人気デュオ・KinKi Kids(堂本剛・光一)が、11日から放送されるマクドナルド「ベーコンポテトパイ」イの新テレビCM「いまさら青春」篇に出演する。同社CM初起用となる2人。キンキの名曲をオマージュしたアドリブなどを交えながら順調に撮影を進行した。収録後のインタビューでは『マクドナルド』の別CMに出演している木村拓哉が披露する“カッコいい持ち方”デビューにも意欲をみせた。
■「青春のかたまり」「思い切り抱き寄せてやる」名曲意識のアドリブも
新CMでは「いまさらサクッとデビューしよう」をテーマに、青春時代を歌と踊りに捧げてきた2人が、青春を謳歌する高校生をうらやましげに眺めながら、「やっとく?青春」というセリフと共にマクドナルドの店内へ駆け込み、『ベーコンポテトパイ』と一緒に青春を味わう、という内容。
撮影は、マイクロバスの窓から外を眺めるシーンからスタート。マクドナルドで楽しそうにはしゃぎながらベーコンポテトパイを食べる若者の姿を見つめ「あんな青春なかったもんなぁ〜」「えぇなぁ〜」とうらやましそうにつぶやく表情は臨場感たっぷり。忙しく過ごし続けた青春時代を振り返る設定について、光一は「ある意味、リアル」と懐かしみ、剛も「ほんのり切ないストーリーだな〜」と感想を明かす。
青春時代を取り戻すためにバスを降り、通行する人々の間を縫うようにマクドナルドへ向かうシーンでは、商業施設敷地内に再現した“撮影用のロケ現場”と本当の撮影スペースの境界線がわかりづらく、予定の位置を越えて突き進むように歩き続けてしまうひと幕も。いてつく寒さと強風に見舞われていた撮影現場だが、「あれ?」と気づいて笑いながらバスへ戻っていくふたりの笑顔に励まされ、スタッフやエキストラも「まるで空気が温まったみたい」と元気な表情で撮影を続行した。
“食べカット”撮影では、温かいベーコンポテトパイを前にテンションが上がり気味の2人。カメラが止まった後も「初めて食べた〜」「う〜ん、うまい!」と余韻を楽しむように味わう。さらに「このCMの『青春のかたまり』って、オレたちの歌のタイトルにかかってる?もしそうなら、そのイメージに合わせてやってみます」と監督に提案した光一は、「思い切り抱き寄せてやる」とアドリブのセリフを披露。剛が間髪入れず「やさしくしてね」と続くと、撮影現場が大きく盛り上がった。
店舗のカウンターへ駆け込みながら注文するシーンでは、青春時代を思い起こさせるようなウキウキとした表情で撮影に臨む。位置につくと、細かな打ち合わせを行うこともなくリラックスした表情でスタンバイ。「スタート」の合図と共に絶妙なタイミングで歩き始め、スタスタと早足でカウンターへ。一列に並んだ状態から「ベーコンポテトパイ」「2つ!」と息をピタリと合わせた絶妙なパフォーマンスで瞬く間にOKテイクを獲得した。
また、声の収録でも完璧なコンビネーションを披露。CMのエンドカットの「タラッタッタッタ〜」の収録では「『あなたでよかった』って歌うのもいいね〜。その後に『タラッタッタッタ〜』って言ってみるとか」と、光一さんが独自のアレンジを提案。「たぶん合うと思うよ」と自信たっぷりでテストを行うと、剛さんも完璧にタイミングを合わせ、監督を驚かせたその後も「青春の味、ベーコンポテトパイ」などナレーションの収録を続けたが、どれだけテンポを早めてもズレる気配がない驚異のシンクロで周囲を圧倒していた。
■KinKi Kids収録後インタビュー
――マクドナルドCM初出演の感想、またマクドナルドの思い出を教えてください。
光一:すごくうれしかったよね。マクドナルドといえば…ジャニーズ Jr.の頃、レッスンをしてるとジャニーさんがすごい“大量買い”してくるんですよ(笑)。先輩からまず取って、後輩が取りに行き…すごかったですね〜。
剛:なので、かなり人生でいただいてます(笑)。小さい頃の思い出で言ったら、地元の駅の近くに店舗がありましたので、朝マックもよく食べてましたし、マクドナルドを食べるとその時を思い出すのと、ジャニーさんがめっちゃ買ってきてたなって、この2つが鮮明に思い出されるので、ちょっとクサい言い方ですけど、“タイムマシ-ン”的な雰囲気があるんですよ。名曲を聴いたときに戻るような。めちゃくちゃ不思議なんですけど、そういう“力”があるかな〜と思って。
光一:子どもの頃から知ってる味だし。本当にホッとするんだよね、食べると。無性に食べたくなるし。
剛:だから(CM出演の)お話をいただいた時、『とうとう来たな』って。
光一:うれしかったですね。
――ジャニーさんが買ってきたというのはどんなバーガーや商品でしたか?
