シンガー・ソングライターの円広志（69）が5日、大阪市内のカンテレ本社で『よ〜いドン！』（月〜金　前9：50　※関西ローカル）の取材会に出席し、新レギュラーの伊原六花（23）、山之内すず（21）を歓迎した。

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　関西を拠点とする円は、1978年のデビュー曲「夢想花」が大ヒット。森昌子に提供した「越冬つばめ」や、『探偵！ナイトスクープ』のテーマソング「ハートスランプ二人ぼっち」など、絶大な人気を誇る。バラエティーなどでも欠かせない存在で、平日朝の情報番組『よ〜いドン！』は15周年を迎える。名物コーナー「となりの人間国宝さん」などで、ロケの達人として親しまれてきた。

　伊原と山之内は4月から水曜レギュラーに加わり、スタジオ出演と「人間国宝さん」ロケを2週交代で務める。Z世代の2人に対し、円は「転校生っていうかな、そんな感じがする。新しい風に期待」と紹介し、優しく声をかけた。

　伊原が「優しい親戚のおじいちゃん」と表現すると、円は「ええねんで。そう言うてくれた方が俺のためやねん」とにっこり。山之内は「本当に関西のお父さん、おじいちゃん。“朝の顔”といえば円さん」といい、「『円さん、おったで！』って、私たちの世代でも変わらずテンションが上がる」とはにかんだ。

　『よ〜いドン！』が始まった当時、「小学生にもあがってなかったですね」（山之内）という。その間、街を歩き続けてきた円は「（再会して）『元気でよかった』とか、そういうことが15年触れ合っているとあるんです。お若い2人がどういう視点でかかわっていくのか」「新しい歴史が始まるんじゃないか」とエールを送った。