絶対的エースだった那須川天心が卒業し、新たなステージに突入した立ち技格闘技『RISE』。今月26日には年間最大イベント『Cygames presents RISE ELDORADO 2023』(有明アリーナ)を開催し、現時点での最強の対戦カードをラインナップした。
なかでも注目を集めているのが、昨年の『THE MATCH 2022』に続いて実現したK-1との対抗戦。RISEの看板を背負って3人のファイターが出場するが、ORICON NEWSではK-1の佐々木大蔵(32)と対戦する“キックの王子様”こと白鳥大珠(27)にインタビューを実施。直前に迫った試合への意気込みや、対抗戦の先に見据えるビジョンなどを語ってもらった。
■K-1に憧れた少年時代 ニックネーム“王子様”は「まだまだいけると思ってます(笑)」
――ORICON NEWSで白鳥選手にお話をお伺いするのは初めてなので、まずは格闘家としてのルーツから教えてください。
【白鳥】6歳の頃から極真空手を始めたのですが、ほぼ強制的に父親に道場に連れて行かれたので、最初は自分の意志ではなかったです。でも、やっていくうちに格闘技にハマっていって、当時テレビでやっていたK-1を見て憧れて「自分もこういう舞台に立ちたいな」と思うようになり、小学校を卒業してからはキックボクシングを始めました。
――キックボクサーとしてプロデビュー後、2015年にはボクシングへ転向され、プロ11戦で8勝3敗という好成績を残されましたが、18年にキックに復帰されました。
【白鳥】その時はボクシングの世界トップを目指していましたが、キックの試合も気になってよく見ていて「いま戻ったらもっと上に行けるかも」と思っていたら、ボクシングのモチベーションが段々と下がってしまって。大学にも通っていたので自分の今後を真剣に考えたときに、ちょうどTEPPEN GYMの那須川弘幸会長(天心の父)から連絡をいただいて、このタイミングだと思ってキックに戻りました。
――キック復帰直後から12連勝を記録されました。ボクシングをやっていたことがプラスになったのでしょうか?
【白鳥】むちゃくちゃプラスになりました。それ以前はパンチでKOしたことなかったのですが、RISEでの復帰戦は1ラウンドでパンチでKO勝利できましたし、今でもパンチの技術に生きているので、3年くらいボクシングをやっていた時期は間違いではなかったと思います。RISE復帰後は飛び級みたいな形でトップランカーと試合を組んでもらい、4戦目でライト級のタイトルマッチで勝つこともできて、その勢いのまま『ワールドシリーズ』にも出場して優勝し、RIZINにも出場したりと、かなり順調に進むことができました。ただ、そこからはちょっとスランプというか、闘いに迷いが出てしまい、自分のパフォーマンスを発揮できない試合が続いてしまいました。
――スランプの原因は、なんだったのでしょうか?
【白鳥】結局はメンタルだと思います。練習中にトレーナーからのアドバイスを素直に聞けなかったり、練習をこなしてるだけの状態になってしまい、自分を心から信用できないことが試合にも影響してしまいました。そこから徐々にまた自分の戦い方を確立できて、まだ完成はしていないですけど、以前ほどの迷いはなくなってきたのでスランプは抜けられたと思っています。原点に戻ることも大事だと思って、先日は僕の格闘技の原点である空手道場に行ったんです。小さい子どもたちの空手の稽古を見て「自分もこうやっていたな」と当時を思い出して、それもメンタルにプラスになりました。
――“キックの王子様”というニックネームが定着していますが、ご自身では気に入っていますか?
【白鳥】そうですね、22歳くらいからのニックネームで、いま27歳で30歳も近づいてきて、いつまでそう呼んでもらえるのかなって感じです(笑)。まだ20代前半で見られることもあるので、自分としてはまだまだ“王子様”でいけると思っています(笑)。
――小さい頃から王子様でモテモテだったのでしょうか?
