テレビ朝日系で放送され、26日に最終話を迎えるスーパー戦隊シリーズ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(毎週日曜 前9:30)にマスターこと五色田介人/ゼンカイザーブラック役で出演する俳優の駒木根葵汰(23)。前作『機界戦隊ゼンカイジャー』五色田介人/ゼンカイザー役で主演し、異例の2作連続でレギュラー出演したことも話題となった。そんな駒木根がピンクに髪色を変え、テレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』(毎週火曜 後9:00)でチャーリー役を好演している。そんな駒木根に、ORICON NEWSがインタビュー。最終話まで先の見えない『ドンブラザーズ』や、『星降る夜に』で気付いたことなど、さまざま聞いた。
■『ドンブラザーズ』は脚本・井上敏樹氏の手のひらの上 破天荒さも満喫
――『ドンブラザーズ』の撮影、お疲れ様でした。『ゼンカイジャー』から続く、この2年のスーパー戦隊の撮影を振り返って、いかがでしたか?
【駒木根】もう走りきった、という感覚です。もちろん『ゼンカイジャー』が終わった後に、ひと息つく時間はありましたけど、しっかりとスーパー戦隊から卒業できたような気がします。またここから、いろんなところに羽ばたいていけたら。僕が活躍すれば『ゼンカイジャー』『ドンブラザーズ』が評価されると思う。そういうところも頭に入れつつ。自分自身、1人の人間として、この仕事で行けるところまで行きたいと思っています。スーパー戦隊という場所から飛び出して戦っていこう、という気持ちです。
――いよいよ『ドンブラザーズ』も最終回を迎えます。昨年8月に放送された“最終回”のドン26話「フィナーレいさみあし」のMVPは介人でしたが、本当の最終回でのMVPは?
【駒木根】もちろん、介人です(笑)。
――ごほうびは、写真集ですか?(笑)
【駒木根】そうですね(笑)。でも、僕の心残りが1つあって…。『ドンブラザーズ』は、サングラスをかけると脳人の世界が見えるじゃないですか。僕もかけたかったんですけど、1回もかける機会がなかったので…。それが心残りですね。
――今月5日放送のドン47話「ドンノーかいぎ」では、介人の正体が文字通り“ただ者ではない”ことが明らかになり話題になりました。
【駒木根】1年間、井上敏樹先生の手のひらの上でした(笑)。脚本を見た時に「なんだ、これ…」とは思いましたけど、嫌な気持ちはしなかったです。桃井陣役の和田聰宏さんに、ひざをつかせたり!「トゥルーヒーロー」と呼ばれるのも悪い気持ちにはならないですよ。でも、「ただ者ではない」で終わらせるとは…。
――確かに、『ドンブラザーズ』では、手術をしたり、ピアノを弾いたり、“ただ者”ではない介人のいろいろ一面が見えました。
【駒木根】特別感がありましたよね。
――手術シーンは前代未聞の仕上がりでした!
【駒木根】よくわからなかったですよね(笑)。変身後に手術着を着ているんですから。スゴかったです。そのシーンで使われていたメスとかも、作り変えてピカピカ光るようにしたり。ほとんど映らないんですけど、めちゃくちゃこだわってました。そういうところも信頼できるスタッフさんだなと思いました。
――喫茶どんぶらのメニューの裏に「カラフルサンデー」があるのも謎のままです。
【駒木根】謎のままですけど、1人の『ゼンカイジャー』ファンとして、うれしかったです。
――『ゼンカイジャー』の最後は、介人と神がじゃんけんで世界の命運を決めるという結末でした。『ドンブラザーズ』も最終回の予想ができません。
【駒木根】どういう決着になるのか、僕自身も楽しみにしていました。井上先生と以前にお会いした時に「いろいろなパターンが頭の中にあるんだよ」とおっしゃっていた。今は、ほかのパターンが気になっています。次、お会いした時に聞いてみたいです。『ゼンカイジャー』もそうですけどスーパー戦隊の最終回は、キャラクターの門出を見送ることが多い。その世界線で物語が続くといいな、と。視聴者の頭の中で、放送が終わった先の『ドンブラザーズ』が展開するような流れになれば。
――2年間にわたって苦楽をともにしたスーツアクターの皆さんと、お別れするのも寂しい気持ちがあるかと思います。
【駒木根】それが、今も頻繁に会っているので(笑)。連絡も取り合っているので寂しさはないです。ご飯に行ったりもします。現場では「スーツアクターの竹内さん」という感じですけど、プライベートは友だちになりました。この2年を通して、年上の友だちがいっぱいできました!
