格闘家の武尊（31）が6月1日、初の世界進出＆復帰戦となる『Impact in Paris』に向けた公開練習に登場。順調な仕上がりを見せ「今は格闘技を楽しいと思っている」と、現在の心境を明かした。

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　『Impact in Paris』は、6月24日にフランス・パリで開催（ABEMA PPVで独占生中継）。武尊にとって、昨年6月の『THE MATCH2022』の那須川天心戦以来、約1年ぶりの復帰戦となり、初めての海外での試合でISKA世界スーパーライト級王者のベイリー・サグデンと対戦する。

　武尊は、公開練習でシャドウ、ミット打ち、スパーリングを披露。「いまは疲労が一番溜まっている時期」だが、「それだけ追い込めているのは順調なのかなと思います」と現在の体の調子を説明する。

　『THE MATCH2022』から約1年での成長については、「これまでは、負けることへの恐怖で練習を頑張っていたし、その恐怖との戦いだった。でも今回は格闘技を楽しいと思ってやっているし、負けたくないじゃなくて勝ちたいという気持ちで臨めている。どちらも同じように思うかもしれないが、僕の中ですごく意味合いが違う」と力を込める。

　天心との試合で敗戦するまでは「“負け＝死”だと思っていた」というが、「負けた後も応援してくれている人がいることが分かって、考え方が変わりプラスの感情で格闘技を楽しめていると思います」と気持ちの変化を語った。

　なお、武尊は今大会からABEMAと専属PPVファイター契約を締結。日本人格家初の“PPVファイター”となり、自身の試合が「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて配信するごとに最低保証として1億円の報酬が支払われる。

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