セブン-イレブンは4日、埼玉県内の店舗で販売した「おむすび」商品にゴキブリが混入していたとの申し出を受けたとして謝罪し、対応を発表した。

　同社公式サイトに「お詫びと自主回収のお知らせ」を掲載し、「この度、埼玉県のセブン‐イレブンにて販売しました『梅香る混ぜ飯おむすび 紀州南高梅』に『ゴキブリ』が混入していたと、お客様よりお申し出がございました」と報告した。

　弁当や惣菜を製造する下請け会社「わらべや日洋食品」大宮工場で作られたものだとし、きのう3日ときょう4日に埼玉県内の一部店舗で販売。製造食数は1972食だとした。

　対応について「すでに該当工場で製造された対象商品は店頭より撤去しておりますが、万全を期して自主回収いたします。つきましては、お客様のお手元に対象商品がございましたら、下記送付先まで送料着払いにてお送りいただきますようお願い申し上げます」と説明。

　また「本件については所管の保健所へ報告しております。また、該当工場については、製造ラインを停止した上で洗浄・殺菌、防虫業者による緊急点検・燻蒸処理などを実施いたしました」とし、「お客様には多大なご迷惑、ご不快な思いをおかけいたしましたことを心より深くお詫び申し上げます。今後はより一層の品質管理を強化・徹底し、再発防止に努めてまいります」と記した。