俳優の市村正親、鹿賀丈史が20日、都内で行われたW主演ミュージカル『生きる』の制作発表会見に出席した。
黒澤明氏の没後20年記念作品として、2018年に初演された同舞台は、黒澤氏が1952年に発表した同名映画をミュージカル化したもの。今回は新たなキャストを迎え、3度目の上演となる。
コロナ禍や物価高など、多くの苦境にさらされている昨今。鹿賀は「どう乗り切っていくのか、直面する“生きる”ということに戸惑っている時期だと思います。生きるというシンプルなテーマですが、これ以上深いテーマはない」と話しながら「ぜひ劇場に足を運んでいただいて、我々日本人はどうやって生きていこうか、前向きに捉えていただければ、それ以上の喜びはありません」と呼びかけた。
市村は、2020年3月に死去した志村けんさんが、18年の初演を観劇したことを明かし「当時はまだコロナがなかったもので楽屋に来てくれて『本当にこの作品が気に入った』。涙を流しながら『これが本当のミュージカルだ!』と言ってくれたことを思い出しました。天下のコメディアン・志村けんお墨付きの『生きる』です。きっと彼も天国で芝居を見て、天国にいる人に『みんなで一緒に見ようよ』と言ってくれていると思う」と思いを馳せた。
会見にはそのほか、村井良大、上原理生、高野菜々、実咲凜音、福井晶一、鶴見辰吾が出席した。東京公演は、9月7日〜24日まで新国立劇場 中劇場、大阪公演は、29日〜10月1日まで梅田芸術劇場メインホールで上演される。
黒澤明氏の没後20年記念作品として、2018年に初演された同舞台は、黒澤氏が1952年に発表した同名映画をミュージカル化したもの。今回は新たなキャストを迎え、3度目の上演となる。
コロナ禍や物価高など、多くの苦境にさらされている昨今。鹿賀は「どう乗り切っていくのか、直面する“生きる”ということに戸惑っている時期だと思います。生きるというシンプルなテーマですが、これ以上深いテーマはない」と話しながら「ぜひ劇場に足を運んでいただいて、我々日本人はどうやって生きていこうか、前向きに捉えていただければ、それ以上の喜びはありません」と呼びかけた。
市村は、2020年3月に死去した志村けんさんが、18年の初演を観劇したことを明かし「当時はまだコロナがなかったもので楽屋に来てくれて『本当にこの作品が気に入った』。涙を流しながら『これが本当のミュージカルだ!』と言ってくれたことを思い出しました。天下のコメディアン・志村けんお墨付きの『生きる』です。きっと彼も天国で芝居を見て、天国にいる人に『みんなで一緒に見ようよ』と言ってくれていると思う」と思いを馳せた。
会見にはそのほか、村井良大、上原理生、高野菜々、実咲凜音、福井晶一、鶴見辰吾が出席した。東京公演は、9月7日〜24日まで新国立劇場 中劇場、大阪公演は、29日〜10月1日まで梅田芸術劇場メインホールで上演される。
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2023/06/20