【白鳥】小さい頃はけっこうシャイで、女の子と話せなかったんです。言い寄ってくれる人はいたんですけど、うまく返せないっていう感じで、中学生くらいまでずっとそうでした。ちょっともったいなかったですね(笑)。
――最近ファンになってくれた人に見てほしい、これまでのご自身のベストバウトとは?
【白鳥】最近でいうと去年10月のYA-MAN戦ですし、その前だと19年9月の「ワールドシリーズ」決勝の梅野源治戦はスカ勝ちだったし、翌10月のRIZINでの大雅戦もダウンを取って取られての試合で、RIZINファンにも好評でした。YouTubeにあると思うので、ぜひ探して見てください。
■「K-1との対抗戦は自分の強さを見せるいい機会。今年の試合は全勝するのはマスト」
――次の佐々木大蔵選手との試合はK-1との対抗戦です。去年6月の『THE MATCH 2022』のゴンナパー・ウィラサクレック選手との試合は1ラウンドKO負けでしたが、K-1にリベンジしたい気持ちは強い?
【白鳥】『THE MATCH』の結果がめちゃめちゃ悔しかったし、今でも忘れられないです。今まで出たどの大会よりも注目度が高かったし、あの日に自分の試合を初めて見た人もたくさんいたなかで、ああやって豪快に負けたことが印象に残ってしまい、「白鳥って弱いじゃん」っていう人もいると思うので、それを覆したいとずっと思っていて。今回の対抗戦でそのイメージすべてを払拭できるとは思わないけど、自分の強さを見せるいい機会だと考えています。相手の佐々木選手も強いので油断はせず、ここをきっちり勝って評価を上げたいです。
――佐々木選手の強さとは、具体的にどういったところでしょうか?
【白鳥】テクニシャンで細かい技術がうまくて、戦い方もクレバーで要所でポイントを取って、スキも与えずに地味に相手を削っていくけど、自分が劣勢だと思ったらガツガツ前に来るタイプかなと。世間的にすごく知名度がある選手ではないけど格闘技ファンは強さを知っている選手なので、僕にとってはチャンスですね。圧倒して勝ちたいと思います。
――白鳥選手の最後のKO勝利が約2年前で、そろそろ豪快なKOを見たいとファンも待望しています。
【白鳥】どうやってKOするのか、自分でも忘れちゃいました(笑)。それこそ原点に戻って、キャリア初期はKOが多かったので、ここらで思い出そうかなと。『THE MATCH』で自分がやられたことを逆にやるくらいじゃないと、あのイメージは払拭できないんで、今回は過去の自分との戦いでもあります。
――白鳥選手が考えるRISEとK-1の違いとは?
【白鳥】RISEの方が強いファイターが揃っていると思います。K-1は華やかなイメージですがRISEも派手な選手が多いですし、あとは選手個人が大きな舞台で見せていくだけで、対抗戦に勝ち越したら大きなニュースになるので、そこも狙います。
――今回の試合で勝った先のビジョンは?
【白鳥】正直、今は誰と戦いたいというビジョンはないです。周りを気にせず自分をどれだけ高めていけるかを考えていて、天心が卒業したRISEで自分が一番上に立ち、自分とRISEをもっと大きくしたいですし、高めていけば『THE MATCH』の天心VS武尊のような夢のカードが出来上がっていくと思います。今年の試合は全勝するのはマストで、タイミングが合えば海外のリングにもいつでも行きます。メジャー競技は国内だけじゃなく世界で戦うことで盛り上がっているので、キックボクシング業界にとっても世界と戦うことは大切ですし、自分が日本の先頭に立ってやっていきたいです。次の試合では、そういう思いもすべてぶつけます。
■ボクシング挑戦の盟友・天心にエール「世界で戦えるポテンシャルはある」
――白鳥選手のパーソナルなこともお伺いします。練習で疲れたときのリラックス方法は?
