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木村良平&小野賢章、兄弟役らしいあうんの呼吸「頼れるのが兄さんしかいなかった」

 4月から放送されるテレビアニメ『地獄楽』の特別先行上映会が19日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された。上映後のトークイベントには、声優の小林千晃(画眉丸役)、花守ゆみり(山田浅ェ門佐切役)、木村良平(亜左弔兵衛役)、小野賢章(山田浅ェ門桐馬役)、小林親弘(山田浅ェ門士遠役)、小林裕介(山田浅ェ門典坐役)、小市眞琴(ヌルガイ役)、稲田徹(民谷巌鉄斎役)、市川蒼(山田浅ェ門付知役)が参加し、同作への思いなどを語った。

TVアニメ『地獄楽』特別先行上映会トークショー (C)ORICON NewS inc.

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 冒頭、木村は会場に集ったファンに向けてあいさつし、直後に「第1話、2話のセリフ量によって今日の発言量が決まるらしい」と衝撃発言。登壇者の中には3話目以降から本格的に登場するキャストも多く、小野はマイクを手にしてあいさつするものの、「きょうはこれ以上話せないので…」と締めに入るというボケも繰り出した。

 木村と小野は作中で兄弟役ということで、自身が演じるキャラクターについて、木村は「弟思いで、食べることが大好き。そういうかわいいところも知っていただければ」と意外な着眼点で笑いを誘い、小野は「兄リスペクトですね。2人の絆を感じる」と乗っかった。

 2人はこのほか、ファンから寄せられた質問コーナーでも“兄弟”らしいあうんの呼吸を見せて会場を盛り上げる。一方、収録時のエピソードへトークが展開すると、木村は「賢章が『あのシーン、もう一回やっていいですか』と言ったりしていて、一緒に作っているなという感じがした」とし、小野は「周りで頼れるのが兄さんしかいなかった」と視線を木村へ向けながら、「どうやったら兄弟感が出せるか、絆の深さが出せるかを丁寧に突き詰めていました」と、役作りのポイントや収録時のこだわりを語った。

 同作は、2018年より漫画アプリ『少年ジャンプ+』で連載された同名漫画が原作で、江戸時代末期を舞台にした忍術浪漫活劇。

 最強の忍として畏れられた“画眉丸”は、抜け忍として囚われていたが、打ち首執行人を務める“山田浅ェ門佐切”から、極楽浄土と噂の地で「不老不死の仙薬」を手に入れれば無罪放免になることを告げられる。愛する妻のためにその条件を飲み島に上陸したが、同じく自由を求める死罪人たちや島に潜む謎の化物が立ち塞がる…。

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