マラソンの高橋尚子、レスリングの登坂絵莉、ハンドボールの土井レミイ杏利、卓球の水谷隼が26日、都内で行われた『TEAM JAPAN SUMMER FEST -パリ2024オリンピック1年前カウントダウンイベント-オープニングイベント』に参加した。
2000年のシドニー五輪では、64年ぶりに当時のオリンピックレコードを更新すると日本女子陸上界で初の金メダル獲得となった。「特別な舞台」という五輪。「マラソンは予選とかがない。選考も含めると1年に1回か、2回しか走れないのがマラソン。『この時はダメだった』じゃ済まされない。(コンディション調整は)百発百中じゃないといけない。最後は針に糸を通すような気持ちでスタート前に立っています」とマラソンの難しさを語る。
ただ、高橋はシドニー五輪のスタート前に踊っていたことも話題に。「走る前からイケると思ってました。相手が、どのくらい強いとか、ほかの人が何やっているかとかわからなかったので比べられなかった。自分はやるべきことをやってきたと思っていた。勝つことしか考えていなかった」とメンタルの強さも異次元だった。
自身にとって五輪とは、という質問に高橋は「私たちアスリートって、一つの試合に全力を出す。オリンピックって名前が違うだけって思っても特別なんですよ!4年に1度というのもありますし、各国を代表している思いが空気のピリピリ感になって会場事態が異様な雰囲気なんですよね」と伝える。今まで緊張した経験がなかった体操の内村航平も「魔物を見た」と言っていたことも高橋は明かした。
一方で「各国では競技に出るだけで革命的なこともある。女性が代表になるだけでも、すごく大きな革命になる国もあります。最後のランナーや泳いでくる人、いろんな人たちに視点を持ってもらって。世界の人たちが笑顔になるのがスポーツ、という思いで注目して見ていただけたら」と競技を超えた視点を持つように呼びかけた。
イベントでは、来場者参加型コンテンツとして、水谷がサーブを打ち、それを打ち返せるかどうか、というゲームも行われた。来場者が次々と水谷のサーブに撃沈する中、高橋は見事に打ち返すことに成功し、笑顔で全員とハイタッチ。水谷は「スポーツ界って上下関係があって…。リスペクトしていますので」と忖度(そんたく)を匂わせて笑わせていた。
イベントには、オープニングアクトとして、パリ五輪で新競技として追加されるブレイキンのアスリートのTOA、RA1ON、Riko、Yuika、YUINA、ブレイキン日本代表専任コーチのKatsu One、MCのKENTARAWも参加した。
『TEAM JAPAN SUMMER FEST』は、来年開催されるパリ2024オリンピックの大会期間に合わせ、きょう26日から8月11日まで都内各所で開催される。
2000年のシドニー五輪では、64年ぶりに当時のオリンピックレコードを更新すると日本女子陸上界で初の金メダル獲得となった。「特別な舞台」という五輪。「マラソンは予選とかがない。選考も含めると1年に1回か、2回しか走れないのがマラソン。『この時はダメだった』じゃ済まされない。(コンディション調整は)百発百中じゃないといけない。最後は針に糸を通すような気持ちでスタート前に立っています」とマラソンの難しさを語る。
ただ、高橋はシドニー五輪のスタート前に踊っていたことも話題に。「走る前からイケると思ってました。相手が、どのくらい強いとか、ほかの人が何やっているかとかわからなかったので比べられなかった。自分はやるべきことをやってきたと思っていた。勝つことしか考えていなかった」とメンタルの強さも異次元だった。
自身にとって五輪とは、という質問に高橋は「私たちアスリートって、一つの試合に全力を出す。オリンピックって名前が違うだけって思っても特別なんですよ!4年に1度というのもありますし、各国を代表している思いが空気のピリピリ感になって会場事態が異様な雰囲気なんですよね」と伝える。今まで緊張した経験がなかった体操の内村航平も「魔物を見た」と言っていたことも高橋は明かした。
一方で「各国では競技に出るだけで革命的なこともある。女性が代表になるだけでも、すごく大きな革命になる国もあります。最後のランナーや泳いでくる人、いろんな人たちに視点を持ってもらって。世界の人たちが笑顔になるのがスポーツ、という思いで注目して見ていただけたら」と競技を超えた視点を持つように呼びかけた。
イベントでは、来場者参加型コンテンツとして、水谷がサーブを打ち、それを打ち返せるかどうか、というゲームも行われた。来場者が次々と水谷のサーブに撃沈する中、高橋は見事に打ち返すことに成功し、笑顔で全員とハイタッチ。水谷は「スポーツ界って上下関係があって…。リスペクトしていますので」と忖度(そんたく)を匂わせて笑わせていた。
イベントには、オープニングアクトとして、パリ五輪で新競技として追加されるブレイキンのアスリートのTOA、RA1ON、Riko、Yuika、YUINA、ブレイキン日本代表専任コーチのKatsu One、MCのKENTARAWも参加した。
『TEAM JAPAN SUMMER FEST』は、来年開催されるパリ2024オリンピックの大会期間に合わせ、きょう26日から8月11日まで都内各所で開催される。
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2023/07/26