【白鳥】試合前はあんまり外に出なくて、最近は練習が終わったら家に帰ってゲームの『Dead by Daylight』か『APEX』をするか、週3でサウナに行くかです。サウナは減量のためではなく、体を温めて気持ちを無にして、スッキリ寝るためですね。普通の銭湯にも行くんですが、声をかけられることが多いので、そういうところではちょっと勘弁してほしいです(笑)。
――試合が終わってゆっくりできる時間があれば?
【白鳥】旅行に行きたいです。コロナ前は試合が終わるたびに国内だけじゃなく海外にも行ってて、ゆっくりしたりお酒を飲んだりしてました。今回は国内でどこかに行こうかな。自然が好きなので、ちょっと田舎を探してみます。
――好きなテレビ番組やアーティストは?
【白鳥】テレビ番組は『水曜日のダウンタウン』です(笑)。ドッキリを仕掛けるでも仕掛けられるでもいいので、いつか何かしらの形で出演したいですね。基本的にバラエティー番組しか見なくて、ドラマはたまにNetflixで見るくらい。アーティストはずっとONE OK ROCKが好きで、以前は入場曲にも使っていました。音楽は好きで、毎日車に乗っているのでずっとシャッフルで流して、いいなと思った曲を聴いたりしています。
――入場曲やコスチュームのこだわりを教えてください。
【白鳥】入場曲は、仲良くさせてもらってるバンドのROTTENGRAFFTYさんの曲を自分バージョンにしてもらったオリジナル曲です。入場は派手にやりすぎるくらいがいいと思うので、コスチュームも見栄えを意識して、そこに“王子様感”をプラスして作ってもらっています。色は黒を使っていた時期もあったんですけど、今は白がメインですね。
――同じTEPPEN GYMに所属し、4月8日にボクシングデビュー戦を迎える那須川天心選手に期待することは?
【白鳥】僕もボクシングを経験したからこそわかるのですが、ボクシングってすごく難しいし、そんなに甘い世界じゃないんです。だから僕は今もボクシング選手に対してすごくリスペクトしていますし、ボクサーって本当に強いと思っています。だからこそ、キックボクシングでチャンピオンになった天心が、いろんなプレッシャーもあるなかでボクシングに挑戦することは、本当にすごいことだし、世界で戦えるポテンシャルはあると思います。ただ、ファンはすぐにやってくれるって期待しているかもしれないけど、まずは日本、次に東洋、そして世界と順序を踏んでいってほしいです。簡単な世界じゃないけど、ファン目線で楽しみなので、自分も会場で応援に行きたいですね。
――格闘技業界でいうと、最近は「BreakingDown」が話題になっています。プロではない格闘家が多数参加している大会について、白鳥選手はプロの格闘家としてどのように見ているのでしょうか?
【白鳥】これはけっこう聞かれますね(笑)。僕は格闘技として捉えていないのですが、RIZINやRISEやK-1の選手が影響力で負けてしまっているのは事実ですし、格闘技というコンテンツがBreakingDownのおかげで広まってる部分もあると思います。会見はすごくバズっているので、プロの格闘家も学べるところがあるかもしれない。でも、あれを格闘技という認識はやめてほしいです。ただ目立つように会見で喧嘩すればいいって思われたら、格闘技のイメージが悪くなってしまいます。格闘技をメジャーにするためにも、格闘技界の未来を担う子どもたちのためにも、もっとクリーンなものが広がってほしい。天心、武尊選手、井上尚弥選手などトップの人たちはクリーンなイメージですし、自分も早くその段階に行かなくてはいけないと強く感じています。
――最後に、次の試合への意気込みをお願いいたします!
