“マラソン×お笑い”の異色の賞レース『見取り図のマラソンあるあるー1グランプリ〜大阪国際女子マラソンが楽しくなるTV〜』が、カンテレできょう28日午後4時30分から放送される（関西ローカル）。『第42回 大阪国際女子マラソン』前日を盛り上げる番組で、昨年の第1回大会では、ロングコートダディが年末の『M-1グランプリ』決勝で披露した“マラソン漫才”の原型を誕生させた。今年はどんなネタが生まれるのか。

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　今年もMCは、見取り図・盛山晋太郎。審査員は、レイザーラモン・RG、福士加代子氏、見取り図・リリーが務める。アシスタントは舘山聖奈アナ。

　西川ヘレンにふんした審査委員長・RGのオープニングアクトから番組はスタート。続けて、紅しょうが、ダブルアート、ニッポンの社長、天才ピアニストと賞レース常連の実力派芸人たちが集結し、渾身の“マラソンネタ”を披露する。さらに、RGと福士の特別コラボネタも飛び出す。

　収録を終え、盛山は「マラソンとお笑いの良いところが出ていました！ただ、番組を途中から見た人はただのネタ番組だと思うんじゃないかと（笑）。普段はなかなか見られない“マラソン”がテーマのネタで、お笑いとしてもとても面白い番組でした」と満足げ。さらに「芸人の人生がかかっていない賞レースです（笑）。賞を取ったら人生が変わるかもしれませんが、取らなくても何も変わらない、そして誰も傷つかない（笑）。出場者は、賞レース史上初、ノープレッシャーでネタをしていると思うので、ただ芸人たちが楽しんでいる姿を見てほしいと思います（笑）」と呼びかけた。

　リリーが「マラソンが好きな人はお笑いに、お笑いが好きな人はマラソンに興味を持ってもらえる面白い番組です。お互いにとってWin-Winの関係になれればいいなと思います。テーマは“マラソン”ですが、ネタの内容は他の賞レースでもいけるんじゃないかと思うくらいハイレベルで。来年からは、賞レースが終わったあとに、打ち上げの生配信もした方がいいんじゃないかな…」と言うと、盛山から「それ『M-1グランプリ』やないか（笑）！」とツッコミ。

　マラソン界のレジェンド・福士も「“こういうワードがあるんだ！”と思いましたし、個人的には“このネタもらった！”と思いながら見ていました（笑）。笑いもマラソンも両方見て、相乗効果が生まれればいいなと思っています」と爆笑するネタの連発で、「選手目線からみても面白いと思います！」と絶賛。RGはヘレンになりきりながらも「ロングコートダディのように、この大会で見たネタを年末の賞レースでも披露してくれたら鳥肌が立ちます！今年もそれを楽しみにしています！」と期待を寄せた。

　2024年パリ五輪の代表選考会（MGC）出場権がかかる大阪国際女子マラソンは、29日正午より『奥村組スポーツスペシャル 第42回大阪国際女子マラソン』として、カンテレ・フジテレビ系で生中継。