■『星降る夜に』で学んだこと TikTokもダウンロードして勉強中
――『星降る夜に』についても、お伺いできればと思います。目を引くピンク髪の反響はいかがですか?
【駒木根】作品自体、面白いのですが、そこでコミカルなキャラクターになればいいなと思いました。ピンク髪もそうですし、衣装もハデ。知らずに見てて、「よく見たら『ドンブラザーズ』のマスターだった!」というお話も聞きました。以前とは違ったキャラクターができて、僕自身もとても楽しいです。最後まで『星降る夜に』を見てほしいです。
――チャーリーという役と向き合うにあたって難しいと思ったことは
【駒木根】全部です。近代的なキャラクターを演じる機会が少なくて。TikTokもダウンロードしました。ネットの流行語大賞を調べたりもしました。それでも、わからないことが多かったですね。
――新たに発見したワードはありましたか?
【駒木根】「ぴえん」「はにゃ」とかですかね。チャーリーの「イェイイェイウォウウォウ」もよくわからないですし、わからないことだらけです(笑)。言葉の意味がないけど語感が気持ちいいから会話が成り立つんですよね。でも、別の視点で驚いたこともあります。『星降る夜に』は手話の会話もある。近代的な言葉を手話で、どう伝えるんだろうと思ったら、手話の世界も新しい言葉を取り入れてアップデートするそうです。漫画の『呪術廻戦』や『鬼滅の刃』なども手話である。そのうち「ぴえん」や「はにゃ」とかも手話になるかもしれないです。もしかしたら『星降る夜に』で僕がアクションをつけてやったら、それが手話になるかもしれないですよね。そういったところも面白いなと思います。
――話は変わりますが『天装戦隊ゴセイジャー』でゴセイレッド/アラタを演じていたスーパー戦隊の先輩である千葉雄大さんと共演しています。先ほど、お話に出た竹内康博さんがゴセイレッドのスーツアクターでもありましたが。
【駒木根】やっぱり最初にした会話は、そこからでした。「竹内さんと一緒で」という話をしたら「えっ! 元気にしてるの?」と。岩船山の話だったり、戦隊あるあるを話しています。高崎の現場によく行ったという話に「高崎、少なかったんだよね」みたいな(笑)。スーパー戦隊はスタッフさんも昔からやっている方が多いので、スタッフさんの名前を出して「懐かしい!」といった話もしました。
――心強い先輩ですね!
【駒木根】千葉さんだけでなく、キャスト皆さんが優しいんです。一流の方ばかりですし。温かい空気に包まれているような。ミスしても怒られないですし、「好きなようにやっていいよ」のスタンス。芝居でバーンとやってもしっかりと返してくれる。やりやすさしか感じないです。
――脚本は名手・大石静さんです。
【駒木根】すごく丁寧です。初めて見る感じの脚本というか。大事な部分は仕草や気持ちが書いてあったりと、丁寧さを感じます。自分のイメージを大切にされているんだなと思います。
――同じ巨匠である井上敏樹さんとは…。
【駒木根】大きく違いますね(笑)。どちらの脚本も面白いので自分で表現するのが楽しいです。
――これから先の俳優としてのイメージは。
【駒木根】1個、1個、積み上げていって、という感じです。将来、どういう風になりたいとかは僕自身ではなくて。本当に行けるところまで行きたい、という思いです。熱い気持ちはありますけど、人生をいかに楽しめるかが、自分の中の目標なので。こういうお仕事は誰もができるお仕事ではないので、一瞬一瞬を大切にしながら丁寧にやっていきたいです。でも、ここ近年では、いろんな役に触れたいな、と思うようになりました。『ゼンカイジャー』『ドンブラザーズ』が終わって、スーパー戦隊から旅立たないといけない。この1年でどこまで高みに登れるかが、1番近い目標です。
――やってみたい役柄は
【駒木根】悪役です。極道モノとか。
――憧れの悪役は?
