MBS・ドラマ特区『墜落JKと廃人教師』（MBSでは6日から毎週木曜　深0：59、テレビ神奈川では毎週木曜　後11：00ほか）の初回が、6日深夜に放送。放送後、「墜落JKと廃人教師」「墜廃ドラマ」「墜落JK実況」「橋本涼」が次々とトレンド入りし、日本のトレンドになるなど、夜分にもかかわらず大反響となった。

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　無気力でギャンブル好きで金欠、教師とは思えないギリギリ行動を連発する典型的な“ダメな大人”で、生徒からは「灰仁（廃人）」と呼ばれ舐められている物理教師、灰葉仁を橋本涼（HiHi Jets／ジャニーズJr.）、成績優秀だがネガティブな女子高校生、落合扇言を高石あかり（※高＝はしごだか）が演じ、シュールでローテンションな掛け合いに多くの声が寄せられた。

　前半パートは原作通り、自殺しようと屋上へ立ったネガティブJK・落合と、授業をサボって屋上へ来たクズ教師・灰仁の掛け合いが描かれる。自殺を止めようとする教師とは思えない、ゆるすぎる会話が繰り広げられ「思った以上にコメディw」「かっこいいし声もいいんだけどキャラが面白すぎて笑い止まらない」「冒頭からクズ」「テンポが原作すぎる、2人とも役にハマりすぎ」「このドラマ良すぎるのでは!?」「橋本涼の気だるげ感の破壊力すごい」との声が寄せられた。

　原作に忠実なセリフ回しとカット割りにも「まさか伏字のセリフもちゃんとやるとは」「JKのツッコミの間とか言い方が漫画読んだときに脳内に再生されたのと同じだわ」「カット割りまで原作すぎる最高」「原作リスペクトが痛いぐらい伝わる」との感想があり、原作ファンにとっても満足の行く仕上がりだったようだ。

　また今回放送前に注目されていたのは、原作にある、灰仁のニコチン中毒という設定。昨今のテレビドラマでは喫煙シーンが描かれることはほとんどないため、実写化でどのように処理がされるのかに注目が集まっていた。1話では、原作のギャンブル好きの設定を生かし、競馬中継を聞きながら屋上に登場。そしてくわえ煙草のように飴をくわえて話しだし、「煙草を飴で我慢してんだよ、ご時世的にも」と一言。扇言が「変なこと口走ってますよ」と突っ込むシーンが描かれた。

　これには、「ご時世www」「メタネタが原作っぽい」「まさかの飴！」「コンプラを叫ばれている時代に喫煙シーンを逆手に取った原作と同様のメタ発言最高によくなかっですか？」など、「墜落JKと廃人教師」の世界観らしいメタ視点のギャグに好印象だった様子。原作でも、川に落ちて煙草が吸えなくなった際に、灰仁が飴を咥えて屋上に現れるシーンが描かれており、ドラマではこの設定をもとにアレンジされている。

　後半では、たい焼き屋のシーンが描かれ、たい焼き屋店主で灰仁の友人・翔太役にまさかのフルーツポンチ村上健志が登場。そしてSNSでも大騒ぎとなった“たい焼きキス”シーンが描かれた。扇言がかじるたい焼きに、灰仁が横からかじりつき急接近。後ろから見るとキスしていうように見えるという原作でも人気の場面だ。これには、「心臓とまった」「コメディが続いてる中の胸キュンが苦しくてトキメキが止まらん」「きぇええええええ」「ドキドキしたキスしてるかと思った」「むりかっこよすぎる」と大盛り上がりとなった。