【白鳥】3月26日の『RISE ELDORADO 2023』でK-1選手との対抗戦に抜てきされたので、注目の集まる対抗戦にしっかり勝って世間に自分の強さを改めて証明します。自分のことを初めて見るK-1ファンの方もいると思うので、そういう人たちにも自分の魅力を最大限に発揮して自分のトリコになってもらうので、ぜひ試合を見てください。
●『Cygames presents RISE ELDORADO 2023』
東京・有明アリーナ
開場:午後2:00/本戦開始:午後3:00
ABEMAで全試合無料生中継
なかでも注目を集めているのが、昨年の『THE MATCH 2022』に続いて実現したK-1との対抗戦。RISEの看板を背負って3人のファイターが出場するが、ORICON NEWSではK-1の佐々木大蔵(32)と対戦する“キックの王子様”こと白鳥大珠(27)にインタビューを実施。直前に迫った試合への意気込みや、対抗戦の先に見据えるビジョンなどを語ってもらった。
■K-1に憧れた少年時代 ニックネーム“王子様”は「まだまだいけると思ってます(笑)」
【白鳥】6歳の頃から極真空手を始めたのですが、ほぼ強制的に父親に道場に連れて行かれたので、最初は自分の意志ではなかったです。でも、やっていくうちに格闘技にハマっていって、当時テレビでやっていたK-1を見て憧れて「自分もこういう舞台に立ちたいな」と思うようになり、小学校を卒業してからはキックボクシングを始めました。
――キックボクサーとしてプロデビュー後、2015年にはボクシングへ転向され、プロ11戦で8勝3敗という好成績を残されましたが、18年にキックに復帰されました。
【白鳥】その時はボクシングの世界トップを目指していましたが、キックの試合も気になってよく見ていて「いま戻ったらもっと上に行けるかも」と思っていたら、ボクシングのモチベーションが段々と下がってしまって。大学にも通っていたので自分の今後を真剣に考えたときに、ちょうどTEPPEN GYMの那須川弘幸会長(天心の父)から連絡をいただいて、このタイミングだと思ってキックに戻りました。
――キック復帰直後から12連勝を記録されました。ボクシングをやっていたことがプラスになったのでしょうか?
【白鳥】むちゃくちゃプラスになりました。それ以前はパンチでKOしたことなかったのですが、RISEでの復帰戦は1ラウンドでパンチでKO勝利できましたし、今でもパンチの技術に生きているので、3年くらいボクシングをやっていた時期は間違いではなかったと思います。RISE復帰後は飛び級みたいな形でトップランカーと試合を組んでもらい、4戦目でライト級のタイトルマッチで勝つこともできて、その勢いのまま『ワールドシリーズ』にも出場して優勝し、RIZINにも出場したりと、かなり順調に進むことができました。ただ、そこからはちょっとスランプというか、闘いに迷いが出てしまい、自分のパフォーマンスを発揮できない試合が続いてしまいました。
――スランプの原因は、なんだったのでしょうか?
【白鳥】結局はメンタルだと思います。練習中にトレーナーからのアドバイスを素直に聞けなかったり、練習をこなしてるだけの状態になってしまい、自分を心から信用できないことが試合にも影響してしまいました。そこから徐々にまた自分の戦い方を確立できて、まだ完成はしていないですけど、以前ほどの迷いはなくなってきたのでスランプは抜けられたと思っています。原点に戻ることも大事だと思って、先日は僕の格闘技の原点である空手道場に行ったんです。小さい子どもたちの空手の稽古を見て「自分もこうやっていたな」と当時を思い出して、それもメンタルにプラスになりました。
――“キックの王子様”というニックネームが定着していますが、ご自身では気に入っていますか?
【白鳥】そうですね、22歳くらいからのニックネームで、いま27歳で30歳も近づいてきて、いつまでそう呼んでもらえるのかなって感じです(笑)。まだ20代前半で見られることもあるので、自分としてはまだまだ“王子様”でいけると思っています(笑)。
――小さい頃から王子様でモテモテだったのでしょうか?
【白鳥】小さい頃はけっこうシャイで、女の子と話せなかったんです。言い寄ってくれる人はいたんですけど、うまく返せないっていう感じで、中学生くらいまでずっとそうでした。ちょっともったいなかったですね(笑)。
――最近ファンになってくれた人に見てほしい、これまでのご自身のベストバウトとは?