光一:何種類かあって、先輩方が好きなものを取っていくという。暗黙の了解で、ありましたね(笑)。
剛:ビッグマックとかも入ってるんですけど、やっぱり先輩がそれを取っていっちゃう。
光一:そうそう(笑)でもね、僕は普通の(ハンバーガー)が好きなのよ。普通の!
剛:おいしいね。僕は、最近ちょっと変わってきてる傾向あるんですけど、だいたいてりやきマックバーガーと普通のハンバーガーとナゲット、ポテトSくらいで。それでコーラみたいな感じで。色々な商品が出て食べてみるんですけど、最終的にやっぱり普通のハンバーガーが、めっちゃおいしい。
光一:おいしい!だから、先輩方がビッグマックとか取っていく分には僕的には全然問題なかったですよ。
剛:逆にね!(大好きなハンバーガーが食べられるから)問題なかったっていうね。
――ベーコンポテトパイを食べた感想をお聞かせください。
剛:これはウソとか言ったらよくないので…ベーコンポテトパイ、初めて食べたんです。ボクは“アップルパイ派”だったんですよ。アップルパイはよう食べてたんですけど。
光一:私も、初めてです。ベーコンポテトパイは昔からありましたよね…1990年?『なんで食べてこなかったんやろ?』っていうぐらいおいしかったですよ。
剛:アップルパイに行っちゃってたんで…。友達に『ベーコンポテトパイ、マジでおいしいですよね』って言われて、『ボクは食べたことないねんな』って答えたら、『すごい引きますわ。こんなおいしいもの食べてないんですか?』ってすごいイジられて(笑)
光一:撮影でもね、スタッフの皆さんも気を遣ってくださっていたのか、食べカットに関しても回数を重ねないで撮ってくださったかもしれませんけど…『もうちょっと食べたかったな』っていうのが本音のところですよね、もうちょっと(笑)
――CM内の「#いまさらサクッとデビューしよう」にちなみ、お2人が今デビューしたいことはありますか?
光一:なんだろうな〜…それこそ“マクドナルドのCM”がね、そんな感じだったよ(笑)
剛:(他のCMに出演している)木村(拓哉)さんに連絡するか迷いましたもん。…してませんけど(笑)『連絡されたところで』って、言われちゃうんで(笑)してませんけど、『お兄さん、僕もマクドナルド行きます(出演します)わー』みたいなこと(笑)
光一:木村兄さんがハンバーガーを持つとき、カッコいい持ち方しますよね。(僕らも)ベーコンポテトパイをね、“カッコいい持ち方デビュー”しようかなと思ったんですよ。撮影のときちょっと考えたんですよ『どうやって持ったらいいかな?』って。でも普通に持ちました、私は(笑)。そこの“サクッとデビュー”はできませんでしたね〜。『似合わんな〜』と思ったんですよ。やっぱり(木村)兄さんだからカッコいい。
剛:もし次のシリーズがあるとしたら、バリバリ芝居したいですよね。われわれ(KinKi Kids)でいっちゃってるんで、頃合いも難しいじゃないすか。(マクドナルドCM出演時の)お兄さんも、“お兄さん”じゃないから、木村拓哉じゃないから。そうすると、それはボクらだって、カッコいい持ち方できますからね。きょうは逆に封印したぐらいですよ(笑)
光一:カッコいい持ち方デビュー!(笑)
剛:そうそう。だから次、“サクッとデビュー”できたらいいなと思います(笑)
光一:そんなん言うてたら、次がもしもあった場合、『やってんなー!』って思われるだけやで(笑)
剛:それはもう、やったらいいんですよ。カッコいい持ち方を開発したらいいんです。
――CMでは「あんな青春なかったなぁ」というセリフが印象的ですが、歌って踊って忙しかったあの頃に“やりたくてもできなかった青春”を教えてください。
剛:(できなかったこと)だらけやからな〜。やっぱり運動会とか修学旅行とか、行事ごととかまともには参加できてないですしね。
光一:もう大人になって、クルマ乗って信号で止まって、パッと横を見ると、学生のカップルが一緒に学校に通ってるとか。『おいおい、青春しとるなー』みたいなのを感じるよね。
剛;本当にないので…『これだけはできなかった』とかじゃないから。もう、何もできなかったのでね。そういう意味では今回のストーリーの中にある“(あんな青春なかったなーという)あのフレーズ”は重みもありますし…。ジャニーズの合宿所でなにかふざけたとかはありますけど、学生時間の中の延長とかはないですからね。だからほんのり切ないストーリーだな〜と思いながら。
光一:ある意味、リアルでしたね。
――逆に“KinKi Kids として活躍してきたからこそ体験できた青春”はありますか?
