俳優の役所広司（67）が30日、都内で行われたNetflixオリジナルドラマシリーズ『THE DAYS』ワールドプレミア舞台あいさつに登壇。先日、フランスで行われたカンヌ国際映画祭でヴィム・ヴェンダース監督映画『PERFECT DAYS』で最優秀男優賞受賞を受賞した役所が、帰国後初イベントで豪華俳優陣から祝福された。

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　舞台登場後すぐにMCから受賞について触れられると「ありがとうございます。きのう帰ってきました。皆さんの応援が届いていました」と笑顔を見せ、『THE DAYS』について「名前がちょっと似ていますけど（笑）、本当にみんなで力を合わせ、志を持ってつくった作品です」と紹介した。

　舞台あいさつには役所のほか、竹野内豊（52）、小日向文世（69）、小林薫（71）、遠藤憲一（61）、石田ゆり子（53）、増本淳P（46）、西浦正記監督（54）、中田秀夫監督（61）も登場。小日向は同作について「世界の方に見て頂けるということで、初めての経験なので、わくわくしています」といい、「我らが役所さんが、男優賞を獲っていただいたことで、さらにたくさんの方に興味を持っていただける。本当におめでとうございます」と祝福した。

　さらに遠藤は、「役所さん、おめでとうございます！ノリノリじゃないですか！でもよく考えたら、ずっとノリノリですね。そのパワーを尊敬しています」とリスペクトを込めた。

　2011年に起きた福島第一原発事故。原発はなぜ暴走したのか、放射能という見えない恐怖と対峙する極限状態の緊迫の7日間に迫る本作。入念なリサーチに基づき「あの日、あの場所で何があったのか」を、政府、会社組織、そして原発所内で事故に対峙する者たち、それぞれの視点の物語を実話に基づいて描く。

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