人気グループ・なにわ男子の西畑大吾が、6月16日公開の映画『忌怪島／きかいじま』でホラー映画初主演を飾ることが決定した。大ヒットを叩き出した『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』の「恐怖の村」シリーズを生み出した東映と清水崇監督が手がける作品で、西畑は非科学的なことを信じないクールな天才脳科学者・片岡友彦を演じる。

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　昨年4月・5月にかけて奄美大島を中心に撮影が行われた本作では、島という閉鎖空間を舞台に今話題のVRの世界を表現。「VR」研究チームに次々と降りかかる不可解な死と謎、解き放たれた「赤い女」の怨念、真っ赤に染まる島。現実と仮想という2つの空間で今までにない最強の恐怖が待ち受ける。西畑は、撮影地・奄美大島と東京の往復というハードスケジュールで臨み、片岡として、閉ざされた南の島で次々と降りかかる不可解な死と謎を解き明かそうと奔走する。

　西畑の主演解禁に際してのスペシャル映像も公開。西畑がVRゴーグルを付けVRを楽しむ様子から始まると突如、VR映像にノイズが走り不可解な映像が映し出され、何者かの手によってVRゴーグルがはずされ、現実の世界に引き戻される。

　どこからともなく現れた清水監督から、本作で西畑が演じる天才脳科学者“片岡友彦”の名で呼ばれ困惑する西畑。さらに、「アイドルは仮の姿だ」と告げられて驚がく。果たして映像に映る彼は、アイドル“西畑大吾”なのか、はたまた“片岡友彦”なのか。映画『忌怪島／きかいじま』で描かれる現実と仮想空間の狭間の恐怖の一端を垣間見ることができる映像に仕上がっている。

　西畑は映像内で「めちゃくちゃびっくりしました！僕自身が怖がりですし、ビビリですし…。めっちゃ怖がる役なんかなぁと思っていたら、僕の役が非科学的なことはまったく信じない役で。どうやったら彼に歩み寄れるのかなって考えながら撮影する日々でした」とコメント。

　映像のラストでは、清水監督から撮影の裏話として、別の仕事の都合で西畑が東京から奄美大島へ戻ってきた際、直前に演出の変更があり西畑の出演が“手”のみになってしまったことを挙げ「もちろん自分の役なので手だけでもやらせてください」と話した西畑のエピソードを語った上で、撮影を終えての感想では、「西畑くんは賢いですね、頭がいい。彼なら僕が描く片岡友彦という役をすぐにできるなとわかったのでやりやすかったです」と太鼓判を押している。

　解禁された場面写真には片岡が海に引きずり込まれる衝撃のカットをはじめ、訪れた島に違和感を覚える様子や、天才脳科学者らしく冷静な表情が収められ、メイキングスチールは監督、スタッフとともに真剣な表情で撮影に臨む西畑の姿を捉えた写真となっている。

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