光一:ずっと、青春し続けてます(笑)この仕事をやっているからこそ経験できることって、この仕事をやってなかったらできない経験はたくさんありますから。
剛:苦しみももちろん比例してあるんですけれども…。喜びとか達成するものとか、学びとかたくさんありますし。一生懸命、自分たちらしく頑張っていこうみたいな、そういう気持ちになれるようなことが、独特な青春時代の記憶にあるので、大変ではありましたけど経験してよかったのかなと思います。
光一:この仕事ってさ、現場に行けば変わるじゃない。ライブもそうだし舞台もそうだけど、それを乗り越えたときの達成感とか、常々あるじゃん。それがある意味、青春なんじゃないの?って(笑)
剛:大人になりすぎると物事を頭で片付けてしまって、達成しない方向にいってしまうっていうのは、いちばんクリエイティブしていてつまらないなと思ってるんで、自分だけでも予算とか時間とか、いろいろあるかもしれないけど…と思いながら発言する立場でいなきゃいけないなと思って。もう子どものように童心に帰って、いろいろファンの方々に対して叶えたいとか、こうしてほしいんだ、だから力を貸してほしいって説得するときに、ちょっと“青春ドラマ”の主人公くらいの勢いで言ってるかなっていう気はしますよね。
光一:多くの人と関わるから、一つひとつ乗り越えていくものだと思うんで、それも青春なんじゃないかなと思いますけどね。
剛:これからも青春していきたいと思います。
――マクドナルドファンやベーコンポテトパイのファンの皆さまにメッセージをお願いします
光一:1990年に初登場して以来、毎回大好評の人気サイドメニュー、ベーコンポテトパイが今年も登場です。
剛:青春の味、青春のかたまりです。
光一:『あなたでよかった』と、歌うの?
剛:歌いましたね。
光一:あの頃、歌って踊って忙しく過ごしていたボクらも、ほんの少し青春を思い出せるような、アツアツでサクサクのパイです。
剛:皆さんも青春、やっておきましょう。
光一:マクドナルドのベーコンポテトパイで。
剛:皆さんも、いまさらサクッと青春しましょう!
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■「青春のかたまり」「思い切り抱き寄せてやる」名曲意識のアドリブも
新CMでは「いまさらサクッとデビューしよう」をテーマに、青春時代を歌と踊りに捧げてきた2人が、青春を謳歌する高校生をうらやましげに眺めながら、「やっとく?青春」というセリフと共にマクドナルドの店内へ駆け込み、『ベーコンポテトパイ』と一緒に青春を味わう、という内容。
撮影は、マイクロバスの窓から外を眺めるシーンからスタート。マクドナルドで楽しそうにはしゃぎながらベーコンポテトパイを食べる若者の姿を見つめ「あんな青春なかったもんなぁ〜」「えぇなぁ〜」とうらやましそうにつぶやく表情は臨場感たっぷり。忙しく過ごし続けた青春時代を振り返る設定について、光一は「ある意味、リアル」と懐かしみ、剛も「ほんのり切ないストーリーだな〜」と感想を明かす。
青春時代を取り戻すためにバスを降り、通行する人々の間を縫うようにマクドナルドへ向かうシーンでは、商業施設敷地内に再現した“撮影用のロケ現場”と本当の撮影スペースの境界線がわかりづらく、予定の位置を越えて突き進むように歩き続けてしまうひと幕も。いてつく寒さと強風に見舞われていた撮影現場だが、「あれ?」と気づいて笑いながらバスへ戻っていくふたりの笑顔に励まされ、スタッフやエキストラも「まるで空気が温まったみたい」と元気な表情で撮影を続行した。
“食べカット”撮影では、温かいベーコンポテトパイを前にテンションが上がり気味の2人。カメラが止まった後も「初めて食べた〜」「う〜ん、うまい!」と余韻を楽しむように味わう。さらに「このCMの『青春のかたまり』って、オレたちの歌のタイトルにかかってる?もしそうなら、そのイメージに合わせてやってみます」と監督に提案した光一は、「思い切り抱き寄せてやる」とアドリブのセリフを披露。剛が間髪入れず「やさしくしてね」と続くと、撮影現場が大きく盛り上がった。
