30日に開催される『のむシリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT』(さいたまスーパーアリーナ)で、先月の『RIZIN.43』に続き、“朝倉未来の弟子”が連続で参戦する。強豪ファイターの伊藤裕樹(26)と対戦する、ヒロヤ(25)だ。
ヒロヤは2020年に朝倉未来のもとで格闘技の練習を本格的に開始して同年にデビュー。約3年のキャリアでDEEPで5勝6敗という戦績。『RIZIN.43』に出場し敗れた同門の西谷大成の敵討ちをしたいという強い思いを未来に伝え、榊原CEOに直談判して『超RIZIN.2』出場というビッグチャンス掴んだ。
ORICON NEWSでは、大舞台で格闘家人生をかけた決戦に臨むヒロヤにインタビューを実施。語られる言葉は、SNSでのアンチからの声を遮断しひたすら目の前の試合に向けて燃えるストイックな姿勢と、25歳という若者の真っ直ぐなひたむきさにあふれていた。
■「試合を見て評価してほしい。俺が弱くてここで勝てなかったら、そこまでの選手ということ」
――未来さんのYouTubeでヒロヤ選手の参戦が発表されると、大きな話題となりました。ご本人への反響も過去一番だったのでは?
【ヒロヤ】そうですね、応援の声もいっぱいありましたけど、アンチの声もけっこう多かったです。BreakingDownに出始めたころもあったんですけど、そのときよりも批判的なコメントもすごく多くて。やっぱり目につくものなので、最初はいい気持ちはしなかったけど、それをひっくり返せるから格闘技が面白い。注目されてるからこそ試合が盛り上がって面白くなるんじゃないかって、ポジティブに考えています。
――先にRIZINに参戦した西谷選手に比べて、その結果を受けて初参戦するヒロヤ選手のほうが、アンチの声がより大きくなっているようにも感じます。
【ヒロヤ】自分ではわからないです。どの方面からのコメントを見るのかですし、僕からすると、どっから言われても一緒かなっていう風に思っているので。
――今回の『超RIZIN.2』でヒロヤ選手の試合を初めて見る人も多いと思いますが、ファイターとして見せたい自分の強みとは?
【ヒロヤ】強みというよりは、7月30日の試合だけを見てほしいです。「僕のここを見てほしい」とかじゃなく、この試合の15分が俺の全てだと思います。ストロングポイントがあるとか、そういう試合をするつもりはないので、俺が絶対に勝つ試合をします。その試合を見て俺をMMAファイターとして評価してほしいし、先入観を抜きにしてこの試合だけで判断してください。俺が弱くてここで勝てなかったら、そこまでの選手ということです。
――師匠の未来さんからは、この試合に向けてどんなアドバイスが?
【ヒロヤ】対戦相手は左利きのサウスポーで、ノーモーションのストレートを気をつけた方が良いんじゃないかと。あとは『練習通りのヒロヤくんを出せれば、すべてうまくいくんじゃないか』と言われました。試合に向かうまでにいろんな思いがあったり、減量があったり、それらを乗り越えて相手と初めてコンタクトするのがリングの上で、そこまで積み上げてきたものが15分で終わってしまう。そこに練習してきたことをすべて出すのは難しいですが、大舞台だからと変に気負わず、いつもどおりの感覚でやりきりたいです。
――未来さんは「BreakingDownを見ている人に『超RIZIN.2』を見てもらうため、ヒロヤくんの力を借りたと言える」と期待していました。
【ヒロヤ】そういう期待を感じますけど、この試合には僕自身の格闘技人生が詰まっているというのが、一番大きいと思っています。だからこそ、未来さんやRIZINからの期待感はマイナスに捉えず、力に変えていきます。
――BreakingDownに出場するファイターやファンの気持ちも背負う?
