俳優・歌手の三宅健（43）がジャニーズ事務所を5月2日をもって退所すると、20日深夜、同社が公式サイトを通じて発表した。

　ジャニーズ事務所の公式サイトは「弊社所属タレント三宅健に関するご報告」と題し、「弊社所属タレントの三宅健は、2023年5月2日をもちましてジャニーズ事務所を退所し、新たな道へと進むこととなりましたことを、ご報告申し上げます」と伝えた。

　続けて「三宅は1995年デビューのV6メンバーとして26年に渡り活躍。2021年の解散後も、弊社所属タレントとして活動を続けてまいりました。ファンの皆様や関係者の皆様におかれましては、これまで長年にわたり三宅を応援し、支えていただきましたことを心から感謝いたしますとともに、新たな活動へと踏み出す三宅へ引き続きご支援を賜ることができましたら幸いです」とつづった。

　三宅は1979年7月2日生まれ、神奈川県出身。ジャニーズJr.を経て、坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、森田剛、岡田准一とともにV6を結成し、1995年にデビュー。グループ年少組のComing Centuryとしても活動した。2021年11月1日に解散するまで、多数のヒットを生んだ。

　ソロでは、2000年に舞台『二万七千光年の旅』で単独初主演。『滝沢歌舞伎』には16年〜18年に連続出演したほか、外部作品にも多数客演するなど、存在感を示してきた。2006年には『親指さがし』で映画単独初主演。ドラマにも『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』や『銀狼怪奇ファイル』をはじめ、『セミオトコ』『トットちゃん！』、昨年10月クール『ボーイフレンド降臨！』まで出演多数。

　V6解散後、昨年11月にミニアルバム『NEWWW』を発売し、歌手としてソロデビュー。全国8ヶ所12公演の全国ツアーを成功させた。

　主演する劇団☆新感線の舞台『ミナト町純情オセロ〜月がとっても慕情篇〜』が、3月10日〜28日に東京公演（東京建物Brillia HALL）、4月13日〜5月1日に大阪公演（COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール）を予定する。大阪公演の翌日をもって退所することとなった。