店舗のカウンターへ駆け込みながら注文するシーンでは、青春時代を思い起こさせるようなウキウキとした表情で撮影に臨む。位置につくと、細かな打ち合わせを行うこともなくリラックスした表情でスタンバイ。「スタート」の合図と共に絶妙なタイミングで歩き始め、スタスタと早足でカウンターへ。一列に並んだ状態から「ベーコンポテトパイ」「2つ!」と息をピタリと合わせた絶妙なパフォーマンスで瞬く間にOKテイクを獲得した。
また、声の収録でも完璧なコンビネーションを披露。CMのエンドカットの「タラッタッタッタ〜」の収録では「『あなたでよかった』って歌うのもいいね〜。その後に『タラッタッタッタ〜』って言ってみるとか」と、光一さんが独自のアレンジを提案。「たぶん合うと思うよ」と自信たっぷりでテストを行うと、剛さんも完璧にタイミングを合わせ、監督を驚かせたその後も「青春の味、ベーコンポテトパイ」などナレーションの収録を続けたが、どれだけテンポを早めてもズレる気配がない驚異のシンクロで周囲を圧倒していた。
■KinKi Kids収録後インタビュー
――マクドナルドCM初出演の感想、またマクドナルドの思い出を教えてください。
光一:すごくうれしかったよね。マクドナルドといえば…ジャニーズ Jr.の頃、レッスンをしてるとジャニーさんがすごい“大量買い”してくるんですよ(笑)。先輩からまず取って、後輩が取りに行き…すごかったですね〜。
剛:なので、かなり人生でいただいてます(笑)。小さい頃の思い出で言ったら、地元の駅の近くに店舗がありましたので、朝マックもよく食べてましたし、マクドナルドを食べるとその時を思い出すのと、ジャニーさんがめっちゃ買ってきてたなって、この2つが鮮明に思い出されるので、ちょっとクサい言い方ですけど、“タイムマシ-ン”的な雰囲気があるんですよ。名曲を聴いたときに戻るような。めちゃくちゃ不思議なんですけど、そういう“力”があるかな〜と思って。
光一:子どもの頃から知ってる味だし。本当にホッとするんだよね、食べると。無性に食べたくなるし。
剛:だから(CM出演の)お話をいただいた時、『とうとう来たな』って。
光一:うれしかったですね。
――ジャニーさんが買ってきたというのはどんなバーガーや商品でしたか?
光一:何種類かあって、先輩方が好きなものを取っていくという。暗黙の了解で、ありましたね(笑)。
剛:ビッグマックとかも入ってるんですけど、やっぱり先輩がそれを取っていっちゃう。
光一:そうそう(笑)でもね、僕は普通の(ハンバーガー)が好きなのよ。普通の!
剛:おいしいね。僕は、最近ちょっと変わってきてる傾向あるんですけど、だいたいてりやきマックバーガーと普通のハンバーガーとナゲット、ポテトSくらいで。それでコーラみたいな感じで。色々な商品が出て食べてみるんですけど、最終的にやっぱり普通のハンバーガーが、めっちゃおいしい。
光一:おいしい!だから、先輩方がビッグマックとか取っていく分には僕的には全然問題なかったですよ。
剛:逆にね!(大好きなハンバーガーが食べられるから)問題なかったっていうね。
――ベーコンポテトパイを食べた感想をお聞かせください。
剛:これはウソとか言ったらよくないので…ベーコンポテトパイ、初めて食べたんです。ボクは“アップルパイ派”だったんですよ。アップルパイはよう食べてたんですけど。
光一:私も、初めてです。ベーコンポテトパイは昔からありましたよね…1990年?『なんで食べてこなかったんやろ?』っていうぐらいおいしかったですよ。
剛:アップルパイに行っちゃってたんで…。友達に『ベーコンポテトパイ、マジでおいしいですよね』って言われて、『ボクは食べたことないねんな』って答えたら、『すごい引きますわ。こんなおいしいもの食べてないんですか?』ってすごいイジられて(笑)
光一:撮影でもね、スタッフの皆さんも気を遣ってくださっていたのか、食べカットに関しても回数を重ねないで撮ってくださったかもしれませんけど…『もうちょっと食べたかったな』っていうのが本音のところですよね、もうちょっと(笑)
――CM内の「#いまさらサクッとデビューしよう」にちなみ、お2人が今デビューしたいことはありますか?
