俳優・竹内涼真が主演を務めるゾンビサバイバルシリーズ『君と世界が終わる日に』Season4が、動画配信サービス「Hulu」にて3月19日より独占配信される。これに先立ち、Season4から新たに登場するキャラクターを含め、キャストは総勢39人にのぼることが発表された。メインとなるのは、新キャストの玉城ティナ、溝端淳平、そして前田公輝。この3人からはコメントも届いている。

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　ゴーレムと呼ばれるゾンビに占拠された死と隣り合わせの“終末世界”を舞台に、主人公・間宮響（竹内）と仲間たちが生き残りをかけて闘うシリーズ。クライマックスに向けて、日本テレビ系で3月19日に「完全新作1時間スペシャル」を放送した後、Season4の配信、さらに映画へと続く。

　恋人・来美（中条あやみ）を失い子どものミライを何者かに奪われた響（竹内）は、Season4では響がある令嬢の率いるコミュニティに出会うことから、物語がスタートする。

　満身創痍でミライを探し続け、ついに倒れてしまった響を救ったのは、玉城演じる令嬢・新山明日葉（にいやま・あすは）が率いるコミュニティ。彼女は新山財団会長の娘で、信頼できる仲間とともにこの世界を生き抜いてきた。「汝の隣人（となりびと）を愛せよ」という言葉を信条にしており、こんな状況下でも人の善意を信じ、助け合うことを大切にしている女性だ。

　玉城は、「最初はプレッシャーもありましたが、撮影が始まった今そんな事は吹き飛んでしまうくらい、毎日劇中では生きるか死ぬか本気でギリギリの戦いをしています」と述べ、「一歩カメラ前から外れると、竹内涼真さんはじめキャストの皆と小さな事で笑い合えていて、温度差の凄すぎる日々です」と撮影の様子を語っている。

　そんな玉城演じる明日葉を支えるのは、溝端演じる新山財団幹部の加州宗一（かしゅう・そういち）。「明日葉を守る」という会長とのかつての約束を守り、時に無茶をする彼女をいつも気にかけている存在。明日葉の命令には必ず従う一方で、彼女を傷つけようとする者を敵とみなし容赦なく倒す冷静沈着な一面を持ち合わせており、部外者である響に対しても警戒し、目を光らせている。その様子からは、明日葉に対する尊敬以上のものを感じているようにも見えて…。

　「きみセカ」シリーズについて、溝端は「『きみセカ』は、にじみ出る人間の業や希望、愛を描く群像劇として、とても面白い作品だと思っていたので、今回、重要な役回りを担うことができて、大変うれしく思います」と述べ、自身が演じる加州については、「いい意味で、非常にハードルの高い役ですが、これまでのファンの方にも、初めて観る方にも楽しんでいただける手ごたえを感じながら撮影しています」と語っている。

　コミュニティを守る明日葉と加州。果たして2人は、単なる主従関係なのか？　そして響との関係は!?　命懸けのサバイバルの中で繰り広げられる、新たなカップル誕生の予感も。もどかしい明日葉と加州の関係性にも注目だ。

　そんな明日葉たちが拠点としているのは、閉鎖された刑務所。そこにはゴーレムウィルスが蔓延する前から捕まっていた囚人たちが、そのまま収容されている。明日葉たちは仲間だけではなく、囚人たちにも等しく水や食料を与えていたが、響がコミュニティにたどり着くや否や、“大きな事件”が起こってしまう。

　前田演じる下村海斗（しもむら・かいと）は、そんな囚人の一人。冷淡で狡猾な元詐欺師で、実は同じく元詐欺師の伊織（桜井日奈子）とも関係があるようで――!?

　前田は、「以前から『きみセカ』を観ていたので、出演が決まってうれしかったです」と喜びを語り、「アドリブも入れながら、現場で海斗の人物像がどんどん膨らんでいるのを感じています」とコメント。充実した撮影の様子がうかがえる。

　ほかにも、新山財団グループに属する元格闘家の日浦健太（ひうら・けんた）役に徳重聡、明日葉を慕う元OLの野坂ゆら（のさか・ゆら）役に佐野ひなこ、元会計士で偵察隊の一員の折田幹夫（おりた・みきお）役に橋本じゅん、海斗の兄で元殺人犯の囚人・下村陸斗（しもむら・りくと）役に姜暢雄。

