NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』が3月31日に最終話を迎え、同日、ドラマの舞台となった大阪・東大阪市の「東大阪市 文化創造館」で感謝祭イベントが開かれた。ヒロイン・梅津(岩倉)舞役の福原遥、夫となった梅津貴司役の赤楚衛二、舞の父・岩倉浩太役の高橋克典が登場し、親子がそろった。 イベント前の取材会で、福原は「いろんな気持ちが朝から沸き上がってくる」と喜びを噛みしめ、“夫”の赤楚、“お父ちゃん”高橋と和気あいあい。赤楚も最終話は「オンエアで見ました」と物語に入り込んだまま。娘が“舞いあがった”姿を見届け、高橋は「天国から見守るように見ていた。号泣して、新幹線に遅刻しそうになった」と笑わせた。 福原は「本当にこの作品は東大阪と五島列島の皆さんのお力がなければできなかったと思うぐらい、たくさん支えていただいた」と感謝。「もう半年?やりたいです。半年どころか1年やりたい。そう思えるぐらい、温かい現場で毎日が楽しすぎた」といい、「舞をずっと心にとどめ、ずっといっしょに生きていきたい」と語った。 『舞いあがれ!』は、1990年代から現在までを背景に、ヒロイン・舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のストーリーを描いた。最終話では、空飛ぶクルマの初フライトで大団円となった。