光一:なんだろうな〜…それこそ“マクドナルドのCM”がね、そんな感じだったよ(笑)
剛:(他のCMに出演している)木村(拓哉)さんに連絡するか迷いましたもん。…してませんけど(笑)『連絡されたところで』って、言われちゃうんで(笑)してませんけど、『お兄さん、僕もマクドナルド行きます(出演します)わー』みたいなこと(笑)
光一:木村兄さんがハンバーガーを持つとき、カッコいい持ち方しますよね。(僕らも)ベーコンポテトパイをね、“カッコいい持ち方デビュー”しようかなと思ったんですよ。撮影のときちょっと考えたんですよ『どうやって持ったらいいかな?』って。でも普通に持ちました、私は(笑)。そこの“サクッとデビュー”はできませんでしたね〜。『似合わんな〜』と思ったんですよ。やっぱり(木村)兄さんだからカッコいい。
剛:もし次のシリーズがあるとしたら、バリバリ芝居したいですよね。われわれ(KinKi Kids)でいっちゃってるんで、頃合いも難しいじゃないすか。(マクドナルドCM出演時の)お兄さんも、“お兄さん”じゃないから、木村拓哉じゃないから。そうすると、それはボクらだって、カッコいい持ち方できますからね。きょうは逆に封印したぐらいですよ(笑)
光一:カッコいい持ち方デビュー!(笑)
剛:そうそう。だから次、“サクッとデビュー”できたらいいなと思います(笑)
光一:そんなん言うてたら、次がもしもあった場合、『やってんなー!』って思われるだけやで(笑)
剛:それはもう、やったらいいんですよ。カッコいい持ち方を開発したらいいんです。
――CMでは「あんな青春なかったなぁ」というセリフが印象的ですが、歌って踊って忙しかったあの頃に“やりたくてもできなかった青春”を教えてください。
剛:(できなかったこと)だらけやからな〜。やっぱり運動会とか修学旅行とか、行事ごととかまともには参加できてないですしね。
光一:もう大人になって、クルマ乗って信号で止まって、パッと横を見ると、学生のカップルが一緒に学校に通ってるとか。『おいおい、青春しとるなー』みたいなのを感じるよね。
剛;本当にないので…『これだけはできなかった』とかじゃないから。もう、何もできなかったのでね。そういう意味では今回のストーリーの中にある“(あんな青春なかったなーという)あのフレーズ”は重みもありますし…。ジャニーズの合宿所でなにかふざけたとかはありますけど、学生時間の中の延長とかはないですからね。だからほんのり切ないストーリーだな〜と思いながら。
光一:ある意味、リアルでしたね。
――逆に“KinKi Kids として活躍してきたからこそ体験できた青春”はありますか?
光一:ずっと、青春し続けてます(笑)この仕事をやっているからこそ経験できることって、この仕事をやってなかったらできない経験はたくさんありますから。
剛:苦しみももちろん比例してあるんですけれども…。喜びとか達成するものとか、学びとかたくさんありますし。一生懸命、自分たちらしく頑張っていこうみたいな、そういう気持ちになれるようなことが、独特な青春時代の記憶にあるので、大変ではありましたけど経験してよかったのかなと思います。
光一:この仕事ってさ、現場に行けば変わるじゃない。ライブもそうだし舞台もそうだけど、それを乗り越えたときの達成感とか、常々あるじゃん。それがある意味、青春なんじゃないの?って(笑)
剛:大人になりすぎると物事を頭で片付けてしまって、達成しない方向にいってしまうっていうのは、いちばんクリエイティブしていてつまらないなと思ってるんで、自分だけでも予算とか時間とか、いろいろあるかもしれないけど…と思いながら発言する立場でいなきゃいけないなと思って。もう子どものように童心に帰って、いろいろファンの方々に対して叶えたいとか、こうしてほしいんだ、だから力を貸してほしいって説得するときに、ちょっと“青春ドラマ”の主人公くらいの勢いで言ってるかなっていう気はしますよね。
光一:多くの人と関わるから、一つひとつ乗り越えていくものだと思うんで、それも青春なんじゃないかなと思いますけどね。
剛:これからも青春していきたいと思います。
――マクドナルドファンやベーコンポテトパイのファンの皆さまにメッセージをお願いします
光一:1990年に初登場して以来、毎回大好評の人気サイドメニュー、ベーコンポテトパイが今年も登場です。
剛:青春の味、青春のかたまりです。
光一:『あなたでよかった』と、歌うの?
剛:歌いましたね。
光一:あの頃、歌って踊って忙しく過ごしていたボクらも、ほんの少し青春を思い出せるような、アツアツでサクサクのパイです。
剛:皆さんも青春、やっておきましょう。
光一:マクドナルドのベーコンポテトパイで。
剛:皆さんも、いまさらサクッと青春しましょう!
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2023/04/06