東日本大震災時の事故から12年。多くの課題を抱えながら“廃炉”に向けた作業が進められている福島第一原発。「あの日、あの場所で何があったのか」――政府、電力会社、そして原発所内で事故に対峙した人たちの3つの視点から重層的に描いたNetflixシリーズ『THE DAYS』(全8話)が動画配信サービス「Netflix」で独占配信中だ。本作で、事故発生現場に最も近い1、2号機の中央制御室・当直長を演じたのは、俳優の竹野内豊。「あの福島第一原発の大事故は日本だけではなく、全世界で忘れてはならない悲劇だと思うのです」と、本作について語っている。
全8話からなる本作の企画・脚本・プロデュースは、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズなど大ヒット作を手がける一方、『白い巨塔』、『はだしのゲン』といった骨太な社会派ドラマを世に送り出してきた増本淳。『コード・ブルー』シリーズの監督として増本と長年タッグを組んできた西浦正記と、『リング』シリーズの中田秀夫がダブル監督を務めている。
事故当時の福島第一原発の吉田昌郎所長役で主演を務めたのは、カンヌ国際映画祭最優秀男優賞受賞で話題の役所広司。1、2号機の中央制御室当直長・前島役の竹野内、さらに、国家的な危機に福島第一原発から225キロ離れた首都・東京から陣頭指揮する総理大臣を演じた小日向文世、真っ先にベントを実行するベテラン運転員にふんした小林薫、さらに、音尾琢真、光石研、遠藤憲一、石田ゆり子ら、登場する全ての俳優たちが迫真の演技を見せる。
とりわけ竹野内が演じた当直長は、原子炉の暴走を阻止するため、建屋内に“決死隊”を送り込まねばならないという、大きな責務を負った人物。企画、脚本、プロデュースの増本は、竹野内の起用について、「竹野内さんはとても知的でありながら、現実感のある等身大のキャラクターも演じることができる方。いわゆる熱血漢とは違う、前面に出さない内に秘めた責任感を表現していただけると思ったんです」とオファーの理由を語っている。
竹野内は「今も福島第一原発を実際に見ることは決して容易ではありません。原子力は人間が生み出したものなのに、制御を失った原子炉が一度暴走すれば、人類の力ではどうすることもできないという現実には複雑な思いがありますが、私たち人間が生きて行く上で、原子力エネルギーに頼らざるを得ない時代が続いて行く以上、あの時、福島第一原発の内部で何が起こっていたのか、そして今も、これからも、かけがえのないものを失った避難者の方々の癒えることのない心の叫びを、二度と忘れてはならない記録として、世界中の多くの方々に改めて知っていただきたいです」と、全世界配信への意義を語り、出演を決めた思いを明かしていた。
事実に基づいた物語の人物を演じるにあたっては、「実在する方の役に挑むときは、その方の人生に触れることになります。もちろん役者として“演じている”わけですが、自分の心に嘘がないようにと言いますか…いかに演じずに、その方を表現できるかを大切にしています」と、最大級の敬意を払い、難役に挑んだと説明する。
しかし、「3.11 は世界史上に残る大惨事ですし、あのような原発事故も、誰一人として経験したことのない目には見えない恐怖です。津波により全電源を失い、格納容器の圧力が上昇し続け、極めて放射線量が高い暗闇の中で、なす術がない切迫した様子は台本から伝わってくるものがあるのですが、極限状況下における人間をどう演じたらいいのかは、全くわからなくて…」と、“見えない恐怖”の中での演技に悩んだことも吐露。
「撮影中は、事故当時に原発の作業員だった方が、監修として常に現場にいてくださったので、あの時の作業員の方々の心情や現場での状況をいろいろ伺っていました」と、誰も体験したことのない未曾有の事故に対峙した当事者の指導に耳を傾けて演じきることができたと話していた。
あわせて掲載した場面写真は、竹野内が演じた前島の緊迫の表情をとらえたカットや防護服と防護マスクで完全防備した前島が、ホットラインとなる赤電話で吉田所長に緊急報告をしている場面、本部に戻り、最後までに現場に残ると決めた前島が家族に連絡を入れて涙を見せる姿。
そして、格納容器破壊を防ぐため、中の気体を抜くベントを実行するため、決死隊が線量計が振り切れるほどの放射線量と真っ暗闇の原子炉建屋内に進入したカットからは、放射線の“見えない恐怖”が伝わってくる。