【駒木根】『孤狼の血 LEVEL2』の鈴木亮平さんが忘れられないんです。最高でした。えげつなかったです。会ったら震えます。
――最後に『ドンブラザーズ』、『星降る夜に』の見どころを教えてください。
【駒木根】『ドンブラザーズ』も残るは最終話。最終話も『ドンブラザーズ』の世界観を壊さずに井上節がさく裂した終わり方になっています。いい意味で『ドンブラザーズ』らしい終わり方だと思います。皆さんがポカ〜ンとするかもしれませんが、そういうところも楽しんでほしいなと思います。そこからファイナルライブツアーもありますので、そういったところでも楽しんでほしいです。生でキャストに会えるというのは、子どもたちにとって大きな財産にもなると思うので、最後まで応援してほしいなと思います。『星降る夜に』は、まだ中盤で、それぞれのキャラクターの過去だったり、深いところまで知れると思います。そこから最終話に向けて、どういった物語になるのかを楽しんでいただきたいと思います。
■『ドンブラザーズ』は脚本・井上敏樹氏の手のひらの上 破天荒さも満喫
――『ドンブラザーズ』の撮影、お疲れ様でした。『ゼンカイジャー』から続く、この2年のスーパー戦隊の撮影を振り返って、いかがでしたか?
【駒木根】もう走りきった、という感覚です。もちろん『ゼンカイジャー』が終わった後に、ひと息つく時間はありましたけど、しっかりとスーパー戦隊から卒業できたような気がします。またここから、いろんなところに羽ばたいていけたら。僕が活躍すれば『ゼンカイジャー』『ドンブラザーズ』が評価されると思う。そういうところも頭に入れつつ。自分自身、1人の人間として、この仕事で行けるところまで行きたいと思っています。スーパー戦隊という場所から飛び出して戦っていこう、という気持ちです。
――いよいよ『ドンブラザーズ』も最終回を迎えます。昨年8月に放送された“最終回”のドン26話「フィナーレいさみあし」のMVPは介人でしたが、本当の最終回でのMVPは?
【駒木根】もちろん、介人です(笑)。
――ごほうびは、写真集ですか?(笑)
【駒木根】そうですね(笑)。でも、僕の心残りが1つあって…。『ドンブラザーズ』は、サングラスをかけると脳人の世界が見えるじゃないですか。僕もかけたかったんですけど、1回もかける機会がなかったので…。それが心残りですね。
――今月5日放送のドン47話「ドンノーかいぎ」では、介人の正体が文字通り“ただ者ではない”ことが明らかになり話題になりました。
【駒木根】1年間、井上敏樹先生の手のひらの上でした(笑)。脚本を見た時に「なんだ、これ…」とは思いましたけど、嫌な気持ちはしなかったです。桃井陣役の和田聰宏さんに、ひざをつかせたり!「トゥルーヒーロー」と呼ばれるのも悪い気持ちにはならないですよ。でも、「ただ者ではない」で終わらせるとは…。
――確かに、『ドンブラザーズ』では、手術をしたり、ピアノを弾いたり、“ただ者”ではない介人のいろいろ一面が見えました。
【駒木根】特別感がありましたよね。
――手術シーンは前代未聞の仕上がりでした!
【駒木根】よくわからなかったですよね(笑)。変身後に手術着を着ているんですから。スゴかったです。そのシーンで使われていたメスとかも、作り変えてピカピカ光るようにしたり。ほとんど映らないんですけど、めちゃくちゃこだわってました。そういうところも信頼できるスタッフさんだなと思いました。
――喫茶どんぶらのメニューの裏に「カラフルサンデー」があるのも謎のままです。
【駒木根】謎のままですけど、1人の『ゼンカイジャー』ファンとして、うれしかったです。
――『ゼンカイジャー』の最後は、介人と神がじゃんけんで世界の命運を決めるという結末でした。『ドンブラザーズ』も最終回の予想ができません。
【駒木根】どういう決着になるのか、僕自身も楽しみにしていました。井上先生と以前にお会いした時に「いろいろなパターンが頭の中にあるんだよ」とおっしゃっていた。今は、ほかのパターンが気になっています。次、お会いした時に聞いてみたいです。『ゼンカイジャー』もそうですけどスーパー戦隊の最終回は、キャラクターの門出を見送ることが多い。その世界線で物語が続くといいな、と。視聴者の頭の中で、放送が終わった先の『ドンブラザーズ』が展開するような流れになれば。
――2年間にわたって苦楽をともにしたスーツアクターの皆さんと、お別れするのも寂しい気持ちがあるかと思います。
【駒木根】それが、今も頻繁に会っているので(笑)。連絡も取り合っているので寂しさはないです。ご飯に行ったりもします。現場では「スーツアクターの竹内さん」という感じですけど、プライベートは友だちになりました。この2年を通して、年上の友だちがいっぱいできました!
