ジャニーズJr.の人気グループ・HiHi Jetsの新曲「ロベリア」が、メンバーの井上瑞稀が主演を務めるテレビ東京ドラマチューズ『なれの果ての僕ら』（27日スタート、毎週火曜　深0：30）の主題歌に決定した。

　タイトル「ロベリア」は、花言葉で「悪意」を意味する。ドラマにぴったりなロックかつダークなダンスミュージックとなっている。HiHi Jetsの透き通った歌声と力強い表現力、心に刺さる歌詞が、ドラマを彩る。

　井上は「HiHi Jetsの一員としてもこのドラマの一部になれることを心からうれしく思います」と喜びのコメント。「善と悪、対極にあるものが揺れ動くからこその人間。最高の6年2組が織りなす叫び、嘆き、心情などを美しく彩り、そして包み込んでくれる楽曲になっています。悪意の花が咲き誇る彼らを、最後まで見守っていただけたら幸いです」と力を込めた。

　さらに、52時間に及ぶ壮絶な監禁劇を予告させるメインビジュアルも公開された。遠い目でこちらを見つめる主人公のネズは、一体何を思っているのか。監禁事件の首謀者・夢崎みきおの一直線な視線がゾクッとさせる。教室内の乱れた机や椅子が、極限状態での善性を試すみきおの実験の恐ろしい展開を予感させる。

　また、ドラマの見どころがつまった60秒トレーラーも初解禁された。みきおの実験により、ネズたち元6年２組のメンバーが追い込まれていく様子がギュッと凝縮された衝撃的なトレーラーとなっている。

　原作は『週刊少年マガジン』で連載後「マガジンポケット」にて配信された内海八重氏による同名作。極限状態の中で変貌していく人間の狂気を描いたサスペンス漫画で、同窓会に参加したクラスメイトの壮絶な監禁劇が「続きが気になる」と話題を呼んだ。

　同窓会のために母校に集まった主人公・真田透（愛称：ネズ／井上）ら四ノ塚小学校元6年2組の23人は、3日間監禁され、13人死亡するという大事件に巻き込まれた。監禁を実行する首謀者である同じく四ノ塚小学校元6年2組の生徒・夢崎みきお（犬飼貴丈）の目的は、命の危機という極限状態で、人間の「善性」がどれほど保てるのかを試すことだった。誰が誰を裏切り、誰が誰を殺すことになるのか。乱れる秩序の中で、人が取る行動とは、復讐、いじめ、裏切り、暴露など予測不能な展開が続く衝撃のサスペンスとなっている。