全8話からなる本作の企画・脚本・プロデュースは、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズなど大ヒット作を手がける一方、『白い巨塔』、『はだしのゲン』といった骨太な社会派ドラマを世に送り出してきた増本淳。『コード・ブルー』シリーズの監督として増本と長年タッグを組んできた西浦正記と、『リング』シリーズの中田秀夫がダブル監督を務めている。
事故当時の福島第一原発の吉田昌郎所長役で主演を務めたのは、カンヌ国際映画祭最優秀男優賞受賞で話題の役所広司。1、2号機の中央制御室当直長・前島役の竹野内、さらに、国家的な危機に福島第一原発から225キロ離れた首都・東京から陣頭指揮する総理大臣を演じた小日向文世、真っ先にベントを実行するベテラン運転員にふんした小林薫、さらに、音尾琢真、光石研、遠藤憲一、石田ゆり子ら、登場する全ての俳優たちが迫真の演技を見せる。
とりわけ竹野内が演じた当直長は、原子炉の暴走を阻止するため、建屋内に“決死隊”を送り込まねばならないという、大きな責務を負った人物。企画、脚本、プロデュースの増本は、竹野内の起用について、「竹野内さんはとても知的でありながら、現実感のある等身大のキャラクターも演じることができる方。いわゆる熱血漢とは違う、前面に出さない内に秘めた責任感を表現していただけると思ったんです」とオファーの理由を語っている。
事実に基づいた物語の人物を演じるにあたっては、「実在する方の役に挑むときは、その方の人生に触れることになります。もちろん役者として“演じている”わけですが、自分の心に嘘がないようにと言いますか…いかに演じずに、その方を表現できるかを大切にしています」と、最大級の敬意を払い、難役に挑んだと説明する。
しかし、「3.11 は世界史上に残る大惨事ですし、あのような原発事故も、誰一人として経験したことのない目には見えない恐怖です。津波により全電源を失い、格納容器の圧力が上昇し続け、極めて放射線量が高い暗闇の中で、なす術がない切迫した様子は台本から伝わってくるものがあるのですが、極限状況下における人間をどう演じたらいいのかは、全くわからなくて…」と、“見えない恐怖”の中での演技に悩んだことも吐露。
「撮影中は、事故当時に原発の作業員だった方が、監修として常に現場にいてくださったので、あの時の作業員の方々の心情や現場での状況をいろいろ伺っていました」と、誰も体験したことのない未曾有の事故に対峙した当事者の指導に耳を傾けて演じきることができたと話していた。
あわせて掲載した場面写真は、竹野内が演じた前島の緊迫の表情をとらえたカットや防護服と防護マスクで完全防備した前島が、ホットラインとなる赤電話で吉田所長に緊急報告をしている場面、本部に戻り、最後までに現場に残ると決めた前島が家族に連絡を入れて涙を見せる姿。
そして、格納容器破壊を防ぐため、中の気体を抜くベントを実行するため、決死隊が線量計が振り切れるほどの放射線量と真っ暗闇の原子炉建屋内に進入したカットからは、放射線の“見えない恐怖”が伝わってくる。
このニュースの流れをチェック
- 1. 役所広司主演、福島第一原発事故の実話をドラマ化 Netflixで2023年世界同時配信
- 2. 役所広司主演、原発事故を描くNetflix作品に竹野内豊、小日向文世、小林薫が出演
- 3. 福島第一原発事故を題材にしたドラマ『THE DAYS』音尾琢真、光石研、遠藤憲一、石田ゆり子が出演
- 4. 福島第一原発事故からの7日間を描くNetflixシリーズ『THE DAYS』予告映像は衝撃のシーンの連続
- 5. 役所広司、福島第一原発事故を伝えるドラマ『THE DAYS』俳優にできることは「体重を落とすことくらい」
- 7. 竹野内豊、Netflixシリーズ『THE DAYS』1・2号機の当直長役 当事者の指導に耳を傾けて演じた
- 8. 役所広司主演作がまた快挙、Netflixシリーズ『THE DAYS』週間グローバルTOP10で5位を記録
- 9. Netflix『THE DAYS』放射能の恐怖を疑似体験できるような映像にこわだり
- 10. 小日向文世、3.11当時の総理大臣役に迷いなし『THE DAYS』キャストインタビュー映像
- 11. 福島第一原発“水素爆発が起きた瞬間”を再現したNetflixシリーズ『THE DAYS』本編映像
2023/06/03