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『仮面ライダー555』令和5年5月5日にイベント 完全新作『パラダイス・リゲインド』に井上敏樹氏「燃えています」

 『仮面ライダー555』20th Anniversary EVENT「555×20」が令和5年5月5日に東京・グランドプリンスホテル新高輪で開催された。

『仮面ライダー555』20th Anniversary EVENT「555×20」の模様(C)2024石森プロ・バンダイ・東映ビデオ・東映  (C)石森プロ・東映

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 『仮面ライダー555』は2003年1月から2004年1月までテレビ朝日系列で放送されていた平成仮面ライダーシリーズ第4作。主人公の青年・乾 巧(半田健人)が特殊な変身ツール「ファイズギア」を持つ少女・園田真理(芳賀優里亜)に遭遇し、異形の怪人「オルフェノク」に襲われたことをきっかけに、仮面ライダーファイズとして戦う物語。従来のシリーズとは異なり、怪人側の苦悩を描くなど、単純な善悪二元論ではない群像劇が描かれ話題となった。イベントでは、20周年記念作のVシネクスト『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』の制作が発表された。テレビシリーズ最終話から20年後を描く正統な続編で、オリジナルキャストが集結。乾巧役の半田健人、ヒロイン・園田真理役の芳賀優里亜、草加雅人役の村上幸平、海堂直也役の唐橋充が出演する。

 令和5年5月5日、「5」が3つ並ぶ記念日に『仮面ライダー555』のイベントが開催。1600人分のチケットが即完売したという本イベントには乾巧役/仮面ライダーファイズ役の半田健人をはじめ、ヒロイン・園田真理役の芳賀優里亜、脚本の井上井敏樹、パイロット監督の田崎竜太氏(※崎はたつざき)、そしてプロデューサーの白倉伸一郎氏が登壇した。

 会場のお客さんを前にまずは20年前のテレビシリーズ『仮面ライダー555』最終話の約15分の映像が流れた後、半田と芳賀が登場し、「20周年という記念すべき年が偶然にも令和5年に重なっていて夢がかなった。そんな1日です。今日はありがとうございます」と半田が喜びを語り、芳賀も「お久しぶり。今日という特別な日にみなさんと時間を共有できるとは思っていませんでした」と笑顔であいさつした。

 その後、Vシネクスト『仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド』が2024年に期間限定上映とBlu-ray&DVDの発売決定をステージ上でサプライズ解禁され、観客からからは驚きのどよめきが起こった。そこから井上氏、田崎監督、白倉プロデューサーも登壇し新作『パラダイス・リゲイン』制作の想いを語った。

 半田は「幸せの一言に尽きます。10周年、20周年を迎えファンの方々からずっと応援の声をもらっていてお返しができなかったけれど、ひとりではできないから、このような話をもらって本当にうれしかったです。新しい『仮面ライダー555』を作ることができてありがとうございます」と会場と配信を見ている方々に感謝を伝えた。井上氏は「燃えています」と新作への意気込みを告げ、田崎監督は「ゴールデンウイークど真ん中の令和5年5月5日は『仮面ライダー555』の日だと思っています。楽しいことがたくさんある中で集まっていただきありがとうございます」と感謝を伝えた。白倉プロデューサーは感謝述べた後、井上に「この場所が何の場所かわかりますか?」と質問すると井上は「俺のファンの集まり」と笑いを取る。白倉プロデューサーは「夏の映画の2週間缶詰になって書いてもらった『仮面ライダー555』のゆかりの地でもあるんです」と正解が明かされた。

 20周年待望の新作への心境をと質問されると「夢にも思っていなかったけど、準備している自分もいてビックリもあったけど、よし来たか!という感じで撮影に挑もうと決めました」覚悟を持って挑んだことを明かす半田。芳賀は「ビックリした。新作とは思っていなかったのと久々の映像作品でどうなるんだろうと不安もあります」とコメント。白倉プロデューサーは「ビックリしていますが、密かにに準備していました」と半田のコメント被せると、半田も「巧として帰ってこれて、ファンの方々も待ってくれていたのでうれしいです」と伝えた。白倉プロデューサーから「最高の最終回でした。悔しいけど良くできた作品だと思っています」としみじみ伝えるも「半田に限らずちゃんとしたものを作らないとというプレッシャーを脚本も監督も感じていると思います」とコメント。そんなコメントに対して井上氏は「準備できております。何も心配いりません」と凜と答え、「やっぱり今日これだけの方が集まって熱気を感じます。この企画を実現できたのも、この熱気があったからだと目のあたりにして実感しています」と田崎監督もファンへの感謝を伝えていた。

