人気グループ・King ＆ Princeの永瀬廉が4日、都内で行われた『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』公開記念舞台あいさつに登壇した。今作で声優初挑戦となった永瀬は、改めて『ドラえもん』出演経験を「一生の宝物」とかみしめた。

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　人気アニメ『ドラえもん』の映画シリーズ最新作。空に浮かぶ、誰もが幸せに暮らせて何もかもが完璧な理想郷＜パラダピア＞を舞台に、ドラえもんたちが大冒険を繰り広げるS（すこし）・F（ふしぎ）なストーリー。パラダピアに暮らすパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャ役を永瀬が演じている。イベントには同じくゲスト声優の藤本美貴、堂山卓見監督も参加した。

　周囲からの反応について「僕と同世代、同級生も毎年見ているからから行くわ、といただいたり。2時間くらいかけて感想を聞きたいと思います」と声を弾ませる永瀬。自分の声が作品に参加したことで「ずっと覚えていることだと思うし、将来自分の子どもができたときに、作品を見せて『自分やで』ということを言わずに気づくかをやってみたい」と想像をふくらませる。

　さらに「あとでネタバラシして。ケンカしたときに、それを見せて尊敬してもらうっていうのをやりたい。『パパやで、これ、オレやで』みたいなドッキリをしてみたい」と憧れを明かし、「自分の経験としてこの先、活きてくることもあると思うので、大切ですばらしい時間だった」と感謝を込めた。

　また、藤本も「自慢でしかない。（子どもたちも）見ました。ママだよね、これって気づいたりしてました。私は永瀬くんとは逆に『これ、私、でてるからね』って（笑）」と自ら報告したそうで、夫の庄司智春（品川庄司）からは「いい声してるね、って…すいません」と照れ笑いしながらのろけていた。

　堂山卓見監督が編集作業を通して「2人の美声を毎日聞ける。何回聞いても耳が幸せという日々だった。これも貴重な経験でした」とうれしげに振り返ると永瀬は「いや美声だなんて…そうなんですよ、とは言いづらい」と恐縮。しかし同席したスネ夫から「顔もいいし声もいいしうらやましいよ！」、ジャイアンからも「パーフェクトすぎるよな」とべた褒めされ、「顔も声もいいみたい。助かります」と茶目っ気たっぷりに応じていた。