【白鳥】最近でいうと去年10月のYA-MAN戦ですし、その前だと19年9月の「ワールドシリーズ」決勝の梅野源治戦はスカ勝ちだったし、翌10月のRIZINでの大雅戦もダウンを取って取られての試合で、RIZINファンにも好評でした。YouTubeにあると思うので、ぜひ探して見てください。
■「K-1との対抗戦は自分の強さを見せるいい機会。今年の試合は全勝するのはマスト」
――次の佐々木大蔵選手との試合はK-1との対抗戦です。去年6月の『THE MATCH 2022』のゴンナパー・ウィラサクレック選手との試合は1ラウンドKO負けでしたが、K-1にリベンジしたい気持ちは強い?
【白鳥】『THE MATCH』の結果がめちゃめちゃ悔しかったし、今でも忘れられないです。今まで出たどの大会よりも注目度が高かったし、あの日に自分の試合を初めて見た人もたくさんいたなかで、ああやって豪快に負けたことが印象に残ってしまい、「白鳥って弱いじゃん」っていう人もいると思うので、それを覆したいとずっと思っていて。今回の対抗戦でそのイメージすべてを払拭できるとは思わないけど、自分の強さを見せるいい機会だと考えています。相手の佐々木選手も強いので油断はせず、ここをきっちり勝って評価を上げたいです。
――佐々木選手の強さとは、具体的にどういったところでしょうか?
【白鳥】テクニシャンで細かい技術がうまくて、戦い方もクレバーで要所でポイントを取って、スキも与えずに地味に相手を削っていくけど、自分が劣勢だと思ったらガツガツ前に来るタイプかなと。世間的にすごく知名度がある選手ではないけど格闘技ファンは強さを知っている選手なので、僕にとってはチャンスですね。圧倒して勝ちたいと思います。
――白鳥選手の最後のKO勝利が約2年前で、そろそろ豪快なKOを見たいとファンも待望しています。
【白鳥】どうやってKOするのか、自分でも忘れちゃいました(笑)。それこそ原点に戻って、キャリア初期はKOが多かったので、ここらで思い出そうかなと。『THE MATCH』で自分がやられたことを逆にやるくらいじゃないと、あのイメージは払拭できないんで、今回は過去の自分との戦いでもあります。
――白鳥選手が考えるRISEとK-1の違いとは?
【白鳥】RISEの方が強いファイターが揃っていると思います。K-1は華やかなイメージですがRISEも派手な選手が多いですし、あとは選手個人が大きな舞台で見せていくだけで、対抗戦に勝ち越したら大きなニュースになるので、そこも狙います。
――今回の試合で勝った先のビジョンは?
【白鳥】正直、今は誰と戦いたいというビジョンはないです。周りを気にせず自分をどれだけ高めていけるかを考えていて、天心が卒業したRISEで自分が一番上に立ち、自分とRISEをもっと大きくしたいですし、高めていけば『THE MATCH』の天心VS武尊のような夢のカードが出来上がっていくと思います。今年の試合は全勝するのはマストで、タイミングが合えば海外のリングにもいつでも行きます。メジャー競技は国内だけじゃなく世界で戦うことで盛り上がっているので、キックボクシング業界にとっても世界と戦うことは大切ですし、自分が日本の先頭に立ってやっていきたいです。次の試合では、そういう思いもすべてぶつけます。
■ボクシング挑戦の盟友・天心にエール「世界で戦えるポテンシャルはある」
――白鳥選手のパーソナルなこともお伺いします。練習で疲れたときのリラックス方法は?
【白鳥】試合前はあんまり外に出なくて、最近は練習が終わったら家に帰ってゲームの『Dead by Daylight』か『APEX』をするか、週3でサウナに行くかです。サウナは減量のためではなく、体を温めて気持ちを無にして、スッキリ寝るためですね。普通の銭湯にも行くんですが、声をかけられることが多いので、そういうところではちょっと勘弁してほしいです(笑)。
――試合が終わってゆっくりできる時間があれば?
