• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
  • ホーム(ORICON NEWS)
  • 芸能 TOP
  • ビートたけし『浅草キッド』初舞台化 たけし役に林遣都&師匠役は山本耕史「最大限の敬意と情熱をもって挑みたい」
ORICON NEWS

ビートたけし『浅草キッド』初舞台化 たけし役に林遣都&師匠役は山本耕史「最大限の敬意と情熱をもって挑みたい」

 ビートたけしが作詞・作曲した「浅草キッド」、自叙伝『浅草キッド』を原作にした『浅草キッド』が音楽劇として初舞台化されることが決定した。俳優の林遣都北野武山本耕史が師匠・深見千三郎を演じる。

音楽劇『浅草キッド』に出演する(左から)林遣都、山本耕史

音楽劇『浅草キッド』に出演する(左から)林遣都、山本耕史

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 原作の『浅草キッド』(講談社刊)は、ビートたけしが芸人として一世を風靡(ふうび)し、映画監督として世界中に名をとどろかせるよりはるか昔、まだ何者でもなかった青年時代のとある夏に、のちの人生を決定づける師匠・深見千三郎と出会い、苦楽を共にした芸人仲間や、たくましく生きるストリッパーたちと過ごした日々を描いた青春自伝小説。1988年、2002年にドラマ化、21年にNetflixで映画化とこれまで映像化されてきた。

 今回の舞台では、時代が大きく移り変わっても、唯一無二の存在として憧れを集めるビートたけしが、自らが原点だと語る浅草のフランス座で下積み生活を過ごした青春時代、芸人・ビートたけしの誕生と笑いにかけた芸人たちの生きざまを音楽劇として描く。

 主演・北野を演じる林は、「とんでもない作品への出演が決まり大きな重圧を感じますが、最大限の敬意と情熱をもって挑みたいと思います」と意気込む。そして「山本耕史さんとは初めてご一緒させていただきます。心強いです。お会いするのが楽しみです。皆さま、音楽劇『浅草キッド』10月、明治座にて幕が上がります。ご期待ください」と呼びかけた。

 深見を演じる山本は、「世界を舞台に活躍する北野武さんの浅草での修行時代。あるひとりの芸人との出会いで、その後の人生が一変したという。昭和の浅草で強烈なカリスマ性を放ち『幻の浅草芸人』とも崇められる深見千三郎師匠。そんな深見師匠の役を、今回演じます」と気合十分。「主演の林遣都さんや、脚本演出の福原さんとは初めてご一緒しますが、しっかりと話し合いながら、当時武さんが受けた衝撃を、師匠役に宿したいと思います。ぜひ楽しみにしていてください」と期待を高めた。

 脚本・演出を務めるのは、劇団「ピチチ5(クインテット)」、演劇ユニット「ニッポンの河川」などを立ち上げ、18年に『あたらしいエクスプロージョン』で第62回岸田國士戯曲賞を受賞した福原充則氏。『視覚探偵 日暮旅人』(日本テレビ、17年)や『あなたの番です』(同局、19年)などドラマ作品の脚本も務め、演劇界のみならず映像の世界でも時代を牽引する福原氏は、深い人間洞察力、観る者の胸を強く打つ詩的なせりふや、大胆な想像力と演出力を持ち味とするほか、音楽への造詣も深く、メインテーマ「浅草キッド」に加えて今作オリジナルの楽曲により、音楽劇として芸に生きようとする人々の心情をより濃く表現する。

 公演は、10月から11月に東京・明治座、大阪・新歌舞伎座、愛知・愛知県技術劇場大ホールで上演する予定。

音楽劇『浅草キッド』より(上段左から)原作・ビートたけし、脚本&演出・福原充則氏(下段左から)林遣都、山本耕史

音楽劇『浅草キッド』より(上段左から)原作・ビートたけし、脚本&演出・福原充則氏(下段左から)林遣都、山本耕史

写真ページを見る

【キャスト&スタッフコメント】
■林遣都(北野武役)

数年前、ある舞台役者の先輩に「葛西臨海公園で面白いお芝居やってるよ」と誘っていただき、ついて行った先で、そのあまりの面白さに雷に打たれたような衝撃を受けたことがありました。「ニッポンの河川」というユニットで、その中心にいたのが、脚本を手掛けながら照明器具や小道具のラジコンを操る福原さんでした。当時演劇に興味を持ち始めたころの僕はそのお芝居を見て「演劇ってなんてすばらしいんだ!」ととてつもなく感動したことを今でも鮮明に覚えています。念願かない、遂に福原さんの舞台に出演させていただくことになったのですが、まさかの浅草キッドです。とんでもない作品への出演が決まり大きな重圧を感じますが、最大限の敬意と情熱をもって挑みたいと思います。

山本耕史さんとは初めてご一緒させていただきます。心強いです。お会いするのが楽しみです。皆さま、音楽劇『浅草キッド』10月、明治座にて幕が上がります。ご期待ください。

■山本耕史(深見千三郎役)

世界を舞台に活躍する北野武さんの浅草での修行時代。あるひとりの芸人との出会いで、その後の人生が一変したという。昭和の浅草で強烈なカリスマ性を放ち、「幻の浅草芸人」とも崇められる深見千三郎師匠。そんな深見師匠の役を、今回演じます。主演の林遣都さんや、脚本演出の福原さんとは初めてご一緒しますが、しっかりと話し合いながら、当時武さんが受けた衝撃を、師匠役に宿したいと思います。ぜひ楽しみにしていてください。

■福原充則氏(脚本・演出)

思い出は、時間が経つほどに漂白され、「そんな時代もあったねぇ」と笑えたり、「あの時の苦労があるから今がある」なんて納得できたりするものですが、この芝居では「そんな時代」と振り返る視点ではなく、渦中で翻弄(ほんろう)されたまま舞台上に現出させたいと思います。しかも音楽劇で。青年・武と師匠・深見千三郎は、簡単には心の内を明かさないふたり。秘めた本音は歌に乗せて吐き出してもらうべくこのかたちを取りました。控えめだけど頑固な弟子と饒舌(じょうぜつ)の裏に陰がうごめく師匠の姿は、そのまま林遣都さんと山本耕史さんのふたりに当てはまると思っています。大きな化学反応が起きる予感、いや確信。存分に期待していただきたい。

>このニュースの流れをチェック

  1. 1. ビートたけし『浅草キッド』初舞台化 たけし役に林遣都&師匠役は山本耕史「最大限の敬意と情熱をもって挑みたい」
  2. 2. 林遣都×山本耕史による音楽劇『浅草キッド』松下優也・今野浩喜・稲葉友・森永悠希ら出演

関連写真

  • 音楽劇『浅草キッド』に出演する(左から)林遣都、山本耕史
  • 音楽劇『浅草キッド』より(上段左から)原作・ビートたけし、脚本&演出・福原充則氏(下段左から)林遣都、山本耕史

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

 を検索