俳優の横浜流星（26）が30日、都内で行われた映画『ヴィレッジ』完成披露イベントに初共演のジャニーズJr.・HiHi Jetsの作間龍斗（20）と参加した。2作目の映画出演となった作間について横浜は「これからもっとやってほしいですね、お芝居」と印象を語った。

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　閉ざされた日本の集落を舞台に、幼き頃よりこの村に住み希望のない暮らしを送っている片山優（横浜）。父が起こした事件の汚名を背負い、母親の借金を肩代わりしながら、巨大なゴミ最終処分場で働く優だったが、幼なじみである美咲（黒木華）が東京から戻ったことで物語が動き出す。『余命10年』で知られる藤井道人監督による映像美と、現代日本の縮図を描くヒューマンサスペンス。作間は美咲の弟・恵一を演じている。

　作間は、横浜との共演エピソードについて「一日、夜中の撮影があって、てっぺん前に終わったんですけど現場は明け方まで続く。始発の新幹線で帰る予定だったので。だとしたら寝るのももったいないなと、撮影現場に残らせてもらって見ていた。シリアスなシーンなのでベラベラ話すわけにいかず、ただ現場を見ているだけだったんですけど…」と率先して見学。

　さらに「集中力がすごい。終わるまで弱音をはくとかもなく、ピシッとした顔でやってらっしゃるのですごいな〜って」と尊敬のまなざし。作間が「1回、監督からアプローチしていただいてストーブの前で話しましたね」と振り返ると、横浜は「『最近どう？』みたいな他愛のない話しをしました」と笑顔で交流を明かした。

　そんな作間について横浜は「実直で、朝まで現場に残ってくれて作品に対するまっすぐな姿勢に好感を持ちました。これからもっとやってほしいですね、お芝居。（2作目というのは）意外でした。すごく堂々していて」と感心。「2作目でTOHOシネマズ六本木スクリーン7に立つとは。きのうもあの辺で見ていたので」と初々しさをのぞかせた。

　また、作間の姉役の黒木華（33）も「すごくいい子、お菓子を作るのも得意。作ったのを見せてもらったんですけどお店に出してもいいくらい」と絶賛。これには古田新太（37）も「なんで（自分には）見せてくれないの？」と興味津々になって話に入り、笑いを誘っていた。　このほか、一ノ瀬ワタル（37）、奥平大兼（19）、藤井道人監督も登壇した。