えは違う人になるだけ。(自身が演じる)お園も口が達者で自分とは違う役。おしゃべりな人ってしゃべっていたら幸せなんだなって、だからすごい楽しいです」とお園の独特なテンポの口調を再現して会場を和ませる場面も。
セリフを覚えるコツについて大竹は「いい戯曲だったらすぐ入ります。いい戯曲のが入りやすい。これは江戸弁?が『あるのでござんすよ』とか『おくんなさいまし』とか少し難しいので、記憶、ということになりますね。コツはわからない。ちゃんと何回も読んで覚えます」と明かしていた。
9月2日から26日まで新橋演舞場にて上演。
今作は1970年に発表された有吉佐和子氏著の短編小説『亀遊の死』をもとに、1972年に作者自身によって戯曲化。開港間もない横浜で1人の遊女の死をめぐりウソと真実が工作する模様を個性的な登場人物とともに描く。
大竹とは共演歴もあり、プライベートでも親交の深い風間杜夫は「しのぶちゃんも普段はだらだらしてるのにセリフがもう入ってた。普段はだらだらしてるのに…(笑)いざとなったら力を出す」「台本をもって現場にも現れない、どこで覚えているのか今も不思議」と感心しきり。
初共演の薮宏太(Hey! Say! JUMP)も「最初は緊張していたのですが、しのぶさんもこの作品は初めてとのことで、薮くんも初めてなんだよね、と大後輩の僕にも同じ目線でいてくださることが助かる」と感謝しつつ「稽古になると台本も持たず…。でも一言一言に芯がある。すべてのセリフが耳に入ってくる。ちゃんと勉強させてもらいたい」と尊敬を表した。
さらに美村里江は「記憶力がすごい。お仕事で関わっている人の人数が数え切れないはずなのに、以前、ちょっと1日もかからないくらいの映像のお仕事でご一緒したときの会話を覚えてくださっていた。特殊能力。いろんな人に対して同じ質量でちゃんと頭に入っている。求心力がさすが」と絶賛した。
大竹は「風間さんはもっとだらだらしてる(笑)」と反撃しつつ「2人でだらだらしてる。切り替えは違う人になるだけ。(自身が演じる)お園も口が達者で自分とは違う役。おしゃべりな人ってしゃべっていたら幸せなんだなって、だからすごい楽しいです」とお園の独特なテンポの口調を再現して会場を和ませる場面も。
セリフを覚えるコツについて大竹は「いい戯曲だったらすぐ入ります。いい戯曲のが入りやすい。これは江戸弁?が『あるのでござんすよ』とか『おくんなさいまし』とか少し難しいので、記憶、ということになりますね。コツはわからない。ちゃんと何回も読んで覚えます」と明かしていた。
9月2日から26日まで新橋演舞場にて上演。
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2023/08/08