■『星降る夜に』で学んだこと TikTokもダウンロードして勉強中
【駒木根】作品自体、面白いのですが、そこでコミカルなキャラクターになればいいなと思いました。ピンク髪もそうですし、衣装もハデ。知らずに見てて、「よく見たら『ドンブラザーズ』のマスターだった!」というお話も聞きました。以前とは違ったキャラクターができて、僕自身もとても楽しいです。最後まで『星降る夜に』を見てほしいです。
――チャーリーという役と向き合うにあたって難しいと思ったことは
【駒木根】全部です。近代的なキャラクターを演じる機会が少なくて。TikTokもダウンロードしました。ネットの流行語大賞を調べたりもしました。それでも、わからないことが多かったですね。
――新たに発見したワードはありましたか?
【駒木根】「ぴえん」「はにゃ」とかですかね。チャーリーの「イェイイェイウォウウォウ」もよくわからないですし、わからないことだらけです(笑)。言葉の意味がないけど語感が気持ちいいから会話が成り立つんですよね。でも、別の視点で驚いたこともあります。『星降る夜に』は手話の会話もある。近代的な言葉を手話で、どう伝えるんだろうと思ったら、手話の世界も新しい言葉を取り入れてアップデートするそうです。漫画の『呪術廻戦』や『鬼滅の刃』なども手話である。そのうち「ぴえん」や「はにゃ」とかも手話になるかもしれないです。もしかしたら『星降る夜に』で僕がアクションをつけてやったら、それが手話になるかもしれないですよね。そういったところも面白いなと思います。
――話は変わりますが『天装戦隊ゴセイジャー』でゴセイレッド/アラタを演じていたスーパー戦隊の先輩である千葉雄大さんと共演しています。先ほど、お話に出た竹内康博さんがゴセイレッドのスーツアクターでもありましたが。
【駒木根】やっぱり最初にした会話は、そこからでした。「竹内さんと一緒で」という話をしたら「えっ! 元気にしてるの?」と。岩船山の話だったり、戦隊あるあるを話しています。高崎の現場によく行ったという話に「高崎、少なかったんだよね」みたいな(笑)。スーパー戦隊はスタッフさんも昔からやっている方が多いので、スタッフさんの名前を出して「懐かしい!」といった話もしました。
――心強い先輩ですね!
【駒木根】千葉さんだけでなく、キャスト皆さんが優しいんです。一流の方ばかりですし。温かい空気に包まれているような。ミスしても怒られないですし、「好きなようにやっていいよ」のスタンス。芝居でバーンとやってもしっかりと返してくれる。やりやすさしか感じないです。
――脚本は名手・大石静さんです。
【駒木根】すごく丁寧です。初めて見る感じの脚本というか。大事な部分は仕草や気持ちが書いてあったりと、丁寧さを感じます。自分のイメージを大切にされているんだなと思います。
――同じ巨匠である井上敏樹さんとは…。
【駒木根】大きく違いますね(笑)。どちらの脚本も面白いので自分で表現するのが楽しいです。
――これから先の俳優としてのイメージは。
【駒木根】1個、1個、積み上げていって、という感じです。将来、どういう風になりたいとかは僕自身ではなくて。本当に行けるところまで行きたい、という思いです。熱い気持ちはありますけど、人生をいかに楽しめるかが、自分の中の目標なので。こういうお仕事は誰もができるお仕事ではないので、一瞬一瞬を大切にしながら丁寧にやっていきたいです。でも、ここ近年では、いろんな役に触れたいな、と思うようになりました。『ゼンカイジャー』『ドンブラザーズ』が終わって、スーパー戦隊から旅立たないといけない。この1年でどこまで高みに登れるかが、1番近い目標です。
――やってみたい役柄は
【駒木根】悪役です。極道モノとか。
――憧れの悪役は?
【駒木根】『孤狼の血 LEVEL2』の鈴木亮平さんが忘れられないんです。最高でした。えげつなかったです。会ったら震えます。
――最後に『ドンブラザーズ』、『星降る夜に』の見どころを教えてください。
【駒木根】『ドンブラザーズ』も残るは最終話。最終話も『ドンブラザーズ』の世界観を壊さずに井上節がさく裂した終わり方になっています。いい意味で『ドンブラザーズ』らしい終わり方だと思います。皆さんがポカ〜ンとするかもしれませんが、そういうところも楽しんでほしいなと思います。そこからファイナルライブツアーもありますので、そういったところでも楽しんでほしいです。生でキャストに会えるというのは、子どもたちにとって大きな財産にもなると思うので、最後まで応援してほしいなと思います。『星降る夜に』は、まだ中盤で、それぞれのキャラクターの過去だったり、深いところまで知れると思います。そこから最終話に向けて、どういった物語になるのかを楽しんでいただきたいと思います。
2023/02/21