著作権協会国際連合(CISAC)と日本音楽著作権協会(JASRAC)が6日、都内で共同記者会見を開催。AI、メタバース、ブロックチェーンといったデジタル技術の進展が、音楽制作や流通、著作権管理などにどのような変化をもたらしたのか分析し、音楽クリエイターが置かれている現状や課題、今後に向けたメッセージなどを伝えた。 会見には、スウェーデンのポップグループ「ABBA」のメンバーであり、2020年5月からCISACの会長に就任したビヨルン・ウルヴァース氏も来日。ウルヴァース氏は、ABBAの作曲活動に勤しんでいた1970年代当時の話から切り出し、著作権をはじめとする創作物にまつわる権利の重要性を語りながら、配信リリースが主流となっている現在のシーンを危惧した。 そして、JASRACが昨年10月から正式始動させた楽曲情報管理システム『KENDRIX』や、韓国や台湾、東南アジアなどの音楽著作権管理事業者との間で海外楽曲の作品情報などを共有できるシステム『GDSDX』の開発について評価し、「我々ができることは、クリエイターに参画を奨励し、体制づくりや規制を敷いていくことだ」と力を込めた。
2023/04/06





