俳優の米倉涼子が主演し、Prime Videoであす17日から世界配信されるAmazon Originalドラマ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』（全6話）。本作で、短気で毒舌な反面、情に厚い主人公の女社長・伊沢那美を演じる米倉、那美の元で働く新入社員の高木凛子を演じる松本穂香が、“和気あいあいな撮影裏話”を語る特別映像が解禁となった。

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　物語の舞台は、那美が率いる国際霊柩送還士が働く“エンジェルハース”という小さな会社。国際霊柩送還士は、海外で亡くなった日本人や日本で亡くなった外国人の遺体を、できる限り生前に近い姿で遺族の元に届けるスペシャリストだ。那美、凛子のほか、マニアックな遺体処置のスペシャリスト・柊秀介（城田優）、元ヤンの若手社員・矢野雄也（矢本悠馬）、噂好きな手続担当・松山みのり（野呂佳代）、温厚だが得体のしれない運転手・田ノ下貢（徳井優）、金勘定にうるさい強面の会長・柏木史郎（遠藤憲一）たちが、大切な人を失った遺族に最期のお別れをする機会を設けて、前を向いて今後の人生を歩んでもらえるよう、さまざまな困難に立ち向かっていく。

　今回解禁された映像では、本作が初共演だった米倉と松本がお互いに質問し合あう。米倉の第一印象を聞かれた松本は、米倉がすかさず「怖いって言うんでしょ」とお茶目に答え、2人の仲の良さが垣間見える。松本の第一印象を聞かれた米倉は「本当に瞳が海みたいで、お人形さんみたいな。私の知り合いから彼女はダイアモンドみたいな人だよって聞いていたので、すごい楽しみにしていました」と、松本との共演へ期待を込めていた想いを明かしている。

　エンジェルハースのメンバーが集まった撮影現場は常に賑やかだったそうで、松本は「エンジェルハ―スのメンバーがそろったときにはゲラゲラ和気あいあいとしていましたね。特に遠藤憲一さんが私的ツボ。何してても笑っちゃう。目が合っ
ただけで笑っちゃいました（笑）」と、語る。さらに松本は「現場ではせりふが終わってもカットが3〜4分かからないときもある。それで余計みんなが遊びだすんです…」と、キャストたちのユーモアあふれる“アドリブ合戦”が始まる撮影の裏側を明かした。

　そんな本作での撮影を振り返り、米倉は韓国が舞台となった第3話が印象に残っていると明かす。映像では“韓国の葬式の準備で、大げさに泣く練習をする那美のシーン”があり、米倉は「韓国のお葬式のシーンをもう一回やり直したいです。『アイゴー』って泣くシーンで、とにかくやらなきゃ！ってムキになりすぎていた（笑）。まだあまり穂香ちゃんのことも知らない序盤の撮影だったので緊張していて。当時も凛子をかわいがる役を演じようとしていたけど、今だったらもっとかわいがってあげられるんじゃないかなって思います」と、語った。

　松本は「この作品で扱っている“死”は本当に突然やってきてしまうものだから、自然と周りの大切な人を思い浮かべてしまうこともあると思います。第1話では親子のお話が描かれているのですが、もしこの亡くなった人が私の兄で、この人が私の母だったら本当に耐えられないくらい悲しい時間だろうな…と考えたりもしま
した」と、この物語を自分事として捉えた時にどうしても感情移入してしまうのだと明かし、「私自身も国際霊柩送還士の仕事を初めて知ったので、そういったお仕事があるということを知ってもらえたらうれしいなと思います」と、想いを述べていた。

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