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サイバーエージェント3Q決算、ゲーム事業が赤字転落 『ウマ娘』反動大きく

 サイバーエージェントは26日、2023年度第3四半期連結決算を発表した。『ウマ娘 プリティーダービー』などのゲーム事業が赤字に転落した影響で、連結業績も大幅減益となった。

藤田晋氏 (C)ORICON NewS inc.

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 同社発表によると、1Q〜3Q(22年9月〜23年6月)連結売上高は5349億7300万円(前年同期比0.1%増)、営業利益は189億6600万円(66.1%減)、経常利益194億6000万円(65.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は36億200万円(82.6%)。

 3Q(23年4〜6月)だけで見ると、売上高1717億円(0.2%減)、営業利益14億円(86.2%減)となった。

 セグメント別では、メディア事業について「ABEMA」が順調に推移し、売上高333億円(13.1%増)、営業損益15億円(24億円増)と損失改善。広告事業も過去最高の売上高1054億円(9.1%増)を更新したが、先行投資もあり営業利益は38億円(37.4%減)だった。

サイバーエージェント 2023年3Q決算発表より

サイバーエージェント 2023年3Q決算発表より

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 一方でゲーム事業に関して、『ウマ娘 プリティーダービー』の周年イベントなどで伸びた2Qからの反動が大きく、減収減益となった。売上高337億円(27.0%減)、営業損益1億円(99億円減)を計上した。

 あわせて、通期見通しを下方修正。連結売上高7200億円は据え置いたが、当初予想400〜500億円と見込んでいた営業利益・経常利益を250億円に、150億円〜200億円を見込んでいた当期純利益は60億円に改めた。

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