俳優の竹中直人が、ミュージカル『のだめカンタービレ』でテレビドラマ(2006〜08年放送)でも演じたフランツ・フォン・シュトレーゼマン(通称:ミルヒー)役を再び担当することが22日、発表された。
『のだめカンタービレ』は、2001年より、月刊『Kiss』(講談社)にて連載がスタートした漫画が原作で、落ちこぼれながら天才的なピアノの才能をもつ音大生“のだめ”こと野田恵と、同じ大学に通うエリート音大生で指揮者を目指す千秋真一が出会い、さまざまな個性的なキャラクターとともに音楽家として成長し、自分たちの音楽を紡ぎ出していく物語。
全25巻の単行本の累計発行部数は3900万部を超える人気作品で、2006年〜08年には上野樹里・玉木宏出演でテレビドラマ化。09年・10年には劇場版が公開されると、前編が興行収入41億円、後編37.2億円のヒットを記録。さらに、07〜10年にはアニメ化、14年には韓国でもテレビドラマ化など、コミックの枠にとどまらず世界中で愛されるコンテンツとしてあらゆるメディアミックスを展開している。
主人公・野田恵(のだめ)役はテレビドラマで同役を務めた上野樹里が再び担当し、千秋真一役を三浦宏規、峰龍太郎役を有澤樟太郎、三木清良役を仙名彩世、奥山真澄役を内藤大希、江藤耕造役をなだぎ武が務めることが発表されている。
竹中が演じるのは、千秋の師匠となる世界的なドイツ人指揮者のフランツ・フォン・シュトレーゼマン。テレビドラマ・映画版でも同役を務めた竹中が、のだめ役の上野との再共演を果たす。
仕事を選ばない竹中だが、ドラマ版のミルヒー役は一度、断っていたそう。プロデューサーのさびしそうな姿を見て「カツラなどをつけて、後は特殊メイクで鼻を高くしたら出来るかも知れませんね…。あっ、いや!それじゃあコントになってしまいますものね。やっぱり無理です!ごめんなさい」と思わず言うと、「竹中さん、それで行きましょう」という答えが返ってきて、「ミルヒー役をやらざるをえない状況になってしまった」と振り返った。
そんなミルヒー役の再演に竹中は「上野樹里さんは、こののだめが初舞台になると聞きました。そんな樹里さんの姿を静かに見つめながら演じるしかない…とぼくは思いました。これは一大決心です」と覚悟をもって臨む。「舞台『のだめカンタービレ』にて、この竹中直人、ミルヒーを再び演じるしかないでしょう!!ただただその思いです。どうか、何卒、よろしくお願いいたします」と呼びかけた。
今作は10月3日から10月29日まで、東京・シアタークリエ、11月3日・4日に長野・サントミューゼで上演する。
【コメント全文】
ぼくは、どんな仕事もスケジュールさえ合えば決して断らずに今までずっとやってきました。「仕事を選ぶ」ということがとても偉そうで、あまりにも照れくさすぎるからです(笑)。でも唯一、お断りした仕事があります。それは、テレビドラマ『のだめカンタービレ』(2006)のミルヒーの役でした。当時、のだめのプロデューサー、そして監督から「ぜひ、竹中さんにミルヒーを演じていただきたい」とお話しをいただきました。ぼくは驚いて「え???!ミルヒーはドイツ人ですよね」と言いました。「ええ、でも僕たちは竹中さんならできると思っています」「そんな、だってぼくは日本人ですよ」「ええ、それはわかっています」「いやぁ…無理です。それは。だってドイツ人です。ぼくは日本人です…」「はい。でも竹中さんならできるんじゃないかと」「いやぁ、無理です。それはどうしようもなく無理です。本当に申し訳ございません。できません」そしてぼくは打ち合わせ場所を去ろうとしました。ふとふり返るとプロデューサーと監督がどこかさびしそうにうなだれている姿が目に入りました。ぼくは思わず言いました。「カツラなどをつけて、後は特殊メイクで鼻を高くしたらできるかも知れませんね…。あっ、いや!それじゃあコントになってしまいますものね。やっぱり無理です!ごめんなさい!」すると「竹中さん、それで行きましょう!!」という答えが返ってきたのです。「えーー?!?!」なんと、ミルヒーを演らざるをえない状況になってしまったのです。まさか、そのミルヒーを、再び舞台で演じる事になろうとは…!お断りする勇気がぼくにあったのか、なかったのか…。ぼくは「演ります。」と言ってしまったのです。
上野樹里さんは、こののだめが初舞台になると聞きました。そんな樹里さんの姿を静かに見つめながら演じるしかないとぼくは思いました。これは一大決心です。いくつになっても、やる時はやる人間でいたいと、思ったのかもしれないし、そうじゃないかも知れません。