【ヒロヤ】そうですね。今回の『超RIZIN.2』はBreakingDownファンもけっこう見ることになると思います。本物のプロの試合にBreakingDownで戦っていた選手が出ることを楽しみにしてほしいですね。
――同じ大会に未来さんも出るので、勝利をつなげたい?
【ヒロヤ】それもありますが、自分のことで精一杯で、自分が勝つことしか考えていないです。
■負傷欠場の同門・朝倉海は「今は悔しいけど、またあの人はやってくれると思います」
――未来さんのもとで修行をして3年になりますが、師匠との実力差は縮まってきましたか?
【ヒロヤ】未来さんの強くなるスピードのほうが早いと感じますし、僕らが練習を始めた時と今の未来さんでは動きが全然違うので。差はまだまだありますけど、かといって僕らが強くなっていないかと言われたら、それも違います。
――『超RIZIN.2』でAJ・マッキーと対戦するパトリッキー・ピットブルが、早めに来日して同じジムで練習するなど、世界の強豪選手が集まっていますね。
【ヒロヤ】ただ、トップ選手が集まる=いいジムというわけでもなくて、このジムはコーチがトップクラスなので、そこが一番いい環境です。練習メニューや試合にむけた作戦を考えたり、自分の動きを理解してくれて共有して自信を持たせて試合に臨ませてくれる、そういうことが大事だと思います。
――コーチというと、朝倉海選手がフランスから呼んだエリーさんからも指導を受けていますか?
【ヒロヤ】はい、エリーは僕が理解できる英語で教えてくれます。たとえば、自分がこう動こうって思った0.2秒前くらいにエリーが「今」って言ってくれて、やっぱりそうだよなって確認できたり。意外と言葉の壁はないと感じています。エリーとは体格が違うので、僕が出せる技と出せない技を理解してもらって「OK、じゃあこうしよう」っていうアドバイスをもらったり、試合に向けて組み立てている感じです。
――エリーさんを呼んだ朝倉海選手は、残念ながら左膝の負傷で欠場が決定しました。
【ヒロヤ】悔しいですね…。ツイッターとかを見ると、やっぱりアンチって今のことでしか評価しないので、海さんの思っていることを理解できていない。2021年の大みそかに拳のケガをして、そこから1年半くらい試合をしていない時期もいろいろ言われていたけど、復帰戦で強豪に5連勝中だった元谷(友貴)選手にKO勝ちして、それを全部ひっくり返した。今は悔しいですけど、あの人はまたやってくれると思います。やっぱりファイターは試合をしないといろいろ言われますけど、一発の試合で挽回できるのが一番面白いです。だから、自分も試合に勝って批判の声を黙らせますよ。
――最後に、改めて試合への意気込みをお願いします。
【ヒロヤ】ここで負けたら俺は弱いだけですが、ここで勝ったら全部ひっくり返ると思うので、どういう試合になってどういう結末になるか、楽しみにしてください。ひっくり返せる自信をつけるだけの練習をしてきました。
◆『のむシリカ presents 超RIZIN.2 powerd by U-NEXT』対戦カード
●RIZINパート
・バンタム級タイトルマッチ
フアン・アーチュレッタ vs. 扇久保博正
・フェザー級タイトルマッチ
朝倉未来 vs. ヴガール・ケラモフ
・女子スーパーアトム級タイトルマッチ
伊沢星花 vs. クレア・ロペス
・ライト級マッチ
トフィック・ムサエフ vs. アキラ
・バンタム級マッチ
瀧澤謙太 vs. 太田忍
・ミドル級マッチ
阿部大治 vs. イゴール・タナベ
・58キロ級マッチ
伊藤裕樹 vs. ヒロヤ
●Bellatorパート
・BELLATORライト級グランプリ1回戦
パトリッキー・ピットブル vs. AJ・マッキー
・BELLATORフライ級タイトルマッチ
堀口恭司 vs. 神龍誠
・バンタム級マッチ
マゴメド・マゴメドフ vs. ダニー・サバテロ
・ウェルター級マッチ
アンドレイ・コレシュフ vs. ロレンツ・ラーキン
・女子フライ級マッチ
渡辺華奈 vs. ヴィタ・アルテイガ
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ヒロヤは2020年に朝倉未来のもとで格闘技の練習を本格的に開始して同年にデビュー。約3年のキャリアでDEEPで5勝6敗という戦績。『RIZIN.43』に出場し敗れた同門の西谷大成の敵討ちをしたいという強い思いを未来に伝え、榊原CEOに直談判して『超RIZIN.2』出場というビッグチャンス掴んだ。
ORICON NEWSでは、大舞台で格闘家人生をかけた決戦に臨むヒロヤにインタビューを実施。語られる言葉は、SNSでのアンチからの声を遮断しひたすら目の前の試合に向けて燃えるストイックな姿勢と、25歳という若者の真っ直ぐなひたむきさにあふれていた。
――未来さんのYouTubeでヒロヤ選手の参戦が発表されると、大きな話題となりました。ご本人への反響も過去一番だったのでは?
