2022年12月29日より放送延期となっていたテレビアニメ『異世界おじさん』の最新話（最終回の第13話）が、3月8日にAT-X、3月9日にBS11、TOKYO MXで放送されることが発表された。これまで3度最新話の放送を延期していた作品で、第13話は2022年12月29日に放送を予定していたが、中国で感染が急拡大した新型コロナウイルスの影響により、現地企業に発注していた映像制作に遅延が生じたことで、本編クオリティ維持のため放送・配信を延期していた。

【写真】その他の写真を見る

　今回、第13話の放送・配信について製作委員会は「異世界おじさん製作委員会としましては、本作に関わるスタッフの皆様の健康と安全を第一として、制作を行ってまいりました」と経緯を説明し、「放送を楽しみにお待ちいただいている視聴者の皆様、及び関係者の皆様へ多大なご迷惑とご心配をお掛けしまして、誠に申し訳ございませんでした」とこれまでの放送延期について謝罪。

　続けて「皆様のもとへ最後まで作品をお届けできることを、スタッフ一同、大変嬉しく思っております」とし、「放送・配信開始まで、今しばらくお待ちいただけますよう、謹んでお願い申し上げます」と伝えた。

　なお、配信については「2023年3月9日（木）25：30以降順次配信開始予定」とし、「第13話の本編制作につきましては作業終了しておりますが、各局・各配信プラットフォームの編成の都合により、放送・配信日時が変更となる場合がございます。予めご了承ください」と呼びかけた。

　同作は、17年間の昏睡状態から目覚めた叔父と、甥のたかふみのコメディー作品。異世界「グランバハマル」で17年間を過ごしてきたという叔父＝“おじさん”の壮絶な異世界生活が明かされるストーリーとなっている。

　テレビアニメが2022年7月より第1話が放送されたが、制作を担当するAtelier Pontdarcほか、関係各所におけるコロナウイルス感染者急増を受け、第5話以降の放送スケジュールを変更し、8月から第1話を再放送。その後、2週間の放送休止を経て放送を再開させたが、同様の理由で9月7日より8話以降の放送を休止し、第3話から再放送。

　そして関係各所と調整を行い、10月6日より第1話から再放送し、第8話以降は11月24日より放送されたが、12月29日に放送予定だった第13話は、中国で新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、現地企業に発注していた映像制作に遅延が生じたため、年内での見通しを立てることができない状況となり、本編クオリティ維持のため放送延期となっていた。

　その際、製作委員会は「再三の放送延期となり、放送を楽しみにしていただいている視聴者の皆様、及び関係者の皆様へ多大なご迷惑とご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません」と謝罪した。

■第13話「みんなのおかげだ、ありがとう」あらすじ
おじさんのせいで神聖魔力をまとい、強大な姿で復活してしまった魔炎竜。おじさん、エルフ、メイベル、アリシアたちの前に立ちはだかる。恐るべき攻撃力と回復力、さらに接近すると操られるという絶望的な状況に一同呆然。さらに魔炎竜に対して圧倒的な力を持つはずの『凍神剣』もメイベルの戦意喪失により使えない。為す術なしかと思われたその時、エルフが皆の前に進み出てある作戦を告げる。

■第13話の放送情報
・AT-X 2023年3月8日(水)22:30〜23:00
【リピート放送】
2023年3月10日（金）10：30〜11：00
2023年3月14日（火）16：30〜17：00
【第1話〜第13話一挙放送】
2023年3月18日（土）9：00〜15：30※無料放送
・BS112023年3月9日(木)25:00〜25:30
・TOKYO MX2023年3月9日(木)25:30〜26:00
・テレビ愛知2023年3月9日(木)27:05〜27:35
・KBS京都2023年3月9日(木)25:00〜25:30
・サンテレビ2023年3月9日(木)25:00〜25:30