お笑いタレントのなかやまきんに君が6日、神奈川・横浜スタジアムでプロ野球「横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガース」の始球式に登場した。 J:COMが展開する横浜DeNAベイスターズ応援プロジェクト「GIMME YOUR POWER PROJECT Presented by J:COM」のアンバサダーを務めているきんに君は、ベイスターズのユニフォームを身につけてマウンドに登場。始球式前には、上茶谷大河選手と“アメ取りゲーム”を行い、会場を盛り上げた。 セレモニアルピッチでは芸能人最速記録に挑戦。始球式における芸能人最速は、プロ野球独立リーグの栃木ゴールデンブレーブスにも所属しているお笑い芸人のティモンディ・高岸宏行が2021年に記録した142キロだが、この日のきんに君の記録は71キロとなった。 記録更新とはならなかったが、見事なフォームと勢いのあるノーバンウンド投球には歓声が上がった。投球後には“筋肉337拍子”で選手を鼓舞。最後には会場全員で「パワー!」と叫び、イベントを締めくくった。 終了後、報道陣の取材にも対応したきんに君。「すごい多くのお客さんに観てもらう中での投球でしたので、緊張はしました。でも、練習の成果は出せたかなと思います」と晴れやかな表情を見せつつも、71キロという記録を聞くと「え、171キロ?」「そんなに遅かったですか?アメを投げたときの速度ではなく?」とぼう然。 「自分の中では100キロくらい出すのを目標にしてきましたので…」と肩を落とすが、「普段テレビで観ているプロの球速がとんでもないとわかりました」と笑顔で前を向いた。 上茶谷選手との“アメ取りゲーム”については、「一切隙がない動き。野球と通じるものがあるんでしょうか。しかも、このスタジアムは選手のみなさんにとってのホームグラウンド。これはもう取られると思っていましたが、僕の筋肉が一枚うわ手だったということですね」と大胸筋を張り、「今までのアメ取りゲームに挑戦していただいた方の中で、一番すごい動きをされていました」と賛辞を送った。