【ヒロヤ】そうですね、応援の声もいっぱいありましたけど、アンチの声もけっこう多かったです。BreakingDownに出始めたころもあったんですけど、そのときよりも批判的なコメントもすごく多くて。やっぱり目につくものなので、最初はいい気持ちはしなかったけど、それをひっくり返せるから格闘技が面白い。注目されてるからこそ試合が盛り上がって面白くなるんじゃないかって、ポジティブに考えています。
――先にRIZINに参戦した西谷選手に比べて、その結果を受けて初参戦するヒロヤ選手のほうが、アンチの声がより大きくなっているようにも感じます。
【ヒロヤ】自分ではわからないです。どの方面からのコメントを見るのかですし、僕からすると、どっから言われても一緒かなっていう風に思っているので。
――今回の『超RIZIN.2』でヒロヤ選手の試合を初めて見る人も多いと思いますが、ファイターとして見せたい自分の強みとは?
【ヒロヤ】強みというよりは、7月30日の試合だけを見てほしいです。「僕のここを見てほしい」とかじゃなく、この試合の15分が俺の全てだと思います。ストロングポイントがあるとか、そういう試合をするつもりはないので、俺が絶対に勝つ試合をします。その試合を見て俺をMMAファイターとして評価してほしいし、先入観を抜きにしてこの試合だけで判断してください。俺が弱くてここで勝てなかったら、そこまでの選手ということです。
――師匠の未来さんからは、この試合に向けてどんなアドバイスが?
【ヒロヤ】対戦相手は左利きのサウスポーで、ノーモーションのストレートを気をつけた方が良いんじゃないかと。あとは『練習通りのヒロヤくんを出せれば、すべてうまくいくんじゃないか』と言われました。試合に向かうまでにいろんな思いがあったり、減量があったり、それらを乗り越えて相手と初めてコンタクトするのがリングの上で、そこまで積み上げてきたものが15分で終わってしまう。そこに練習してきたことをすべて出すのは難しいですが、大舞台だからと変に気負わず、いつもどおりの感覚でやりきりたいです。
――未来さんは「BreakingDownを見ている人に『超RIZIN.2』を見てもらうため、ヒロヤくんの力を借りたと言える」と期待していました。
【ヒロヤ】そういう期待を感じますけど、この試合には僕自身の格闘技人生が詰まっているというのが、一番大きいと思っています。だからこそ、未来さんやRIZINからの期待感はマイナスに捉えず、力に変えていきます。
――BreakingDownに出場するファイターやファンの気持ちも背負う?
【ヒロヤ】そうですね。今回の『超RIZIN.2』はBreakingDownファンもけっこう見ることになると思います。本物のプロの試合にBreakingDownで戦っていた選手が出ることを楽しみにしてほしいですね。
――同じ大会に未来さんも出るので、勝利をつなげたい?
