NTTドコモの新しい映像配信サービス「Lemino」で4月14日より配信されている生駒里奈の主演、井上祐貴の共演のドラマ『にがくてあまい』が、6月8日までの期間限定で第1話〜最新話（全10話）を無料配信している。きのう26日より第7話が配信開始となった。

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　小林ユミヲの同名漫画（コミプレ／ふらっとヒーローズ）が原作。容姿端麗で仕事もできるが実は野菜嫌いでズボラなOL・江田マキ（生駒）と、男子校で教師を務めるベジタリアンでゲイのイケメン・片山渚（井上）とのひょんなことから始まった同居生活を、“食”にスポットを当てて描くヒューマンラブコメディ。2016年公開の同作の実写映画で助監督を務め、21年に監督デビューを果たした杉岡知哉が監督・脚本を手がけている。

　Lemino（※）では、毎週金曜日正午に最新話配信開始。東海テレビでも毎週水曜（深1：35〜）に放送中。

■各話あらすじ

●第1話　

　広告代理店に勤める江田マキ（生駒）は、仕事ができて容姿端麗。証券マンの彼氏もいるのだが、同棲直前というタイミングでフラれてしまう。

　ショックと憤りで行きつけのバーでやけ酒をあおり、仲良しのマスター・ヤッさん（木幡竜）に愚痴を言っていると、端正な顔立ちの男性が登場。彼の名は渚（井上）。男子校で美術を教えている。思わず見惚れてしまうマキだが、渚が持っていた野菜をみて絶叫。マキはとある理由で野菜が大嫌いなのだ。

　そのまま酔いつぶれたマキが翌日目を覚ますと、散らかり放題だった自分の部屋がきれいになっていて、キッチンからは良い香りが。渚が料理を作っていた。野菜嫌いとベジタリアン、ズボラと几帳面、ちぐはぐな二人の共同生活が始まる。

●第2話

　渚との共同生活を強引に承諾させたマキ。期待を胸に、渚の家に出向いたところ、予想以上に古い家屋にショックを隠せない。それでも心機一転、二人の新生活を始めていく。

　渚はマキのために野菜いっぱいの弁当を作り、帰宅をすればやはり野菜をふんだんに使った手料理。文句を言いつつもそのおいしさに思わず笑みがこぼれてしまう。

　そして、広告代理店で順調にキャリアを積んできたマキに暗雲が…。

●第3話

　有機野菜が人気のハルバルファームを立ち上げた父親との確執を渚に告白したマキだが、仕事でも問題を抱えていた。

　人気女優・青井ミナミ（手島実優）を起用して、コンドーム会社のCMコンペを勝ち取ったのもつかの間、ミナミの事務所から出演辞退の連絡が来てしまったのだ。大ピンチとなったマキは食事もそこそこに仕事に励むが、渚は心配を隠せない。

　しかし、奮闘かなわずチームから外されることになったマキは、家で泥酔。帰宅した渚に自分の思いの丈を吐き出してしまう。そして、渚の思わぬ告白を聞いてしまう。

●第4話

　渚が淹れてくれた、実家ハルバルファームの麦茶を飲み、変わらない味にほっとするマキ。麦茶と一緒で、故郷は何も変わらないと諭されたマキは、10年ぶりに故郷に帰ることに。

　父・豊（橋本じゅん）は軽口をたたきながらも喜びを隠せない。母・操（濱田マリ）は渚の登場に恋を予感する。そして、両親から思いもよらぬサプライズが。両親の思いを知ったマキはー。

●第5話

　青井ミナミのマネージャー、瑠璃（菅野莉央）とマキは同じ高校の同級生だった。ミナミの出演辞退によって仕事を外されて以来、マキと瑠璃は気まずい関係が続いている。

　そんな折、ミナミと後輩の葉月菜七（足川結珠）は、とある乳製品飲料の発表会で共演。そこで菜七はミナミを窮地に追い込んでしまう。これをきっかけに、ミナミに無理を強いていたことに気づいたマネージャーの瑠璃はマキに相談。そして、渚の協力を得てある作戦に出るのだが…。

●第6話

　清楚キャラを演じてきたミナミに本来の自分を取り戻してもらうため、渚のレクチャーのもと、イチジクのタルトを作って説得したマキ。その結果、殻を破るために、コンドームのCM出演をミナミ自ら志願することに。

　仕事のトラブルが解消した矢先、これまで野菜料理でマキを支えてきた渚が高熱に倒れてしまう。そばで看病していたいが渚に押し切られる形で出勤するも、心配で早退するマキ。すると、渚と見知らぬ男性が何やらあやしい雰囲気に!?

●第7話

　渚の兄の親友で、昔から頼りにしていた先輩のアラタ（中島歩）が放浪先のインドから帰国。しばらく3人で生活することになった。アラタから、渚の兄が突然亡くなったことをきいたマキは、母すみれ（手塚理美）が兄の死について渚を責めていることなど、渚の抱える問題を知っていく。これまで渚に助けられてきたマキは、何とか力になりたいと思い、ある行動に出る。

　一方の渚も、アラタからマキに対する思いを指摘され、動揺を隠せない。2人きりの生活にアラタが入ったことによって、物語が少しずつ動いていく。