舞台『のだめカンタービレ』にて、この竹中直人、ミルヒーを再び演じるしかないでしょう!!ただただその思いです。
どうか、何卒、よろしくお願いいたします。
竹中直人。
『のだめカンタービレ』は、2001年より、月刊『Kiss』(講談社)にて連載がスタートした漫画が原作で、落ちこぼれながら天才的なピアノの才能をもつ音大生“のだめ”こと野田恵と、同じ大学に通うエリート音大生で指揮者を目指す千秋真一が出会い、さまざまな個性的なキャラクターとともに音楽家として成長し、自分たちの音楽を紡ぎ出していく物語。
主人公・野田恵(のだめ)役はテレビドラマで同役を務めた上野樹里が再び担当し、千秋真一役を三浦宏規、峰龍太郎役を有澤樟太郎、三木清良役を仙名彩世、奥山真澄役を内藤大希、江藤耕造役をなだぎ武が務めることが発表されている。
竹中が演じるのは、千秋の師匠となる世界的なドイツ人指揮者のフランツ・フォン・シュトレーゼマン。テレビドラマ・映画版でも同役を務めた竹中が、のだめ役の上野との再共演を果たす。
仕事を選ばない竹中だが、ドラマ版のミルヒー役は一度、断っていたそう。プロデューサーのさびしそうな姿を見て「カツラなどをつけて、後は特殊メイクで鼻を高くしたら出来るかも知れませんね…。あっ、いや!それじゃあコントになってしまいますものね。やっぱり無理です!ごめんなさい」と思わず言うと、「竹中さん、それで行きましょう」という答えが返ってきて、「ミルヒー役をやらざるをえない状況になってしまった」と振り返った。
そんなミルヒー役の再演に竹中は「上野樹里さんは、こののだめが初舞台になると聞きました。そんな樹里さんの姿を静かに見つめながら演じるしかない…とぼくは思いました。これは一大決心です」と覚悟をもって臨む。「舞台『のだめカンタービレ』にて、この竹中直人、ミルヒーを再び演じるしかないでしょう!!ただただその思いです。どうか、何卒、よろしくお願いいたします」と呼びかけた。
今作は10月3日から10月29日まで、東京・シアタークリエ、11月3日・4日に長野・サントミューゼで上演する。
【コメント全文】
ぼくは、どんな仕事もスケジュールさえ合えば決して断らずに今までずっとやってきました。「仕事を選ぶ」ということがとても偉そうで、あまりにも照れくさすぎるからです(笑)。でも唯一、お断りした仕事があります。それは、テレビドラマ『のだめカンタービレ』(2006)のミルヒーの役でした。当時、のだめのプロデューサー、そして監督から「ぜひ、竹中さんにミルヒーを演じていただきたい」とお話しをいただきました。ぼくは驚いて「え???!ミルヒーはドイツ人ですよね」と言いました。「ええ、でも僕たちは竹中さんならできると思っています」「そんな、だってぼくは日本人ですよ」「ええ、それはわかっています」「いやぁ…無理です。それは。だってドイツ人です。ぼくは日本人です…」「はい。でも竹中さんならできるんじゃないかと」「いやぁ、無理です。それはどうしようもなく無理です。本当に申し訳ございません。できません」そしてぼくは打ち合わせ場所を去ろうとしました。ふとふり返るとプロデューサーと監督がどこかさびしそうにうなだれている姿が目に入りました。ぼくは思わず言いました。「カツラなどをつけて、後は特殊メイクで鼻を高くしたらできるかも知れませんね…。あっ、いや!それじゃあコントになってしまいますものね。やっぱり無理です!ごめんなさい!」すると「竹中さん、それで行きましょう!!」という答えが返ってきたのです。「えーー?!?!」なんと、ミルヒーを演らざるをえない状況になってしまったのです。まさか、そのミルヒーを、再び舞台で演じる事になろうとは…!お断りする勇気がぼくにあったのか、なかったのか…。ぼくは「演ります。」と言ってしまったのです。
上野樹里さんは、こののだめが初舞台になると聞きました。そんな樹里さんの姿を静かに見つめながら演じるしかないとぼくは思いました。これは一大決心です。いくつになっても、やる時はやる人間でいたいと、思ったのかもしれないし、そうじゃないかも知れません。
舞台『のだめカンタービレ』にて、この竹中直人、ミルヒーを再び演じるしかないでしょう!!ただただその思いです。
どうか、何卒、よろしくお願いいたします。
竹中直人。
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2023/06/22