 イベント後半には、草加雅人役/村上幸平と海堂直也役/唐橋充からビデオレーターと会場への登壇者に質問が到着した。村上は「続編が決まってうれしく思っています」と喜びを伝える。そのまま「草加の好きなところはどこですか?」と登壇者に問いかけると半田は「彼の存在が『仮面ライダー555』を面白くしている。彼が菊池クリーニングに来なければ…。次から次に諸問題を持ってくるから」と笑わせた。芳賀からは「アイロンがけがうまいところ」とのコメントに半田は、村上とは逆に「石田監督にアイロンの下手な芝居が本当にうまい」と言われたことを明かし、人生で初めてアイロンをかけたのが『仮面ライダー555』の芝居だったことも告白した。

 よく2ショット写真が村上のSNSでUPされる井上氏は「大好きも好きも嫌いもすべて受け入れる、倦怠期の夫婦のようです」と会場をわかせ、「掃除、洗濯、料理もできる一家に一台」とさらに笑いを誘った。田崎監督も「追加戦士でここまで愛されている戦士ってなかなかいないんじゃないかな」と絶賛し、白倉プロデューサーは「今日、間違って草加Tシャツを着てきたことをかなり後悔しています。好きなところはなくなりました」と笑わせた。

 唐沢は、当時劇団がなくなって苦しい思いをしていたときに『仮面ライダー555』が出演することが決まった当時の喜びなどを語り会場を笑わせるも「『仮面ライダー555』でやれていなかったことはありますか?」と田崎監督・白倉プロデューサーに質問すると、「軍艦島で撮影ができなかった。あとは挑戦的なことをやらせていただいた作品だった」と当時のエピソードを明かした。

 その後、m.c.A・T が挿入歌「The people with no name」を歌唱し、ISSA が主題歌「Justiφ’s」歌唱し会場の観客のボルテージも最高潮になるも、イベント終了時間が近づき、一人ずつ最後のメッセージとなった。白倉プロデューサーは「今日、ISSAの生歌を初めて聞いて鳥肌が立ちました。スタジオの中は入れないので、今まで聞くことができなかったので客としてすごく楽しんでしまいました」とうれしそうに告げた。田崎監督は「みなさんの熱気がこの『仮面ライダー555』の新作を呼び込んだと思います。俺たちが作った作品だと誇っていいと思います」とファンへの感謝と共にコメント。井上氏は「熱気にビックリしています。新しい『仮面ライダー555』が20年経ってどういう風に変わるのか。みなさん楽しんでください」と新作への期待を膨らませた。

 m.c.A・Tは「初めて『The people with no name』歌ったのは1万人のエキストラがいたさいたまスーパーアリーナだった。そして『仮面ライダー555』は今年20周年。ISSAのDA PUMPは昨年25周年、そして俺は今年30周年。何か『仮面ライダー555』につながっていけたらいい」と意欲を伝え、ISSAも「20年間愛されている『仮面ライダー555』の新作に何かの形でかかわることができたらうれしい」とコメントすると半田が「撮影の時は、主題歌はまだ決まっていなかった」と伝え主題歌に意欲をみせた。

 芳賀は「20周年、胸を熱くする作品だと思います。ずっと応援していただきありがとうございます。『仮面ライダー555』はこれからも誰かの闇を消して光をもたらしくしてくれる作品にできたらと思います。楽しみにしてください」とコメント。最後に半田がイベントができた喜びや感謝を語り「来年楽しみに待っていただきたい!」と想いを伝え幕を下ろした。

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  1. 1. 『仮面ライダー555』20周年で完全新作『パラダイス・リゲインド』制作決定 半田健人&芳賀優里亜&村上幸平&唐橋充が出演
  2. 2. 『仮面ライダー555』令和5年5月5日にイベント 完全新作『パラダイス・リゲインド』に井上敏樹氏「燃えています」

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