長野五輪男子スピードスケート500メートル金メダリストの清水宏保氏(49)が23日、自身のインスタグラムを更新。同日、青森の国立大学・弘前大学大学院医学研究科博士課程を修了し、医学博士号の学位を取得したことを報告した。 清水氏は「2015年4月に入学し、あれから約8年経過、、、長かった〜」と素直な気持ちを明かしつつ、「色んな仕事をしながらもありましたが、何よりコロナ禍という最大の難関が修了まで時間が掛かりましたがお陰で多くを学べました」と大学院生活を回顧。 清水氏の研究テーマは、「糖代謝が動脈硬化指標(baPWV)に及ぼす影響に関する研究」だったといい、研究を重ねた結果、動脈硬化のリスクを減らすためには「若いうちから血糖をコントロールする必要」があり、生活習慣において「継続的な運動、食生活のコントロール、肥満予防」が大切であることがわかったという。 現在、北海道札幌市にリハビリセンター、スポーツジム、高齢者向けサービス付き住宅を展開している清水氏。学んできたことを活動に活かしながら、「特にフィットネスサービスにおいてはお客様により健康的な生活を意識して頂き運動を継続してもらえたら嬉しいです」「これからは医学博士として全国の皆さんへ講演などを通じて健康意識をお届けできたらと思っております」と、決意を新たにしていた。 この投稿に対し「おめでとうございます」「色々な面で活躍されてお忙しいのに、すごいですね」「素晴らしいですね!」「アスリート時代から変わらずの努力家の清水さん、流石です これからも活躍応援しています」など、祝福のコメントが多数寄せられている。