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漫画『逃げ上手の若君』テレビアニメ化決定 制作はCloverWorksでPV公開

 漫画『逃げ上手の若君』(作者:松井優征)がテレビアニメ化されることが決定した。監督は山崎雄太、シリーズ構成は冨田頼子、キャラクターデザインは西谷泰史、アニメーション制作は『SPY×FAMILY』などを手掛けるCloverWorksが担当する。あわせてティザーPVが公開された。

テレビアニメ『逃げ上手の若君』のビジュアル (C)松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会

テレビアニメ『逃げ上手の若君』のビジュアル (C)松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会

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 『逃げ上手の若君』は、2021年1月より週刊少年ジャンプで連載がスタートした漫画で、『魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室』で知られる松井優征氏の最新作。1333年の鎌倉を舞台に、鎌倉幕府最後の後継にして、主人公の“天下一逃げ上手な少年武将”・北条時行(ほうじょう・ときゆき)の生涯を描いたストーリー。

 鎌倉時代から室町時代へ移り変わっていく歴史の狭間で、その少年は、逃げることで英雄となり、生きることで伝説となった…。物語の題材に選ばれることの少なかった人物に焦点を当て、史実をもとに、逃げる英雄・北条時行の激動の生涯を、松井氏の解釈と筆致で描いている。

 物語は足利高氏の突然の謀反による鎌倉幕府の滅亡から始まる。幕府の後継として生きるはずだった少年・北条時行は、この謀反で8歳にして家族も地位もすべてを失う。しかし、時行は逃げること・生き延びることに関しては誰よりも秀でていた。その才を見込む信濃国の神官・諏訪頼重にいざなわれ、少年は逃げて英雄になる道を歩み始める。天下一逃げ上手な少年武将の流浪と潜伏と逆襲の歴史を描く、南北朝スペクタクル“逃亡譚”となっている。

 なお、キャスト情報は、25日に東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2023」のアニプレックスブースのステージイベントで発表される。

■原作:松井優征
 この時代をアニメで動かすのは大変だと思いますが、手を上げて下さったCloverWorksさんに本当に感謝しています。前作ほど密接に関われそうにはないですが、皆さんとても真剣に原作を活かすために頑張って下さっているので信頼しています。動いて喋る時行達を楽しみにしていて下さい!

■監督:山崎雄太
 北条時行……誰っ!?と、いうのが話を頂いた時の正直な感想です。鎌倉幕府滅亡に際し、逃げ延びた幼子。どれだけ負けても立ち上がり、その生涯で三度も鎌倉を奪還した北条の若君。そんな少年漫画みたいな武将が本当にいたのかと。調べたら、教科書にもちゃんと載ってたんですね。一行だけ。
この、たぶん皆忘れてしまった英雄の物語が、一人でも多くの人に届くよう、一所懸命頑張ります!

■シリーズ構成:冨田頼子
 尊氏が……悪役!? というのが原作を読んだときの最初の感想でした。でも視点が変われば主人公も悪役も敵も味方も変わるもの。特に歴史ものはそうやって様々な作品が作られてきたジャンルですよね。今作での北条と足利の戦いはどんな風に描かれるのか、アニメでも楽しんでもらえるようにライター一同頑張ります。どうぞ時行と逃若党の活躍をお楽しみに!

■キャラクターデザイン:西谷泰史
 ファンの皆様、興味を持って頂いた方に楽しんで貰えるよう原作、監督に寄り添い頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します。

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  1. 1. 漫画『逃げ上手の若君』テレビアニメ化決定 制作はCloverWorksでPV公開
  2. 2. 漫画家・松井優征の作品、アニメ化続き話題 ネウロ→暗殺教室→逃げ上手の若君…3作品連続で「天才」「すごい」

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  • テレビアニメ『逃げ上手の若君』のビジュアル (C)松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会
  • 『逃げ上手の若君』 (C)松井優征/集英社
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