日本テレビ系連続ドラマ『Dr.チョコレート』（22日スタート　毎週土曜　後10：00）の制作発表記者会見がこのほど、撮影中の実際のセットの中で行われ、主演の坂口健太郎のほか、キャストの白山乃愛、西野七瀬、葵わかな、鈴木紗理奈、前田旺志郎、古川雄大、小澤征悦、斉藤由貴が登場した。

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　どんなに難しい手術でも必ず成功させる医療界のバンクシー、正体不明の天才外科医『Dr.チョコレート』。謎めいた義手の元医者＝Teacher（坂口）と、天才的外科医の腕を持つ10歳の少女＝Dr.チョコレート（白山）が、全員難ありキャラ強めな6人の医療仲間“チョコレートカンパニー”とともに、どんな状況下でも、ワケあり患者の命を救う。その背景には、少女から両親を奪った謎の陰謀を解き明かす目的があった。

　“チョコレートカンパニー”のメンバーで、放射線技師・お笑い（ニックネーム）を演じる旺志郎は、全然売れていない若手芸人という役柄。コンビ名は「レントゲン」。芸名は「息止めて」。売れる兆しは全くないのに辞める気ゼロ。ハッカーになれるほどのプログラミング能力があり、検査画像のソフトウェアの設定をいじることによって、本来なら発見できない異常を見つけ出すことができる。

　現在22歳の旺志郎は、子役時代に兄の前田航基と「まえだまえだ」を結成。小学生の兄弟漫才コンビとして2007年の『M-1グランプリ』に出場するなど話題となった。現在は漫才師としての活動はしていないが、同作では漫才をするシーンもあるそうで「その監修に、元オジンオズボーンの篠宮（暁）さんが入られているんですが、漫才をやっていた小学生の頃にご一緒していろいろお世話になった方でもあったので、そんな方に今回漫才のネタを書いてもらって、それを披露するっていうのは、僕にとってすごく感慨深い」と心境を明かした。

　続けて「せっかく書いてくれたネタが無駄にならないように、大事に漫才をしたいなと思っております」と話すと、周りのキャストたちから「漫才師のコメントになってる（笑）」「役作りし過ぎ（笑）」とツッコミが。その後しっかり「お笑い役として…みんなで楽しく撮影している空気感が皆さんに伝わればいいと思っています。頑張ります！」と意気込みを語った。