　さらに、弓削智久、遠藤雄弥、鈴木たまよ、岩戸秀年、大西利空、柾木玲弥、野村祐希らが参戦し、竹内、飯豊まりえ、桜井、さらに囚人役・新山財団グループのメンバー役を含めた総勢39人のレギュラーキャストが出演し、激しいサバイバルを繰り広げていく。

　数々の死闘が繰り広げられてきた「きみセカ」シリーズだが、今回描かれるのはこれまでの域を超えた、まさに血で血を洗うともいえる無慈悲で凄惨な人間同士のバトルロイヤル。助け合ってきたはずが、ある出来事をきっかけに、互いに奪い、騙し、殺し合うようになる仲間たち――。人はどこまでも争い続けるものなのか？　闘いこそが人間の本質なのか？　響、そして明日葉は、自らの信念を問われていくことになる。

■玉城ティナ（新山明日葉役）コメント

　Season4にて、新山明日葉役を演じます、玉城ティナです。こんなに長く続いている「きみセカ」チームに重要な役で加えていただいて、最初はプレッシャーもありましたが、撮影が始まった今そんな事は吹き飛んでしまうくらい、毎日劇中では生きるか死ぬか本気でギリギリの戦いをしています。

　それでも一歩カメラ前から外れると、竹内涼真さんはじめキャストの皆と小さな事で笑い合えていて、温度差の凄すぎる日々です。

　初日から受け入れていただいてとても感謝しています！　まだまだ撮影は続きますが、明日葉の輝きを絶やさないよう、頑張ります。よろしくお願いします。

■溝端淳平（加州宗一役）コメント

　「きみセカ」は、にじみ出る人間の業や希望、愛を描く群像劇として、とても面白い作品だと思っていたので、今回重要な役回りを担うことができて大変嬉しく思います。座長の竹内さんは、バイタリティーにあふれていて、エネルギーがどんどん周りに伝染していく、漫画の主人公のような人だなと感じました。一方で僕が演じる加州はいい意味で、非常にハードルの高い役ですが、これまでのファンの方にも、初めて観る方にも楽しんでいただける手ごたえを感じながら撮影しています。僕が今まで演じてきた役柄とは違うキャラクターなので、ぜひご覧ください。

■前田公輝（下村海斗役）コメント

　以前から「きみセカ」を観ていたので、今回出演が決まってうれしかったです！
撮影現場では、ずっと一緒に撮影しているような空気感を作ってくれて、竹内さんの提案でキャストを集めた全体の本読みをしていただいたことも、ありがたかったです。台本を読むと海斗のキャラクターがとても良いので、魅力が半減したと思われないよう監督やプロデューサーと相談しながら撮影をしていて、アドリブも入れながら現場で海斗の人物像がどんどん膨らんでいるのを感じています。今までいなかった、チームのブレインのような新しいキャラクターにぜひ注目してほしいです。

■Season4キャスト
竹内涼真：間宮響（まみや ひびき）役…恋人・来美との子供・ミライを探して旅を続ける主人公

玉城ティナ：新山明日葉（にいやま あすは）役…新山財団グループを率いる高潔な財団令嬢
飯豊まりえ：柊木佳奈恵（ひいらぎ かなえ）役…元「放浪グループ」の女子大生
前田公輝：下村海斗（しもむら かいと）役…冷淡で狡猾な元詐欺師

佐野ひなこ：野坂ゆら（のさか ゆら）役…新山財団グループに属する元ＯＬ
弓削智久：内海純（うつみ じゅん）役…新山財団グループに属する元医師
遠藤雄弥：泉浩紀（いずみ ひろき）役…新山財団グループに属する元セールスマン
鈴木たまよ：柳川桃子（やながわ ももこ）役…新山財団グループに属する元看護師
岩戸秀年：畠山正明（はたけやま まさあき）役…新山財団グループに属する生存者
大西利空：新山大地（にいやま だいち）役　…明日葉の弟

姜暢雄：下村陸斗（しもむら りくと）役…海斗の兄で元殺人犯の囚人
柾木玲弥：仁志ワタル（にし わたる）役…元空き巣の囚人
野村祐希：大熊秀彦（おおくま ひでひこ）役…元強盗犯の囚人

橋本じゅん：折田幹夫（おりた みきお）役…新山財団グループに属する元会計士で偵察隊の一員
桜井日奈子：宮木伊織（みやぎ いおり）役…高い戦闘能力を持つ元詐欺師
徳重聡：日浦健太（ひうら けんた）役…新山財団グループに属する元格闘家

溝端淳平：加州宗一（かしゅう そういち）役…財団幹部で明日葉を守る冷静沈着な従者