人気グループ・Snow Man（岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介）が8日、都内で行われた新橋演舞場『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』（4月8日〜30日）製作発表記者会見に登壇した。

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　2006年に『滝沢演舞城』として誕生し、2019年にSnow Manに受け継がれた『滝沢歌舞伎 ZERO』が今年でついにファイナルを迎え、Snow Manが初演出を務める。深澤は「今回打ち出しているのが滝沢歌舞伎の“集大成”。みんなが知っている人気の演目だったりこれは久々にみたかもという演目も入っているのでそれは新しい挑戦」と予告した。

　岩本は「演出に関してはみんなで意見を出し合い、ブラッシュアップして形にしていくのですが、みんなワクワクしています」とし、気になる内容について「ネタバレになるかもしれないですが腹筋太鼓をやると思います。言っていいのかな？」と首をかしげれば、阿部は「一番ワイドショーで使われるのでは」とにっこり。

　さらに今回は「一幕制でお届けさせていただく形になっております。『鼠』はでてくるんですかね」と通常、二幕で演じていた時代劇『鼠小僧』についても言及。『鼠小僧』で名物キャラ“おまる”を演じてきた深澤は「どうなるんですかね。僕たちは1幕制のショースタイル。自分たちの体を使って熱量を届けようと決めたので。“おまる”さんが来るかはわからない…僕も来たらうれしいですけど」と含みをもたせた。

　休憩のない1幕制ということで体力的にも過酷な舞台となりそうだが岩本は「体力や精神力を削って観ている人に感動や笑顔を届けるのが『滝沢歌舞伎』の本来の姿。苦しさも隠さずに届けられるのは『滝沢歌舞伎ZERO』ならでは。追い込まれれば強い9人なので」と自信を見せていた。

　また今年は初の試みとして 『滝沢歌舞伎ZERO FINAL 映画館生中継!!』として、4月19日から30日の千秋楽まで15公演でライブビューイングも決定。詳細は、後日公式サイトで発表される。Snow Manのほか、ジャニーズJr.・SpeciaLの林蓮音、松尾龍、和田優希、中村浩大、少年忍者のヴァサイェガ渉、内村颯太、豊田陸人、長瀬結星も出演を予定している。

■メンバーコメント

▼岩本照
『滝沢歌舞伎』という作品は、僕がジャニーズ事務所に入所させていただいた年に始まった作品。今年、僕が30歳になる節目にこうして『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』として、自分たちが主演で幕を下ろせる、卒業式を行える形がありがたい。自分たちのグループ名がついたのも、初めての主演も『滝沢歌舞伎』。自分たちを語る上で欠かせない1ページの作品を、自分たちの手で終止符を打てることは本当にありがたいと思っています。

▼深澤辰哉
この『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』、僕たちは精いっぱいステージに立たせていただくので。僕たちの力だけでは盛り上げることは（できない）、みなさんの力をお借りしながら盛り上げていきたいと思いますのできょうは1日よろしくお願いします。

▼ラウール
Snow Manに入ったタイミングがこの『滝沢歌舞伎ZERO』がきっかけ。それがファイナルを迎えるということでより一層気持ちを引き締めたい。なんて言ったらいんだろう？（佐久間「がんばれ〜！」）。純粋にファイナルもありますが、9人で1ヶ月舞台をやる機会はこれから先もしかしたら、ないかもしれないので、1回1回大切に。見に来てくださ方を純粋に楽しませるんだという気持ちを忘れずに頑張りたい。

▼渡辺翔太
『滝沢歌舞伎』は今年でファイナルということで、最後になると思いますがSnow Manとしても成長している部分があるので新橋演舞場、『滝沢歌舞伎』を初めて見るお客様もいっぱいらっしゃると思うので、ファイナルに引っ張られすぎず、初めて来るお客さんにも親切な演目で誰も置いていかない舞台作りをみんなでしていけたら。あと、後ろのカメラ…ワイドショーのカメラですか？あの、タッキーみてる？タッキー、会見してます！今。すいません。勝手に名前だしちゃいましたけどそんな感じで頑張りたいと思います。

▼向井康二
僕にとって『滝沢歌舞伎』は上京するきっかけでもあり、Snow Manに加入するきっかけでもある、大切な舞台。出るたびに初心を思い出させてくれる大好きな舞台。ファイナルということで悲しんでしまう人もたくさんいると思うんですけど明るい気持ちで頑張りたいですし、しょっぴー（渡辺）も言っていたように、全員に楽しんでもらえるように、すべての人にすてきなエンターテイメントを届けられるように頑張りたい。あと後ろ、報道カメラですね…お母さんみてる!?

▼阿部亮平
岩本も申し上げた通り、Snow Manという名前が発表されたのは滝沢歌舞伎。その後もグループに3人が加入するきっかけともなったり。Snow Manの歴史を語る上では欠かせない公演。僕たちも大事に思っていますし、今年、ファイナルと名がついたからにはその使命をしっかり勤めさせていただきます。ジャニーズが誇る最高の和のエンターテイメントを僕たちでできることを本当に誇りに思います。

▼目黒蓮
『滝沢歌舞伎』ファイナルということでSnow Manにとっては切っても切り離すことのできない作品だと思いますし僕たちの青春が詰まった『滝沢歌舞伎』という時間。ファイナルということですが、観てくださる、みなさんの心の中には『滝沢歌舞伎』が生き続けるのかな。最後により多くの方が目に焼き付けてくれたらうれしいです。

▼宮舘涼太
今年の4月（上演）ということで、みなさん。桜って美しいですよね。桜はこの作品を通じて散るのではなく舞うという言葉をモットーにやってきました。ファイナルという言葉の意味は強いものと感じると思いますがSnow Manとして枝をもっともっと生やし満開に咲いていく途中なのかな。ジャニーズの和のエンターテイメント。和の美しさ。それをSnow Manともども全面に伝えていけたら。新橋演舞場を任せていただくので劇場を守るという意味でも僕らはステージに立ち、お客さんを笑顔に、すてきな気持ちにさせたいと思います。

▼佐久間大介
『滝沢歌舞伎』は本当に舞台に立つ心構えを学ばせてもらったた作品。今年できることが本当にうれしい。そのうれしい気持ちを一言でやらせていただきます。今年もSnow Manが！あ！カブカせていただきま〜す！（見得を切る）ワイドショー使ってください。