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フランス現地時間11日に開幕した「アヌシー国際アニメーション映画祭」(17日まで)。コンペティション部門に出品されている原恵一監督の長編アニメーション映画『かがみの孤城』の公式上映が、現地時間12日に行われ、上映前に原監督は現代の日本の子どもたちの実情に触れながら観客に向けてスピーチした。 同映画祭には常連の原監督。今回、上映が行われたのは、同映画祭最大のホール「grande salle」で、収容人数900人の会場が満席となる盛況ぶりだった。原監督は「またここに戻ってこれてうれしいです」と、あいさつした後、「昨年、日本では514人の子どもたちが自ら命を絶ちました」と、切り出した。

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  • 「アヌシー国際アニメーション映画祭」での『かがみの孤城』公式上映に出席した原恵一監督(右)
  • 「アヌシー国際アニメーション映画祭」での『かがみの孤城』公式上映に出席した原恵一監督(左から2人目)
  • 「アヌシー国際アニメーション映画祭」満員となった『かがみの孤城』公式上映

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