【ヒロヤ】それもありますが、自分のことで精一杯で、自分が勝つことしか考えていないです。
■負傷欠場の同門・朝倉海は「今は悔しいけど、またあの人はやってくれると思います」
――未来さんのもとで修行をして3年になりますが、師匠との実力差は縮まってきましたか?
【ヒロヤ】未来さんの強くなるスピードのほうが早いと感じますし、僕らが練習を始めた時と今の未来さんでは動きが全然違うので。差はまだまだありますけど、かといって僕らが強くなっていないかと言われたら、それも違います。
――『超RIZIN.2』でAJ・マッキーと対戦するパトリッキー・ピットブルが、早めに来日して同じジムで練習するなど、世界の強豪選手が集まっていますね。
【ヒロヤ】ただ、トップ選手が集まる=いいジムというわけでもなくて、このジムはコーチがトップクラスなので、そこが一番いい環境です。練習メニューや試合にむけた作戦を考えたり、自分の動きを理解してくれて共有して自信を持たせて試合に臨ませてくれる、そういうことが大事だと思います。
――コーチというと、朝倉海選手がフランスから呼んだエリーさんからも指導を受けていますか?
【ヒロヤ】はい、エリーは僕が理解できる英語で教えてくれます。たとえば、自分がこう動こうって思った0.2秒前くらいにエリーが「今」って言ってくれて、やっぱりそうだよなって確認できたり。意外と言葉の壁はないと感じています。エリーとは体格が違うので、僕が出せる技と出せない技を理解してもらって「OK、じゃあこうしよう」っていうアドバイスをもらったり、試合に向けて組み立てている感じです。
――エリーさんを呼んだ朝倉海選手は、残念ながら左膝の負傷で欠場が決定しました。
【ヒロヤ】悔しいですね…。ツイッターとかを見ると、やっぱりアンチって今のことでしか評価しないので、海さんの思っていることを理解できていない。2021年の大みそかに拳のケガをして、そこから1年半くらい試合をしていない時期もいろいろ言われていたけど、復帰戦で強豪に5連勝中だった元谷(友貴)選手にKO勝ちして、それを全部ひっくり返した。今は悔しいですけど、あの人はまたやってくれると思います。やっぱりファイターは試合をしないといろいろ言われますけど、一発の試合で挽回できるのが一番面白いです。だから、自分も試合に勝って批判の声を黙らせますよ。
――最後に、改めて試合への意気込みをお願いします。
【ヒロヤ】ここで負けたら俺は弱いだけですが、ここで勝ったら全部ひっくり返ると思うので、どういう試合になってどういう結末になるか、楽しみにしてください。ひっくり返せる自信をつけるだけの練習をしてきました。
◆『のむシリカ presents 超RIZIN.2 powerd by U-NEXT』対戦カード
●RIZINパート
・バンタム級タイトルマッチ
フアン・アーチュレッタ vs. 扇久保博正
・フェザー級タイトルマッチ
朝倉未来 vs. ヴガール・ケラモフ
・女子スーパーアトム級タイトルマッチ
伊沢星花 vs. クレア・ロペス
・ライト級マッチ
トフィック・ムサエフ vs. アキラ
・バンタム級マッチ
瀧澤謙太 vs. 太田忍
・ミドル級マッチ
阿部大治 vs. イゴール・タナベ
・58キロ級マッチ
伊藤裕樹 vs. ヒロヤ
●Bellatorパート
・BELLATORライト級グランプリ1回戦
パトリッキー・ピットブル vs. AJ・マッキー
・BELLATORフライ級タイトルマッチ
堀口恭司 vs. 神龍誠
・バンタム級マッチ
マゴメド・マゴメドフ vs. ダニー・サバテロ
・ウェルター級マッチ
アンドレイ・コレシュフ vs. ロレンツ・ラーキン
・女子フライ級マッチ
渡辺華奈 vs. ヴィタ・アルテイガ
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2023/07/23