【白鳥】旅行に行きたいです。コロナ前は試合が終わるたびに国内だけじゃなく海外にも行ってて、ゆっくりしたりお酒を飲んだりしてました。今回は国内でどこかに行こうかな。自然が好きなので、ちょっと田舎を探してみます。
――好きなテレビ番組やアーティストは?
【白鳥】テレビ番組は『水曜日のダウンタウン』です(笑)。ドッキリを仕掛けるでも仕掛けられるでもいいので、いつか何かしらの形で出演したいですね。基本的にバラエティー番組しか見なくて、ドラマはたまにNetflixで見るくらい。アーティストはずっとONE OK ROCKが好きで、以前は入場曲にも使っていました。音楽は好きで、毎日車に乗っているのでずっとシャッフルで流して、いいなと思った曲を聴いたりしています。
――入場曲やコスチュームのこだわりを教えてください。
【白鳥】入場曲は、仲良くさせてもらってるバンドのROTTENGRAFFTYさんの曲を自分バージョンにしてもらったオリジナル曲です。入場は派手にやりすぎるくらいがいいと思うので、コスチュームも見栄えを意識して、そこに“王子様感”をプラスして作ってもらっています。色は黒を使っていた時期もあったんですけど、今は白がメインですね。
――同じTEPPEN GYMに所属し、4月8日にボクシングデビュー戦を迎える那須川天心選手に期待することは?
【白鳥】僕もボクシングを経験したからこそわかるのですが、ボクシングってすごく難しいし、そんなに甘い世界じゃないんです。だから僕は今もボクシング選手に対してすごくリスペクトしていますし、ボクサーって本当に強いと思っています。だからこそ、キックボクシングでチャンピオンになった天心が、いろんなプレッシャーもあるなかでボクシングに挑戦することは、本当にすごいことだし、世界で戦えるポテンシャルはあると思います。ただ、ファンはすぐにやってくれるって期待しているかもしれないけど、まずは日本、次に東洋、そして世界と順序を踏んでいってほしいです。簡単な世界じゃないけど、ファン目線で楽しみなので、自分も会場で応援に行きたいですね。
――格闘技業界でいうと、最近は「BreakingDown」が話題になっています。プロではない格闘家が多数参加している大会について、白鳥選手はプロの格闘家としてどのように見ているのでしょうか?
【白鳥】これはけっこう聞かれますね(笑)。僕は格闘技として捉えていないのですが、RIZINやRISEやK-1の選手が影響力で負けてしまっているのは事実ですし、格闘技というコンテンツがBreakingDownのおかげで広まってる部分もあると思います。会見はすごくバズっているので、プロの格闘家も学べるところがあるかもしれない。でも、あれを格闘技という認識はやめてほしいです。ただ目立つように会見で喧嘩すればいいって思われたら、格闘技のイメージが悪くなってしまいます。格闘技をメジャーにするためにも、格闘技界の未来を担う子どもたちのためにも、もっとクリーンなものが広がってほしい。天心、武尊選手、井上尚弥選手などトップの人たちはクリーンなイメージですし、自分も早くその段階に行かなくてはいけないと強く感じています。
――最後に、次の試合への意気込みをお願いいたします!
【白鳥】3月26日の『RISE ELDORADO 2023』でK-1選手との対抗戦に抜てきされたので、注目の集まる対抗戦にしっかり勝って世間に自分の強さを改めて証明します。自分のことを初めて見るK-1ファンの方もいると思うので、そういう人たちにも自分の魅力を最大限に発揮して自分のトリコになってもらうので、ぜひ試合を見てください。
●『Cygames presents RISE ELDORADO 2023』
東京・有明アリーナ
開場:午後2:00/本戦開始:午後3:00
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2023/03/23